10月23日の官船たち
(『築地大橋の怪物』のつづき)

●おなじみの"官船"たちのスナップほか、いくつかまとめます。天気がよいと、何を撮っても楽しいですね。
臨港消防署を少し引き気味に眺めて。降り注ぐ秋の陽射しに船橋構造物を輝かせて、「みやこどり」と「おおえど」が桟橋に憩うていました。背後のマンション群、足場がかかっていますがまだ選手村からの改装が竣工していないのでしょうか。

●同じ「みやこどり」でも、こちらは湾岸署の警備艇。豊洲運河水上派出所の前にもやう、これもおなじみの光景です。
並みいる派出署の中でも、ここは陸上の交番に最も近い雰囲気を持つ建物。スマートな警備艇と、今や古風といってよい"交番"のミスマッチ感、何度目にしても味わいがあります。
●艇を進めると、魚が水面からピョンピョンと跳ねる東雲北運河をゆるゆる歩かせて、墨田川造船へ。先月進水した巡視艇、「しゃちかぜ」の艤装はどうでしょうか。
暁橋越しに眺めた艤装桟橋‥‥黒く塗り上げられたポンツン「すみだ7」にもやった「しゃちかぜ」、船尾から見るとまだ喫水が浅くて、水線下の船底塗色が目立ちますね。

●「しゃちかぜ」、先月25日とくらべると、甲板室の下塗りがほぼ完了したようで、一面グレーになっていました。
建屋のシャッターが開いており、建造中の艇をチラ見‥‥。船体の塗装が済んだ進水間近の艇、トランサムの船名は「きくかぜ」と読めました。右手にももう一隻、建造中の未塗装船体が見えますね。
【撮影地点のMapion地図】
(令和4年10月23日撮影)
(『綾瀬新橋に行こうとしたら…1』につづく)

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●おなじみの"官船"たちのスナップほか、いくつかまとめます。天気がよいと、何を撮っても楽しいですね。
臨港消防署を少し引き気味に眺めて。降り注ぐ秋の陽射しに船橋構造物を輝かせて、「みやこどり」と「おおえど」が桟橋に憩うていました。背後のマンション群、足場がかかっていますがまだ選手村からの改装が竣工していないのでしょうか。

●同じ「みやこどり」でも、こちらは湾岸署の警備艇。豊洲運河水上派出所の前にもやう、これもおなじみの光景です。
並みいる派出署の中でも、ここは陸上の交番に最も近い雰囲気を持つ建物。スマートな警備艇と、今や古風といってよい"交番"のミスマッチ感、何度目にしても味わいがあります。

暁橋越しに眺めた艤装桟橋‥‥黒く塗り上げられたポンツン「すみだ7」にもやった「しゃちかぜ」、船尾から見るとまだ喫水が浅くて、水線下の船底塗色が目立ちますね。


建屋のシャッターが開いており、建造中の艇をチラ見‥‥。船体の塗装が済んだ進水間近の艇、トランサムの船名は「きくかぜ」と読めました。右手にももう一隻、建造中の未塗装船体が見えますね。
【撮影地点のMapion地図】
(令和4年10月23日撮影)
(『綾瀬新橋に行こうとしたら…1』につづく)

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9月11日の水路風景…1
(『月島埠頭にて…2』のつづき)

●道々目にしたものを落穂ひろい的にいくつか。まずは不定期観察、新月島川は森田内燃機さんの前にある、クレーン車を積んだ赤錆バージののぞき込み記録を。干潮時のころあいもよろしく、大きく傾いでいます。
おっ、傾斜度もあってよく見えるかも‥‥と思ってスナップしたら、昨年6月とあんまり変わりなかったような。でも後端にある「UNIC」のかすれたロゴは確認できたので、よしとしましょう。
●ここでちょっとした航路情報を一つ。新月島川から見た朝潮運河の丁字流近く、左手は工事中で台船が張り出し、右寄りを進まなければなりません。
逆光で見えづらいですが、右手護岸沿いに洲が露出し、先に小さな赤い旗を掲げた棹が2本、澪標として立てられているのがわかるでしょうか。

●通り過ぎてから振り返った方が、光の具合もあってよく見えるだろうと一枚。洲というより、石やコンクリ塊を多く含んだガレ場といってよいもの。台船ギリギリまで寄せて、このくらいの近さに迫った感じでしたから、潮位が高く、水面下になるときはゆめご油断めされぬよう。

●7月23日に触れた、朝潮運河に架橋中の新しい人道橋ですが、う~ん、前回とあまり変わっていませんね。いや、橋脚の前後に、まるで門松みたいな形の防護工ができていました。
なんでもトラス橋になるとのことですから、どんなスタイルになるのか今から楽しみ。他の橋でも見られたように、どこかで組み立てた半完成品を台船で運んできて、ヤッと一気に架橋してしまうのかしら。
●こちらは長らく工事の続いている、亀島川水門。塞いだ左径間の堰柱に足場が掛かっていますが、これ、堰柱を撤去して、左径間は完全に閉塞するんですかねえ‥‥。
東雲水門、新小名木川水門と、閉塞され径間を減らされた水門を見てきましたが、次はいよいよ‥‥。2径間を半分にするとなると、4~3径間あった前の2例より、ずいぶん思い切ったことをするなあという感じがします。
【撮影地点のMapion地図】
(令和4年9月11日撮影)
(『9月11日の水路風景…2』につづく)

