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7月23日のお散歩で

284031.jpg7月23日土曜日は、早起きできたので午前中だけの軽いお散歩に出てきました。船底塗装直後とあって、なるべく動かして健全な状態を保ちたい気持ちがあり、短時間でも出航しておこうと思ったのです。

舫を解いて微速で進んでいると、さっそく鷺さんと遭遇。夏は鷺の季節といってもいいほど、飄々とした姿が川や運河の各所に見られるようになって久しいですが、それだけ餌となる魚が豊かになったことを実感させることではあります。
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3月6日の水路風景…7

(『3月6日の水路風景…6』のつづき)

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芝浦運河北端を出て古川河口を右折、竹芝運河から港内に出ました。穏やかな水面には、ユリカモメほかトリさんの大群がぷかぷかと浮かび、日向ぼっこ中。

何分運河の出口とて、避けようがありません。「ごめんね~」とお詫びしながら、最微速で直進。いうまでもなくピーピー、ギャアギャアと鳴き声からしておかんむり。団欒の邪魔をしてごめんなさい。

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右手を見ると、日の出埠頭の水上バス乗り場に、まあみっちり。日和もいいせいでしょう、トリさんたちも気持ちがよさそう。ここに集中しているということは、餌になるお魚が豊富な水域なのでしょうか。古川、隅田川と川の落し口が重なっているからかな。

277033.jpg月島川に入って注目したのがこれ。前回来たときは、この屋形船の屋根にユリカモメがみっちり留まっていたのですが、今回見たらこの、水鳥よけのフクロウの置物が据えられていて、効果てきめん、ユリカモメは一掃されていました。

マリーナでも水鳥のフン害に悩まされる方は多く、桟橋にこの置物を置いているのは目にしていましたが、こちらは首が可動式のようですね。

277034.jpg朝潮運河に出てみると、晴月橋と朝潮橋は、足場をかぶせられて補修工事中。通航艇に向けたメッセージの蒐集者(?)としては、横断幕を記録するよい機会でもあります。

以前、旗屋さんに勤めていた友人がいて、こういった横断幕も、今は巨大なプリンターですぐにできると聞きました。この長さをプリントアウトするのに、どのくらいかかるのかなあ‥‥。

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朝潮橋の横断幕で、思わずニヤリとしたのがこれ、「航路部」!

「まるで学校の部活みたいだな!」と、つぶやきながらスナップ。入部資格が厳格で、開発保全航路(浦賀水道航路や、中ノ瀬航路など)をすべて通航した経験者じゃないと、入部は許されない高尚な部活動‥‥とか。イヤ、妄想がはかどりますね!
撮影地点のMapion地図

(令和4年3月6日撮影)

(『3月6日の水路風景…8』につづく)

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タグ : 竹芝運河月島川朝潮運河水辺の鳥たち

早起き近場散歩…8

(『早起き近場散歩…7』のつづき)

274036.jpg新月島川から朝潮運河へ出て左折、いま1本の月島川へ入り、朝の船溜風景を眺めてゆくことに。

写真右奥に見えますが、桟橋にもやう「エスエスSerenade」上で、ご存じZen船長が出港準備中でした。ご挨拶すると、お忙しい中手を休めてくださり、しばし歓談。ありがとうございました!


274037.jpg残念なことにうまく撮れませんでしたが、月島川北部に見られる階段状護岸には、鴨さんたちが翼を休めていました。

オナガガモの姿が見られ、いよいよ冬鳥たちの季節が到来したことを実感。この日見て回った範囲ではまだぽつり、ぽつりと少数でしたが、来月になればぐっと数を増すことでしょう。


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月島川水門と正対して一枚。まあ、どこを切り取っても光に満ちあふれた感じで、水門ときたら扉体や筋交いが陽光をギラギラと反射してまぶしく、正視がつらいほどでした。

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水門の直下から、北側、隅田川畔のテラスに架けられた人道橋「月島川水門テラス連絡橋」(こちら参照)を仰いで。

この視点で切り取ると、長らく橋がなかった場所だけに、すごく新鮮な眺め。勝鬨橋を間近に望めるここへ、橋が架かっているだけで何か新しい時代が来たというか、そんな感覚になってしまうあたり。トシなんでしょうなあ‥‥。

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豊洲運河南下、長らく足場がかかっていた朝凪橋が片付いていたので、くぐりざまふと桁を見上げると‥‥こ、これ‥‥あしゅら男爵か!

