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4月28日の川景色…2

(『4月28日の川景色…1』のつづき)

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前後しますが、いくつか気になったところを。源森川に向かう道々、足場で覆われた厩橋を見上げて。隅田川の主だった橋たちが、軒並み再塗装にかかり、一様に足場で覆われて「ドット絵」と化している風景‥‥。

水上観光の視点から見るとちょっとマイナスかも知れませんが、考えてみると今しか見られない、貴重な景観なのかも。ともあれ震災復興橋が大切にされているのですから、嬉しいことではあります。

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神田川、後楽橋をくぐったら、三崎町中継所の前にバージも曳船ももやっておらず、珍しいことだと驚かされました。‥‥えっ、まさか廃止? と一瞬勘繰ってしまったほど。

いや、先日「3月15日の川景色…3」でも見たように、大きな土運船が出入りするので、可航幅を確保するためですね。

234023.jpgあまりいい写真が撮れなかったのですが、覚え書きとして。

日本橋川の流頭部、中央線の小石川橋通架道橋ですが、陸橋径間に続いて、このたび河道上の径間も塗り替えられ、3径間、上下線ともきれいなグレーで統一されました。


234024.jpg亀島川の日本橋水門、右2番径間が半ば閉じられ通航不可に。当然1番径間を通航するわけですが、ここは以前も触れた巨大足場があり、結構スリルのある通航になりそう。

工事が始まってこの方、誘導員さんが管理橋の上にぽつりと腰かけていて、ご苦労がしのばれました。お疲れさまです‥‥。

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隅田川派川を下っていたら、先行する艇が日本橋署の消防艇「きよす」でした。しばらく続航して航跡をなぞり、相生橋をくぐったところで「きよす」は晴海方面へそれていったので一枚。

街場の水路の護りを引き受けて、お休みの日も訓練にいそしむ頼もしい姿、頭が下がります。

(31年4月28日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 隅田川 神田川 日本橋川 隅田川派川 日本橋水門 消防艇

4月28日の川景色…1

(『お久しぶりです「源森川」…3』のつづき)

234016.jpg隅田川、総武線橋梁のすぐ上流では、テラス上にご覧のような鯉のぼりの魚群(?)が。このすぐ左には、普通に竿を立てた鯉のぼりもありました。

他地方では川面を横断するような、大規模なものが各所で行われているので、パッと見ちょっと地味な感じがしますが、やはりいいものですね。最近は、個人宅で鯉のぼりを見かけることも少なくなりました。


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神田川の万世橋付近では、堤防に石垣風の化粧板を張って、修景工事中であることをすでに触れましたが、上写真の足場はともかく、興味を惹かれて撮ったのが下の写真。

234018.jpg石板を木枠で梱包したものを、水に浸かった状態で基礎護岸上に置いてあります。手前のものは、衝突防止の灯標が備えてありますね。

もしかして、満潮時に水面下になる部分の石板は、施工前にあらかじめ水に漬けておいた方が、よい結果を生むのでしょうか? 理由をあれこれ妄想してしまいたくなる光景でした。

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ジャッキアップ工事も終わって、足場や仮橋もすっかり取り払われ、久しぶりに静けさを取り戻した、豊海橋の姿を記念に一枚。

いいタイミングで、隅田川を消防艇が通過。桁下高が高まった分、より威容が増したように感じられました。何より、タイプとしても希少な震災復興橋が、手を入れられて今後もここに在り続けてくれることが嬉しいですね。関係者の方々の英断に敬意を表したいです。

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改修された橋台も。改修前と比較写真にしたかったのですが、変わらない風景だと無精していたのがたたって、あまりよい写真がありませんでした。

かさ上げの寸法も、陸路現地を訪ね施工計画の説明看板でも見ておけばわかったのでしょうが、後の祭りであります。ともあれ、これで観光船も高潮位時にさえぎられることなく、日本橋船着場へ出入りしやすくなったわけですから、川面目線なら慶事といってよいですね。

(31年4月28日撮影)

(『4月28日の川景色…2』につづく)

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タグ : 隅田川 神田川 日本橋川

3月15日の川景色…3

(『3月15日の川景色…2』のつづき)

231061.jpg日本橋川を流頭部まで遡上し、神田川との分流点が見えてきたところで、一つ興味深いことがありました。

警戒船から、大型船が通るので15分ほど待機の声がかかり、漂泊していたら、神田川に曳索をピンと張った曳船が出現。後に続くバージは‥‥と注目していると、なるほど、待たされただけあって大きい! なかなか全容を現さず、川幅より長いように思えたくらいです。


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通航可の指示があったので、丁字流に進みさっそく左手を見てみたら、まあ、バージの大きいこと。「10月14日の川景色…1」で触れた、送泥管の末端にいたクレーン船に横付けしたら、流路がほぼ塞がってしまいました。

聞いたところでは、市ヶ谷濠で浚渫した泥をここまで圧送しているそうですから、曳かれてきた大きなバージは土運船ですね。これも平日でなくては見られない光景で、ゲストも興味深げでした。

