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8月22日の水路風景…1

270001.jpg8月22日は、オリンピックのそれに代わり台場に浮かぶパラリンピックシンボルと、またもブルーインパルスの展示飛行があるとのことで、前回より1か月ぶりに艇を出してきました。今回は時系列順に紹介させていただきましょう。

曙運河を南下していると、水門の向こうに黄色い清掃船が。辰巳埠頭に出たあたりで追いつきそうですね。


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運河を出たところで、もはやルーティンになった墨田川造船辰巳の観察日記。入渠船はなかったものの、この日は大きな変化がありました。浮きドックの向こう、2階建ての詰所がついたポンツン桟橋が姿を消していたのです。

これでは当分、入渠はないと見てよさそうですね。あと、前回気づいていたのですが、浮きドック端部の両舷に、縦長のフェンダーが5本づつ、円弧状に設けられていたのも触れておきましょう。

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ふたたび前進すると、清掃船に追いつきました。先月22日にも出会った「第一清海丸」です。

そうそう、操舵室後端に掲げられた青地に赤三角の旗、遊覧船を含めた業務船が掲げていますが、オリンピック・パラリンピック会期中の警備に関する旗ですよね? 警備の負担を減らすため、おそらく外郭団体などが交付した、一種の登録船を示すものだろうと解釈していますが、国際信号旗でもないし、絵柄の由来や正式名称が気になります。

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「第一清海丸」を追い越して、埠頭と旧貯木場の柵の間を西航していたら、監視取締艇が反航してきました。これも先月22日は曙運河・砂町運河の十字流で警備に当たっていた「れぷす」。盛大に船首波を盛り上げて、勇ましい航走シーン。

270005.jpg少し間を開けて、続いて行逢したのが湾岸署の警備艇「すいせん」。赤色閃光灯を光らせての航行、操舵室の窓から乗り組みさんが腕を水平に出しているのは、取舵に切るよ、というサインかしら?

海保、警察の船艇が続航するさま、オリンピックが終わったとはいえ、引き続きパラリンピックの警戒が厳になされていることを、実感させる一幕ではありました。


(令和3年8月22日撮影)

(『8月22日の水路風景…2』につづく)

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タグ : 曙運河 東京港 清掃船 監視取締艇 警備艇 墨田川造船

曇り空のフネブネめぐり…2

(『曇り空のフネブネめぐり…1』のつづき)

255006.jpg「7号地はしけ溜」をでて曙運河を南下、14号地貯木場の入口、千石橋の西にある船溜で見かけたオレンジ色の作業船。すべてが暗く写ってしまう曇り空の下だと、明るい暖色系の船体は目を引きますよね。

船尾にコンソールや機関をまとめ、胴の間を広くとってあるところから、長尺材の輸送にたずさわる船でしょうか。「三号善〇丸」と、惜しいことに一文字が隠れて読めませんでした。

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辰巳埠頭、墨田川造船の浮きドック・艤装桟橋前へ。このところしつこく観察し続けている、巡視船「みかづき」の艤装進捗であります。

8月15日とくらべると、船橋上に空中線が何本か設けられ、後部マストとその周りの手すりが塗装済み、また船橋の塗装と電光掲示板の設置など、各部に進捗がうかがえますね。

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船橋横では職員の方が作業中だったので、お邪魔にならないよう遠巻きに鑑賞。ディテールが増えたことで、ずいぶん生き生きとした風貌になった気がします。

255009.jpg12号地貯木場を北から見て。北半部は業務船溜で、クレーンのジブが林立する独特の景観。好天であれば、色とりどりのジブが、作業船好きのココロをそそらせてくれる風景でもあります。

そういえば、一般艇立入禁止ということもあり、コンクリ柵に近寄って中をうかがったことはありませんでした。フネブネめぐりのタネが転がっているかも。寄り道してみましょう。

255010.jpg前回に引き続き「東京港史」から引用すると、この貯木場「12号地木材整理場」と記載されていました。広さ70万平米、南に木材投下泊地、東には14号地・新木場の木材団地と貯木場が隣接していることから、荷受直後の整理や一時貯留に使われたのでしょう。

おっ、柵沿いに台船でなく、小型艇が固まっているところが見えますね。これはイケそうと、さらに近づいてみることに。
撮影地点のMapion地図

(令和2年9月21日撮影)

(『曇り空のフネブネめぐり…3』につづく)

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タグ : 曙運河 巡視船 墨田川造船 東京港

曇り空のフネブネめぐり…1

255001.jpg連休中の9月21日は、雨こそ降らなかったものの、ご覧のとおり重苦しい曇り空。写真を撮ってもサエないしとテンションもだだ下がりの中、せっかく出たこともあり何とか楽しみたいものと、フネ見物にしぼって、近場を徘徊してみようと思い立ちました。

まず手始めに、オリンピックのために新築された屋内水泳場、「東京アクアティクスセンター」が間近に威容を誇る、曙運河の貯木場跡を利用した業務船溜へ。

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運河上を長々と縦断する、京葉線の高架(いや、橋かな)をくぐって船溜に進入。北端近く、砂町運河寄りは台船が多い印象で、こんな鋼管を俵積みした船も。ああ、光量が少ないと黒くつぶれてしまうなあ。

