毛馬閘門…3
(『毛馬閘門…2』のつづき)
●閘室に入ってから、10分と経たないうちに、ほぼ満水となったようです。
毛馬閘門、注水方式はバイパス管ですが、さすが大きな船だけあって、注水される水の流圧で船があおられたり、もやいがギシギシきしんだりといった、木っ端ブネではおなじみのディテールは味わえず、気づいたら水面が上がっていた感じで、静かなものでした。
●ゲートが上がる瞬間を撮りたくて、操縦席のドアが開け放ってあるのを幸い、フロントグラス越しに狙ってみました。
まだ扉体の左右から、勢いよく水が流れているシーンがかいま見られたのはいいのですが、やっぱり外から見てみたい…。私が情けない顔でもしていたのでしょうか、いま一人の船員さんが、「出てみますか?どうぞ!」と、側面のハッチを開けてくれたのです!
あ、ありがとうございます…(泣)。
●側面のタラップから、半身を乗り出して目に入った光景は、上流側ゲートをくぐった直後のこれ。え~と、以前から、ここを写した写真を見るたび、気になってしまうのですが…。
何ゆえ「こうもん」が平仮名なのか。
これを見ると、20ン年前に初めて大阪を訪ね、梅田の駅頭に降り立った瞬間目に入った、「そねざきけいさつ」と大書きされた看板を見たときの衝撃を、思い出さずにはいられない私です。
…まあ、詳細は省きますが、何と申しましょうか、「違う文化圏に来たんだなあ」と、カルチャーショックをおぼえたのですね。ええ。

●大阪で初めての閘門、毛馬閘門とのひとときは、想像以上に素敵なものでした。ありがとう!
閘門と毛馬水門に別れを告げて、船は一路、淀川本流を遡上開始。大阪の母なる川であり、長きに渡り、京への舟運路として賑わった、国内でも一二を争う歴史のある水の道、淀川はどんな川景色を見せてくれるのでしょうか。

●そういえば…と、以前集めた昔の絵葉書に、毛馬閘門があったことを思い出して、探してみました。結果は…う~む、タイトルには毛馬閘門とあるものの、人着写真の絵柄は、洗堰の方でしたね。
この旧毛馬洗堰も、旧毛馬第一閘門同様、陸上に一部が保存されているそうです。
(21年9月11日撮影)
(『水上バスで淀川遡上…4』につづく)

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毛馬閘門、注水方式はバイパス管ですが、さすが大きな船だけあって、注水される水の流圧で船があおられたり、もやいがギシギシきしんだりといった、木っ端ブネではおなじみのディテールは味わえず、気づいたら水面が上がっていた感じで、静かなものでした。

まだ扉体の左右から、勢いよく水が流れているシーンがかいま見られたのはいいのですが、やっぱり外から見てみたい…。私が情けない顔でもしていたのでしょうか、いま一人の船員さんが、「出てみますか?どうぞ!」と、側面のハッチを開けてくれたのです!
あ、ありがとうございます…(泣)。

何ゆえ「こうもん」が平仮名なのか。
これを見ると、20ン年前に初めて大阪を訪ね、梅田の駅頭に降り立った瞬間目に入った、「そねざきけいさつ」と大書きされた看板を見たときの衝撃を、思い出さずにはいられない私です。
…まあ、詳細は省きますが、何と申しましょうか、「違う文化圏に来たんだなあ」と、カルチャーショックをおぼえたのですね。ええ。

●大阪で初めての閘門、毛馬閘門とのひとときは、想像以上に素敵なものでした。ありがとう!
閘門と毛馬水門に別れを告げて、船は一路、淀川本流を遡上開始。大阪の母なる川であり、長きに渡り、京への舟運路として賑わった、国内でも一二を争う歴史のある水の道、淀川はどんな川景色を見せてくれるのでしょうか。

●そういえば…と、以前集めた昔の絵葉書に、毛馬閘門があったことを思い出して、探してみました。結果は…う~む、タイトルには毛馬閘門とあるものの、人着写真の絵柄は、洗堰の方でしたね。
この旧毛馬洗堰も、旧毛馬第一閘門同様、陸上に一部が保存されているそうです。
(21年9月11日撮影)
(『水上バスで淀川遡上…4』につづく)

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