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駆け足お花見水路…1

218001.jpg3月28日は船舶検査で、日中お休みをもらってマリーナへ。準備の時間も考えて早めに着いたので、満開の桜だけでも眺めておこうと、近場を駆け足で巡ってきました。平日ならではの光景も見られて楽しめましたが、実質1時間も走っていません。

今や水鳥の一大勢力であるオオバン君も、だいぶまばらになってきました。また寒くなるまで、しばらくお別れだね‥‥。

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曙北運河、古賀オール対岸の桜並木も見事だな‥‥と左に寄せようとしたところ、小型曳船が河道を一杯に使って、転回中なのに目を奪われました。バージの着岸作業をしているんだ!

桜はあっという間に頭の片隅へ追いやられ、久しぶりに見る曳船の実働風景に吸い寄せられるていたらく。右手前のバージの姿勢からして、曳かれてきたもやいをレッコし、惰力で達着する直前なのでしょう。ということは、次に曳船のバウで押すなりして、着岸の補助をするに違いありません。

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曳船は結構な速度で、コマネズミのようにくるん、と回頭すると、着岸中のバージに向かって舵を戻しました。

いや~、古賀オール前で曳船を目にするのは何年ぶりでしょうか。以前はバージの舷側にもやっていたのが、それも止められて久しく、えらく新鮮な感じ。羽ばたくキンクロ君たちもフレームに入って、動きのあるいい雰囲気に撮れました。

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曳船はバージの船首ギリギリに迫ると、ドロロロンと爆音を響かせてゴースターン。

船名は「第9三福丸」、押しつぶしたような、まるでタライのような煙突、倒したマストと、高さを抑えたスタイルが運河で活躍する曳船ならではの雰囲気を醸し出して、実に魅力的です。

218005.jpg軸線正面を見やれば、ちょうど東西線の電車が車庫に入るところ。都市計画運河橋梁の向こう、左手のささやかな桜並木も見事に咲いているのですが、時間もないので遠くからチラ見にとどめ、汐見運河に左折。

目指すはもちろん大横川ですが、平日とあって道々にも期待できそう。胸をふくらませながら、行き足は落とさず続けて前進。
撮影地点のMapion地図

(30年3月28日撮影)

(『駆け足お花見水路…2』につづく)

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タグ : 砂町運河 曙北運河 古賀オール 曳船 水辺の鳥たち

11月26日のフネブネ…1

214001.jpg11月19日のお話は少しお休みして、26日に入渠の道々、出会ったフネブネを紹介します。おなじみの顔ぶれから珍しい船まで、いくつか掲げて悦に入りたいと思います。

古賀オール前、バージ「第七高取丸」の船首をアップで。陽光を浴びて反射するブルワーク、光の加減で、少しやせ馬が目立つ舷側にも、ベテラン船なりの味がありますね。

214002.jpg曙北運河から左回りに、汐見運河経由で東雲北運河をのぞくと、京葉線の高架の向こう、墨田川造船の桟橋に艤装中の艇が!

巡視艇に似ていますが、どこか様子が違いますね。昨年6月に見たような、海外向けの沿岸警備隊船艇でしょうか。これはゼヒ拝見したいものです。


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予想どおり、海外向けの艇でした。ハルナンバー501、舷側には「SRI LANKA COAST GUARD」と大書きされています。スリランカ向けの巡視艇なのですね。

この表記を見て、スリランカが「スリ=ランカ」であったことを、初めて知り一つお利口になった気分。さておき、進水からさほど時間が経っていないのでしょう、船底塗料も鮮やか、ハルの白い塗装も輝かんばかり。ハルナンバー後ろのストライプも、異国情緒あふれてよいものです。

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船橋周りをアップで。生地のままの上部構造物、保護フィルムを貼ったままの舷窓と、艤装中らしい雰囲気満点。扉からダクトが出ているあたり、内部の塗装でもしているようですね。

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斜め後方から。ハイドロジェットのノズルが突き出すトランサムにも、「501」とハルナンバーが。艇名は特につけず、番号のみなのでしょうか。

検索すると、JICAのサイトに、昨年7月1日付けで「スリランカ向け無償資金協力贈与契約の締結:巡視艇の供与を通じ、海難救助、海上犯罪予防などの海上安全能力の強化を支援」という記事がありました。納入先はスリランカ沿岸警備庁、ODAの一環として供与される巡視艇は2隻。全長30m、約100t、27kt以上のスペックだそう。一月経ちましたし、そろそろ仕上げ・トライアルに入っているころでしょうか。
撮影地点のMapion地図

(29年11月26日撮影)

(『11月26日のフネブネ…2』につづく)

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タグ : 曙北運河 東雲北運河 巡視艇

10月9日のトリづくし

212001.jpg10月9日、近場回りをしたときのスナップです。今年後半は天候がすぐれず雨天続きとあって、穏やかな晴れ間がありがたく、特にどこを訪ねるあてもなく、とにかく出ようともやいを解いたのでした。

コンクリート柵の上を見やると、鴨さんが尾を振り振り散歩したり、ツブれてくつろいだりと思い思いのポーズで並んでいました。秋も深まり、気がつけば水鳥たちの季節に入りつつあったのです。

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上と同じ鴨たちの角度違い。可愛らしいしぐさに惹かれて近づきすぎたのか、イヤそうに腰を浮かしかけている鴨がいる一方で、そっぽを向いてどこ吹く風の子も。

向こうを向いた鴨の視線の向こうに、ちょうどスカイツリーが霞んで見え、「今日のスカイツリーはちょっと霞んでるが~」と、観天望気をしているように思えて、笑いが込み上げてきたものでした。

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安心し切ってツブれている鴨さんたち見たさに、ちょっと寄せ過ぎたかしら。首を細長く伸ばして警戒心をあらわにし、腰を浮かせてつぶらな瞳でこちらを見つめます。

おっとと‥‥柵に寄せ過ぎました、危ない危ない。トリ好きにとっては事故を誘発しかねない、危険な魅力のあるツブれ鴨! 舵を取る皆さん、どうかお気をつけて(私だけ)。

212004.jpgもの凄い勢いで泳ぎ去ってしまったので、うまく撮れませんでしたが、この秋初めてのオオバン君に出会いました!