231063.jpg私にとってもう一つ興味深かったのは、船宿・三浦屋さんのオープン観光船「粋人丸」が、警戒船任務に就いていたこと。2機がけで4~50人は乗れるこの船が、警戒船もこなすとは! と、珍しく眺めました。

H艇長によると、こういうことは決して珍しくはない、とのことでした。安定している上広いスペースが取れるので、作業員さんの休憩所としては好適かもしれません。

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お茶の水まで下り、丸ノ内線の橋を振り返ったところで‥‥おおお! デビューしたばかりの新型車が登場したというグッドタイミング。昔を思い出させる、真っ赤な塗装もさることながら、妻面近くの丸窓がいかしていますね。

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少し下って、昌平橋~万世橋間では、護岸の表面に石垣風の化粧板を貼る工事中でした。すでに万世橋~和泉橋間では施工済みだったので、人目につく区間から、徐々に広げてゆく心づもりなのでしょうね。
撮影地点のMapion地図

(31年3月15日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 日本橋川 神田川 高架下水路

2月10日の水路風景…4

(『2月10日の水路風景…3』のつづき)

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231017.jpg北岸には桟橋が設けられて、曳船と通船が一隻づつもやっていました。上は「第一たか丸」。船名の俗字に味わいが。チャームポイントはちんまりとした操舵室‥‥フードといった方がよさげな小ささ、肩幅くらいしかなさそうですね。

通船は「第二たか丸」と兄弟船、古典的通船スタイルで、全面窓がふた昔前のバスを思わせる、角丸のHゴムなのに目を引かれました。

231018.jpg高架下に入り茅場橋下流、左手に日本橋川で見る船としてはずいぶん大きな土運船と、その向こうには、橋脚に巻かれた鮮やかな色のフェンダーが。

これだけの土運船がいるということは、護岸改修は浚渫を伴うのでしょう。茅場橋をくぐり、鎧橋下流に至ると‥‥。


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台船にユンボを搭載したタイプの浚渫船が出現。大小2隻いるあたり、この工事の規模が結構なものであることを感じさせます。

休日なので工事も休みでしたが、高架とビルのすき間から射しこむ陽を浴びて、浚渫船たちがのんびり昼寝を決め込んでいるように見えました。

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日本橋をくぐってから転回しようと上流側に出たら、珍しくパドルボードのフリートが遡上しているところに出くわしました。5隻(いや、『5枚』?)で、一隻は数人が乗れる大型のようです。

左に一人離れて進む黒一色の彼、リーダーかインストラクターなのか、それとも単に孤独を好んでいるのか‥‥。いずれにせよ、どこかクールな雰囲気を発散していて、ちょっと惹かれるものがありました。
撮影地点のMapion地図

(31年2月10日撮影)

(『2月10日の水路風景…5』につづく)

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タグ : 日本橋川 高架下水路 曳船 浚渫船

2月10日の水路風景…3

(『2月10日の水路風景…2』のつづき)

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既製トラスによる仮設人道橋が架けられてから、もうだいぶ経ちましたが、そういえば、豊海橋のジャッキアップってされたんでしたっけ?

231012.jpgすっかり忘れていたあたり、お恥ずかしいかぎり。さっそくくぐりつつ橋台を見てみると‥‥。

あ、橋台がエポキシ塗装されて、キレイなっている。それよりジャッキアップ‥‥う~ん、上がって‥‥るのかなコレ? 昨年5月20日の記事の、この写真とくらべてみて下さい。確か5月竣工予定とのことですから、そろそろ上がってもおかしくないころですが。


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この日出会った豆曳船の中でも、特にそそられたのがこれ! コンソールがご覧のとおり、トップからフロントまで一枚の鋼板で、小口を折り曲げた程度のいかにもペラペラなのが強烈で、一発で吸い寄せられましたわ!

裏に油圧だかワイヤーだかの太い管が隠せずに露出しているのも、ペラペラ感を強調してグッとくるものがあります。

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テイスト的に近いロータリーボートなら、昔のスチール机にあるような椅子が無造作に固定してあるものですが、この船はエンジンケーシングの蓋に敷物を敷き、お尻を載せるだけという簡略ぶり。

船体はくたびれながらも板厚がありそうで、頑丈な感じがするのですが、舵周りのヤッツケ(ごめんなさい)ぶりがアンバランスで、私的にはかえって魅力を覚えました。船名は「箱根五号」。名前もちょっとズレた風でイイなあ。

231015.jpg何分堤防の改良工事をしているので、そここに豆曳船はじめ業務船の姿があり、通るだけで楽しいものが。

おお、こちらもなかなかよさげなムードの曳船ですね。「古河丸」、甲板室はオーソドックスですが、船首に備えたウィンドラスが任務を物語っています。ぼってりと分厚く塗り重ねた塗料の下から、錆が浮いた舷側、ゴムフェンダーの風化具合にも、過ごしてきた星霜がしのばれますね。

(31年2月10日撮影)

(『2月10日の水路風景…4』につづく)

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タグ : 日本橋川 曳船