ちなみにこの貯木場、「東京港史」(昭和47年、東京都発行)をひもとくと、貯木施設現況表(46年2月現在)に「7号地はしけ溜」と記載されていました。当時から、艀船のたぐいが船溜として利用していたのでしょうか。ちなみに類別上は、正規の貯木場でない「仮貯木場」、面積は195,200平米とのこと。当時は貯木場が足りない時代でしたから、このあたりも原木がたくさん浮かされていたことでしょうね。

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台船の列に沿って奥へ進むと、曳船の姿が。「第十一栄進丸」、こちらは運河上でも何度か出会っている顔なじみ。操舵室上のハッチに張られた、三度笠のようなオーニングが飄々とした味を出していて、昔ながらの曳船スタイルとともに好きな船です。

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南側には、押船を中心とした業務船群が。伸縮式の操舵室を備えた、「第7三福丸」ほか、曇り空もあいまってディテールがつぶれてしまいましたが、肩を寄せ合い黒々とうずくまる風情もまた佳し。

そうそう、向こうに見える半円形の建物、東京辰巳国際水泳場ですよね。なぜ屋内水泳場を隣接してもう一つ造ったのか、素人目には首を傾げたことではありました。

255005.jpg静かな船溜の雰囲気を楽しんでいると、時ならぬ爆音がしたので振り向くと、東側の水路をすごい勢いですっ飛ばしてゆく警備艇の姿が。

あの、もそっと減速していただいた方がよろしいような‥‥。遠いのと、暗さもあって解像度が落ちているらしく、船名はわかりませんでした。
撮影地点のMapion地図

(令和2年9月21日撮影)

(『曇り空のフネブネめぐり…2』につづく)

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タグ : 曙運河 曳船 台船 警備艇

6月7日の辰巳埠頭

252001.jpg久しぶりの出港となった6月7日。まず荒川を岩淵まで上がり、隅田川に入って、12年ぶりに石神井川を訪ねる心づもりだったのですが‥‥まあ、その顛末は後ほど触れるとして、あけぼの水門をくぐり南下。

先日、墨田川造船でトランサムのみ拝んで姿を消した、「みかづき」の艤装中のシーンを期待して、辰巳埠頭の艤装桟橋と浮きドックのある一角を、最初の目的地としたのであります。

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曙運河を出て、右へ舵を切ると‥‥おお、入渠中の艇がいますね! 巡視艇ではなく、警察船艇のような雰囲気です。近づいてみましょう。こちらに来るのも久しぶりで、新顔を見られるとなれば、自然に顔もほころぶというもの。

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ほぼ真後ろから。トランサムの船名は「ぼうそう」、定繋港は東京。塗装から間もないのでしょう、グレーの舷側色も、船底色も鮮やか。ピカピカに磨かれて金色に輝いている真鍮のペラは、3軸でした。走りもきっとパワフルでしょうね。

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左舷に回って、ドックの開口部からのぞいた舷側の文字を読むと‥‥どうやら、千葉県警の警備艇みたいですね。嬉しい出会いではありました。

期待した「みかづき」ですが、影も形もなし‥‥う~ん、残念。以前の経験から考えて、結構な期間を艤装に費やすであろうとみていたので、もういなくなるとは!

252005.jpg気温相応に靄が出て、空は白っぽく冴えないものの、その分水面は穏やか。小型の本船たちが居並ぶ辰巳埠頭も、まだ起き出して間もないような、静かな雰囲気です。

ゲートブリッジをかすめて、砂町南運河経由で荒川に入ろうと、スロットルをぐっと倒しプレーニングへ。結構な距離を走るので、メリハリをつけて効率よくまいりましょう。

(令和2年6月7日撮影)

(『6月7日の砂町南運河』につづく)

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タグ : 曙運河 あけぼの水門 墨田川造船 警備艇

7月22日の辰巳埠頭…1

(『砂町北運河の埋め立て区間を訪ねて』のつづき)

221006.jpg砂町北運河を離れた後は南に下り、曙運河を通って港内へ出ることに。日中潮位の高い日ということもあって、浅瀬の多い多摩川方面へ行ってみよう、と考えたのです。第二航路経由で向かえば、フネブネの姿も楽しめるでしょう。

写真は恒例、曙運河南口の角に沈む廃曳船の観察。4月29日に見たばかりなので、前回とあまり変わりはありませんが‥‥。

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曙運河を出たところといえば、墨田川造船の浮きドックと艤装桟橋(?)も見どころ。おおお、今日は珍しく入渠船がいるぞ!

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すでに7月23日からのタイトルにも掲げた写真で恐縮ですが、きれいにほぼど真ん中から写せたのが嬉しかったので、再掲させてください。この浮きドックを初めて目にしてから長いですが、入渠中のところに出くわすのは、初めてだったような。

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221010.jpg入渠している船は「はましお」。巡視艇ではなく、去る4月25日に就役したばかりの測量船(『新型測量船「はましお」 三管本部に就役海上保安新聞)だそう。

浮きドックの左手には、もう一隻接岸している船艇がいますね。艤装中か、修繕中なのか‥‥こちらもご挨拶してゆきましょう。
撮影地点のMapion地図

(30年7月22日撮影)

(『7月22日の辰巳埠頭…2』につづく)

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タグ : 曙運河 巡視船