最近は他の水鳥を押しのけて、東京の水路で勢力を拡大しつつあるオオバン君。夕刻にあの哀愁に満ちた鳴き声を耳にするのも、風情があっていいものです。冬が近づいている証拠ですね。

212005.jpg最後はトリさんではありませんが、妙に可笑しかったのでご紹介。曙北運河、都市計画運河橋梁の橋脚にいた亀さん。

貝の密生した面がチクチクして嫌なのでしょうか、妙に四肢を踏ん張って力みかえり、首も反り返らせてどこか勇ましいポーズ。もうすぐ寒くなりますから、冬眠の場所を探さないといけませんよね。
撮影地点のMapion地図

(29年10月9日撮影)

(『荒川河口のフネブネ』につづく)

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タグ : 砂町運河 曙北運河 水辺の鳥たち

8月19日のトリさん

(『8月19日の晴海橋梁…2』のつづき)

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道々に拾ったトリ好きスナップをいくつか。一枚目は出しなに撮った独身鴨さん。珍しくピントが合い、鴨も逃げずにじっしていてくれたので、可愛らしい姿がしっかり収まり、嬉しい一枚となりました。

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都市計画運河橋梁の下流側にある、円筒形の基礎でくつろぐ鷺、鴨各一羽。木っ端ブネの姿を認めるなり、逃げ腰ではありましたけれど‥‥。

この円筒形基礎、潮位が低いときしか見られず、何の遺構かわからないので、気になる存在ではあります。昔はもう一つ橋があったのか、それとも旧橋の基礎の片割れが残されたものでしょうか。

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新月島川、桟橋の角でくつろいでいた鵜さんにカメラを向けたら、わさわさと羽を広げて、乾かすしぐさをサービス(?)してくれました。ありがとう!

鵜もこの10年でずいぶん数が増え、街場の河川でも姿が見られるようになりました。餌の魚が豊富である証しであります。

210019.jpgそして豊洲貯木場跡の柵列。南東側の水路をゆるゆる流しながら、鳥たちの思い思いにくつろぐ姿を楽しめます。

水鳥的には今はシーズンオフですから、中の水面を埋め尽くすような数はおらず、柵の上にぱらぱらと鴨、鷺、鵜など留鳥の諸君が翼を休めている程度ですが、その分のどかさが味わえてよいものです。


210020.jpgそんな中で、ひとりヒョロリンと首を伸ばしていた鷺さんの姿に惹かれて、一枚ものしてみました。

首を羽の中にうずめて、丸くなった状態からこれをやられると、本当にろくろっ首かと思えるほどの伸び具合。顔が正面を向いていたのも手伝い、失礼ながら妖怪じみた不気味さすらありました!
撮影地点のMapion地図

(29年8月19日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 砂町運河 曙北運河 新月島川 春海運河 水辺の鳥たち

8月13日の川景色…4

(『8月13日の川景色…3』のつづき)

209096.jpgこちらの帰り道の落ち穂拾い。たまには、あけぼの水門もちゃんと(何がちゃんとなのかは略)スナップしておこう。「江東5大水門」の一つなのですから。

見通しが悪く、人目も乏しいせいか、東雲水門や辰巳水門に見られるようなスローガンも掲げられておらず、また東京の水門では珍しく、名前がひらがな表記です。格子に覆われてわかりづらいものの、魚のような帆のような、何かをモチーフにした絵柄が描かれている「お絵かき水門」でもあります。

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ここを古賀オールのバージが、手に汗握る思いですり抜けているんだよなあ‥‥。水門をくぐった北側では、鋼管矢板の打ち込み作業中でした。新しい護岸か、テラスでもできるのかしら。

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綾瀬川下流部を通ったとなれば、見逃せない堀切菖蒲水門。最近見学会も催され、多くの参加者があったとのこと。都内の水門の中でも、巻上機室、扉体ともに類を見ない変わり型、維持はその分大変かと思いますが、頑張っていただきたいものです。

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ちょうど陽をさえぎった雲の下で、新イグアナクレーンにご機嫌伺い。

‥‥いや、もう代替わりしてだいぶ経つのですから、「新」は取った方がいいかな。レールをつなぐお仕事がここで続くかぎり、変わらぬ姿で踏ん張っていてほしいもの。

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そして古賀オール、第三工場ヤードクレーン! 都内の運河畔にある荷役設備が数えるほどになった今も、万丈の気を吐くこの揺ぎ無さ! 古賀さんがホームグラウンドである運河地帯に在ってくれることに、ただ感謝のほかありません。

(29年8月13日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 曙運河 綾瀬川 汐見運河 曙北運河 あけぼの水門 堀切菖蒲水門 イグアナクレーン 古賀オール