2月3日の川景色…7

(『2月3日の川景色…6』のつづき)

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217032.jpg引き続き道々のスナップを。伊澤造船の桟橋には、都港湾局の監視船「はやみ」の姿が。操舵室上のマストをたたみ、船尾の国旗も掲げていないところから、整備中でしょうか。

隅田川に出て下航していたら、駒形橋の中央径間が、すっぽりとパネルで覆われて養生されていました。側面に点々と窓を開けているやり方、初めて目にしますね。


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いいタイミングでゴミ運搬のプッシャーバージが遡上してきたので、養生の記録を兼ねて一枚。

窓は明かり取りなのでしょうか。塗装ならメッシュ状のカバーで覆うところですが、パネルを使って密閉に近い状態にしたのは、住宅密集地が近いということへの気遣いかもしれません。

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217035.jpg神田川に入ると、清掃船「建河清第7号」と反航。声を掛け合いながら、きびきびと働く乗り組みさん、ご苦労さまです。よく見ると操舵室の妻板上部に、「IHI」のメーカーズプレートが掲げられているのですね。

和泉橋船着場は、えらい数のユリカモメ君たちで埋まっていました。すぐ上のテラスには人がたくさんいるにもかかわらず、手すりに留まっている子も何羽か見えたことから、定期的に餌をくれる人がいるようですね。
撮影地点のMapion地図

(30年2月3日撮影)

(『2月3日の川景色…8』につづく)

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タグ : 旧綾瀬川 隅田川 神田川 清掃船

2月3日の川景色…6

(『2月3日の川景色…5』のつづき)

217026.jpg荒川を横断して、これも毎度おなじみ隅田水門から旧綾瀬川を通り、隅田川に抜けることに。ご存知のようにカーブミラーが備えられているほど、見通しの悪い区間なので、慎重に様子をうかがってから前進微速。

そういえば、通航シーンをつぶさに拾ったことは久しくなかったなあ‥‥と気づき、連続でものしてみることに。何分舵を握りながらのテキトー撮りですので、お目汚しまで。

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長声を鳴らしながら進入開始、おっとと、結構流速が強いですね。向こうのRC橋を、ちょうど東武線の電車が通過中。

扉体の前を横切る人道橋、こうして仰ぐと意外なほど太く、頑丈な印象です。先ほどふと検索してみたら、橋の名前は「千住曙町橋梁」(江東地区の橋めぐり)というそう。緊急車輌も通行できる、河川敷道路の橋なのですね。道理でがっしりしているわけです。

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一つ目の赤信号が備えられた鋼製の梁は、閉鎖時の計画高水位をクリアするための、固定式扉体を兼ねたものといってよいでしょう。天端に手すりもあるので、管理橋の役目もしているみたいですね。

信号は2灯式の灯器が、巻上機室の前面にあるのですが、こうも橋でさえぎられては、一つ目のを補助信号としてつけたくなる気持ちもわかります。それとも、橋が架かる前からあるのかしら。

‥‥と、ここまで書いてから、「待てよ、『隅田川 橋の紳士録』(白井 裕著・平成5年)に写真があったぞ!」と開いてみたら、一つ目信号は架橋前から存在していたことが判明。失礼しました! しかし、赤系の塗色を今に至るも保っている水門って、珍しいですよね。「赤水門原理主義者」なので、このあたりにも惹かれてしまうのです。

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径間に鼻先を突っ込んだところで、少しあおり気味に。扉体の裏側に寄り添うようにして、管理橋が見え、その向こうは堤防上を走る都道449号線の橋、さらに東武線、そのまた向こうにも見えませんが人道橋があり‥‥。

扉体手前の梁も勘定に入れたら、この短区間に、実に6本もの橋が架かっているという橋梁集中点。このすぐ左手上空には、首都高向島線もまたいでいるわけですから、橋の洪水といってもいい過ぎでないところですよね。

217030.jpg抜けた直後、上下線を合わせながら河上にくねり込んでくる首都高、右手には名物カーブミラーと、板状のゴムフェンダーを打ちつけた基礎護岸が見えます。

二つの大河川をショートカットする旧河道、という来歴にも惹かれますが、水門と橋たち、高架がたたみかけるようにして織り成す川景色、そしてちょっとした難所(?)であること‥‥。旧綾瀬川、短くも実に楽しみの詰まった水路であります。
撮影地点のMapion地図

(30年2月3日撮影)

(『2月3日の川景色…7』につづく)