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●道々目にしたものを落穂ひろい的にいくつか。まずは不定期観察、新月島川は森田内燃機さんの前にある、クレーン車を積んだ赤錆バージののぞき込み記録を。干潮時のころあいもよろしく、大きく傾いでいます。
おっ、傾斜度もあってよく見えるかも‥‥と思ってスナップしたら、昨年6月とあんまり変わりなかったような。でも後端にある「UNIC」のかすれたロゴは確認できたので、よしとしましょう。

逆光で見えづらいですが、右手護岸沿いに洲が露出し、先に小さな赤い旗を掲げた棹が2本、澪標として立てられているのがわかるでしょうか。

●通り過ぎてから振り返った方が、光の具合もあってよく見えるだろうと一枚。洲というより、石やコンクリ塊を多く含んだガレ場といってよいもの。台船ギリギリまで寄せて、このくらいの近さに迫った感じでしたから、潮位が高く、水面下になるときはゆめご油断めされぬよう。

●7月23日に触れた、朝潮運河に架橋中の新しい人道橋ですが、う~ん、前回とあまり変わっていませんね。いや、橋脚の前後に、まるで門松みたいな形の防護工ができていました。
なんでもトラス橋になるとのことですから、どんなスタイルになるのか今から楽しみ。他の橋でも見られたように、どこかで組み立てた半完成品を台船で運んできて、ヤッと一気に架橋してしまうのかしら。

東雲水門、新小名木川水門と、閉塞され径間を減らされた水門を見てきましたが、次はいよいよ‥‥。2径間を半分にするとなると、4~3径間あった前の2例より、ずいぶん思い切ったことをするなあという感じがします。
【撮影地点のMapion地図】
(令和4年9月11日撮影)
(『9月11日の水路風景…2』につづく)

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3月6日の水路風景…7
(『3月6日の水路風景…6』のつづき)

●芝浦運河北端を出て古川河口を右折、竹芝運河から港内に出ました。穏やかな水面には、ユリカモメほかトリさんの大群がぷかぷかと浮かび、日向ぼっこ中。
何分運河の出口とて、避けようがありません。「ごめんね~」とお詫びしながら、最微速で直進。いうまでもなくピーピー、ギャアギャアと鳴き声からしておかんむり。団欒の邪魔をしてごめんなさい。

●右手を見ると、日の出埠頭の水上バス乗り場に、まあみっちり。日和もいいせいでしょう、トリさんたちも気持ちがよさそう。ここに集中しているということは、餌になるお魚が豊富な水域なのでしょうか。古川、隅田川と川の落し口が重なっているからかな。
●月島川に入って注目したのがこれ。前回来たときは、この屋形船の屋根にユリカモメがみっちり留まっていたのですが、今回見たらこの、水鳥よけのフクロウの置物が据えられていて、効果てきめん、ユリカモメは一掃されていました。
マリーナでも水鳥のフン害に悩まされる方は多く、桟橋にこの置物を置いているのは目にしていましたが、こちらは首が可動式のようですね。
●朝潮運河に出てみると、晴月橋と朝潮橋は、足場をかぶせられて補修工事中。通航艇に向けたメッセージの蒐集者(?)としては、横断幕を記録するよい機会でもあります。
以前、旗屋さんに勤めていた友人がいて、こういった横断幕も、今は巨大なプリンターですぐにできると聞きました。この長さをプリントアウトするのに、どのくらいかかるのかなあ‥‥。

●朝潮橋の横断幕で、思わずニヤリとしたのがこれ、「航路部」!
「まるで学校の部活みたいだな!」と、つぶやきながらスナップ。入部資格が厳格で、開発保全航路(浦賀水道航路や、中ノ瀬航路など)をすべて通航した経験者じゃないと、入部は許されない高尚な部活動‥‥とか。イヤ、妄想がはかどりますね!
【撮影地点のMapion地図】
(令和4年3月6日撮影)
(『3月6日の水路風景…8』につづく)

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●芝浦運河北端を出て古川河口を右折、竹芝運河から港内に出ました。穏やかな水面には、ユリカモメほかトリさんの大群がぷかぷかと浮かび、日向ぼっこ中。
何分運河の出口とて、避けようがありません。「ごめんね~」とお詫びしながら、最微速で直進。いうまでもなくピーピー、ギャアギャアと鳴き声からしておかんむり。団欒の邪魔をしてごめんなさい。

●右手を見ると、日の出埠頭の水上バス乗り場に、まあみっちり。日和もいいせいでしょう、トリさんたちも気持ちがよさそう。ここに集中しているということは、餌になるお魚が豊富な水域なのでしょうか。古川、隅田川と川の落し口が重なっているからかな。

マリーナでも水鳥のフン害に悩まされる方は多く、桟橋にこの置物を置いているのは目にしていましたが、こちらは首が可動式のようですね。

以前、旗屋さんに勤めていた友人がいて、こういった横断幕も、今は巨大なプリンターですぐにできると聞きました。この長さをプリントアウトするのに、どのくらいかかるのかなあ‥‥。

●朝潮橋の横断幕で、思わずニヤリとしたのがこれ、「航路部」!
「まるで学校の部活みたいだな!」と、つぶやきながらスナップ。入部資格が厳格で、開発保全航路(浦賀水道航路や、中ノ瀬航路など)をすべて通航した経験者じゃないと、入部は許されない高尚な部活動‥‥とか。イヤ、妄想がはかどりますね!
【撮影地点のMapion地図】
(令和4年3月6日撮影)
(『3月6日の水路風景…8』につづく)

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