桁の中央から、きっちり右側だけ塗りなおされていて、その律義ともいえるマスキングの妙に驚きつつも、笑いが込み上げてきたものでした。
撮影地点のMapion地図

(令和3年11月14日撮影)

(『早起き近場散歩…9』につづく)

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曇り空のフネブネめぐり…7

(『有明南運河は健在なり』のつづき)

255036.jpg少し西へ移動し、「レース・フォー・ウォーター」が橋脚の間に見えたあたりで、ふたたびくぐって戻ることにしました。

西へいくほど桁下高が低くなっているので、潮位の高い日など、すり抜けも楽しめそう‥‥などと、よこしまな気持ちも当然湧き上がってくるわけであります。


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隅田川から月島川へ入りました。月島川水門の前に新しく架かった橋、桁下はもちろん扉体より高い位置にあるのですが、水門をくぐってから振り返ると、航路を扼するようにぐっと低く見えて、しかも思ったよりかさのある印象。

こうして何か構造物が追加されるたび、意外なところに新しい景観が生まれて、角度によってはあっ、と気づかされる面白さがありますよね。

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月島川は船溜の水路でもあり、通るたびに業務船の船影が楽しめます。まず目についたのは曳船「一号千羽丸」。ブルーの船体色はまだ鮮やか、タイヤのフェンダーも黒々ときれいで、新調されて間がないようですね。直線で構成された甲板室の造作もモダンで、古典的な曳船スタイルとはまた違った魅力にあふれています。

255039.jpgそして月島川といえば、月島橋北詰にある船宿さんの、旧海軍内火艇のなれの果てらしき桟橋。今回も屋形がもやっており、ほんの一部、トランサムをかいま見ただけでしたが。

平成26年12月の写真とくらべてみると、だいぶ褪色が進み、水線付近も汚れてきたようです。外野としては、少しでも長く生きながらえてくれることを祈るばかりです‥‥。

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朝潮運河に出て左折、朝潮橋近くの曳船溜も、美しく整備されたさまざまな曳船たちが整然ともやう、楽しいところです。

今回注目したのは、「第十六東庄丸」。何度も出会っていると思うのですが、船尾方向から見てようやく気づきビックリ、カタマランだったんですね! 二つの船体も幅があり、いかにもどっしりと重心の低い、頼もしさあふれる後姿。押船として活躍しているところを見てみたいものです。

(令和2年9月21日撮影)

(『曇り空のフネブネめぐり…8』につづく)

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タグ : 有明南運河月島川朝潮運河月島川水門曳船

3月15日のフネブネ…1

(『3月15日の臨港消防署』のつづき)

247051.jpg3月15日の道々で目にしたフネブネのスナップをば。朝潮運河の曳船溜からまいりましょう。

ここは曳船というより、押船仕様のゴツイ船首を持った船が多いのですが、割とノーマルな豆曳船もおります。その中の一隻「三十八東庄丸」。この船社の船は、黒の舷側色と赤い船底色で揃えているのが渋いですね。しかし、エンジンケーシングの左舷側面に、ニョッキリ排気管が突き出ているのは、どうも‥‥。乗っている人もツラそうです。

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同じ船溜で、対照的に軽快そうな塗装の「UTSUMI60」。この押船、「8月11日のフネブネ」で、豊洲運河で走っていたのに行逢したことがあります。スイング式の可動式操舵室をいっぱいに上げてバージを押しているところ、見てみたいものですね。

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朝潮運河から月島川に入ってすぐ、中川船舶の「七号千羽丸」とその向こう、舷を接してもやう「十七号千羽丸」。古典味あふれる外観ながら、ブルーの塗装が小粋ですね。

船首のタイヤフェンダーがまさに鈴なりで、よく見ると三重になっているところもありました。曳くだけでなく、台船の舷側を押したりする役割が多いことを思わせます。

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247055.jpg朝潮運河の南口を定繋地とするこれも顔なじみ、海洋大の練習船「汐路丸」(425総t)。

平甲板に、主な上部構造物は船橋周りだけ。こじんまりとまとまったバランスの良い外観と、美しく塗り上げられた舷側が落ち着いた魅力を醸し出していて、通るたびに惹かれる存在です。


(令和2年3月15日撮影)

(『3月15日のフネブネ…2』につづく)

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タグ : 朝潮運河月島川曳船