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タグ : 隅田水門 旧綾瀬川 高架下水路

汐入公園をお散歩

182001.jpgだいぶ戻りますが、8月16日は河畔の公園をお散歩してみたくなり、荒川区の汐入公園を訪ねてみました。

隅田川が180度近い大屈曲をする内側にあり、対岸には旧綾瀬川の合流点が望まれ、水神大橋が架かるなど、水運趣味的にもそそるロケーションの公園ですが、園内にも見どころがいくつかあり、ぶらぶらしながら楽しんできました。

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タグ : 汐入公園 汐入水門跡 隅田川 旧綾瀬川 樋門

11月2日の川景色…1

161001.jpg11月2日は、同業者のN氏と近場回りに出かけてきました。数日前の天気予報では雨と出ていたものの、日を経るに従って徐々に好転し、当日朝はまずまずの日和に。「僕は晴れ男ですからバッチリです!」という、N氏のお説どおりとなりました。

少し靄がかかっているものの、光に満ちあふれて川面を輝かせる荒川へ。秋らしい爽やかな空気、水路行には絶好の季節ですよね。清砂大橋も、主塔や桁側面に朝の光を浴びて、シャープな印象です。

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荒川をプレーニングして爽快感を味わった後は、旧綾瀬川でショートカットして、隅田川中下流部へと出る定番コース。おなじみ隅田水門を見上げ、長声を鳴らしつつ微速で進入。

日中潮位が高い日で、潮が上げている時間帯ということもあり、流れは隅田川から荒川へ向かっています。流速を感じながら、少し頭が振られるのを、舵でチョイ、チョイと抑えるのも楽しいもの。

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旧綾瀬川の河口近くとくれば、こちらもおなじみの伊沢造船。船台は珍しく全部空いていて、錆色に染まった床面に陽が降り注いで、のどかな雰囲気。

161005.jpg言問橋まで下ってくると、少し雲が出てきました。スカイツリーを見上げてみたら、ちょうど低い雲が薄々とからんで、でき始めの綿あめのよう。逆光も手伝って、雲海中に見え隠れする主峰のような、どこか荘厳な感じすらします。

秋とくれば、澄んだ空気の中で、細部までくっきりとした眺めが定番のように思えますが、ちょっと薄雲をからめたような姿も、群を抜いた高さを実感させてよいものですね。
撮影地点のMapion地図

(26年11月2日撮影)

(『11月2日の川景色…2』につづく)

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タグ : 荒川 旧綾瀬川 隅田川 隅田水門 伊沢造船

7月28日の川景色…2

(『7月28日の川景色…1』のつづき)

129006.jpg隅田水門より旧綾瀬川へ進入、いつものとおり長声を鳴らしながら、複雑な流れに忙しく舵を切りつつ狭窄部を通過。

東武伊勢崎…もとい、スカイツリーラインのRC橋をふと見上げると、桁裏の真ん中が妙にテラテラしている…。一瞬、通航船にこすられてツヤが出たのかしら、と思ってしまいましたが、単に水がしみ出ているだけかもしれませんね。

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河口部近くに架かる、墨堤通りを渡す綾瀬橋を見上げて。

なかなか魅力的な橋なのですが、隅田川から眺めると、頭上低く迫る高架と橋脚にはばまれて、全体像を愛でるにはいま一つの環境です。

129008.jpg隅田川に出て、堤防にふと目をやると、あらら、さっそく花火大会の痕跡らしきものが。テラスには、既設の柵に加えて、臨時にフェンスが増設されたのですね。

これから盛り上がろうとしていたところで、あのものすごい豪雨でしたから、観客の皆さんも余裕はなかったでしょう。あわてて避難した様子がうかがえます。



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白髭橋の高欄には、航行禁止の時間帯を示す横断幕と、右側通航を徹底するための「航路」表示も。当日は、豪雨の中を引き上げるフネブネで、ごった返したに違いない…、と思っていたら、逆の場合もあったようです。

H艇長のお話によると、潮の高い時間帯に雨による増水も加わり、中には橋をくぐれない屋形船も出て、お客さんを乗せたまま、水位が下がるまで、待機を余儀なくされたとのことでした。

129010.jpg浅草の近くまで下ってくると、おや、桜橋の手前、河道中央に曳船やバージらしき船が数隻、固まって碇泊しています。搭載ユンボも動いていて、明らかに稼働中ですね。

先の台船といい、休日に、しかも大川の真ん中で業務船が働いているとは。通りがてら、物見高く眺めてゆきましょう。
撮影地点のMapion地図


(25年7月28日撮影)

(『7月28日の川景色…3』につづく)

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タグ : 旧綾瀬川 隅田川 高架下水路