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8月15日のトリさん

(『8月15日のフネブネ…4』のつづき)

254086.jpg8月15日の道々で出会った、トリさんたちの姿をまとめてみました。酷暑下とあって冬のようにバラエティ豊かではありませんが、昔にくらべると本当に水鳥の数が増えたので、トリ好きとして同慶の至りであります。

マリーナで見かけた鴨さん小艦隊。同じ大きさに見えますが、複数羽連れ立っているのは親鳥が一羽で、あとは成長した巣立ち雛なのでしょう。

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254088.jpg海老取川、天空橋近くの基礎護岸上にいた鷺さん。アオサギの若鳥かな? 猛暑下の日なたとくれば、極限まで細くなりハァハァするのは無理からぬところ。

その数m右手では、鵜さんがやはり一羽でハァハァ。水に入ればいいのにとも思いますが、このあたり水深が浅くて水温も高いので、あまり涼をとるには役に立たないのかしら。

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新芝運河、香取橋近くの抜き残った鋼矢板の上には、ゴイサギさんが。翼をだらりと広げて、パラボラ状態で涼をとっていました。

しかし、この日の暑さであれば、鋼矢板はチンチンに熱を帯びているのでは‥‥。足が熱くないのでしょうか?

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最後は汐見運河にて、こちらはアオサギの成鳥かな? 細くなっているのは同様ながら、どこか凛々しく、気高そうな立ち姿に惹かれてカメラを向けたもの。

水鳥たちの姿を見かけることイコール、彼らを養うに足る、餌になる魚が川中にそれだけ多く生息しているということ。子供のころを思うと、この点でも都内の水辺がいかに変化したか、実感することしきりであります。

(令和2年8月15日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 海老取川 新芝運河 汐見運河 水辺の鳥たち

8月15日の水路風景…9

(『8月15日の水路風景…8』のつづき)

254056.jpg高浜運河を抜けて、高浜西運河との変則十字流に出ると、やはり目を引かれてしまうのが例の建材屋さん。

通るたびにスナップしていますが、ご盛業のようです。このあたりもだいぶ整理されて、最近までぽつぽつと残っていたかつての港湾部らしい風景は多くが失われたので、まさに生き残りといった感が強くなりました。


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芝浦西運河に入ってさっそく、上下線のモノレールにタイミングよく出くわしたので、カメラを向けて一枚。どうやら2編成が収まりました。

ここの船溜は数を減らすこともなく、相変わらず船影が濃いので嬉しくなります。官船の払い下げとおぼしき船艇も見られ、微速で通りながら一隻一隻の表情を眺めるのも楽しみの一つ。

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さらに左に折れて新芝南運河へ。東口から西を見たところですが、八千代橋を境にして、手前はテラスを設けず、幅員を優先した船宿さんの船溜として活用されている区間、橋の向こうは両岸にテラスを設けた区間と、はっきり分かれています。

この水路幅でテラスを張り出すとさすがに可航幅が削られて、おおむね12m。しかし、護岸の肩を切り落とすように法が取ってあるので、思ったほど圧迫感はありません。むしろ狭水路好きとしては、接岸しても艇を傷つけることない、安心できる区間でもあるのです。

254059.jpg新芝運河に出てから丁字流を右へ折れ、両岸にビルがすき間なく立ち並ぶ人工の峡谷を堪能。田町駅近く、水上タクシー乗り場として活用されている田町防災船着場には、幟が立てられていました。

風向きで裏返ってしまいましたが、「田町防災船着場」「HELLO! TOKYO WATER TAXY」などとあり、アピールに努めているさまが見て取れました。船隊もだいぶ増強されましたし、ここ発で水路を楽しまれた方も少なくないでしょう。

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昨年8月、「8月11日の運河風景…4」では、幅一杯に鋼矢板で閉塞し、度肝を抜かれた香取橋の東。さぞ大規模な工事をしたのだろうと今回期待しておもむいてみると‥‥テラスの基礎が橋近くまで延長されていました‥‥う~ん、なるほど。

都内の河川・運河の中では、早期にテラスが整備された芝浦運河地帯ですが、今なお増設に努めているのが実感できる光景ではあります。テラスの造作も、各大河川や江東の水路とはまた違った、芝浦独特の雰囲気があって面白いもの。刻々と変わりゆく水辺、興味が尽きません。
撮影地点のMapion地図

(令和2年8月15日撮影)

(『8月15日の水路風景…10』につづく)

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タグ : 高浜西運河 芝浦西運河 新芝南運河 新芝運河

8月11日の運河風景…4

(『8月11日の運河風景…3』のつづき)

238091.jpg近づくにつれて、正面の何物かが鋼矢板であり、流路全幅にわたって打ち込まれ、文字どおり鉄壁の閉塞ぶりであることが判明。

いや~、これはかつてない、なかなか強烈な光景です。ブイのフェンスを設けたりして通航を止めるのは何回か目にしましたが、高々と壁を築かれて視界すら奪われるというのは初めてで、むしろ珍しさに感じ入ったものでした。

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しかし、鋼矢板を打ち込んだということは、少なくとも水を抜く必要があったわけで、何の工事をするのか気になりました。護岸の基礎や河床といったところでしょうか。当然この一列だけでなく、向こうにももう一列が打ち込まれているに違いありません。

238093.jpgこれはやはり、反対側からも見ておきたいものと、鋼矢板を横目に右折して新芝北運河を抜け、芝浦運河へ出て北上。分流点手前の浦島橋には、新芝運河通航止めの横断幕が掲げられていました。

左折✕ ←」の表記がユーモラス。工期は来年3月末までとのこと。さて、新芝運河北口はどうなっているでしょう。


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意外や鋼矢板の姿はなく、ブイ‥‥それも小さなものをつないだ、控え目なフェンスで閉塞されているだけでした。左手の柵には、先ほど浦島橋で見たものと、ほぼ同じ横断幕が掲げられているのも見えます。

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画像が粗くて恐縮ですが、軸線に合わせてからカメラを構え、ズームでたぐってみたのがこの一枚。奥に重機を載せた台船が浮いているのが見え、その手前はオレンジ色のフェンスで区切られていました。

見たかぎり、鋼矢板はあの一列だけみたいですね。これから手前に、もう一列打ち込まれるのでしょうか。なかなか見られない光景だけに、今後の進捗も観察しておきたくなります。
撮影地点のMapion地図

(元年8月11日撮影)

(『8月11日のフネブネ』につづく)

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タグ : 新芝運河 芝浦運河

8月11日の運河風景…3

(『8月11日の運河風景…2』のつづき)

238086.jpg芝浦橋北詰の橋台近くをメモ的に。堆砂というより、コンクリ塊の混じったガレ場といった風情ですが、前後の護岸近くにくらべると、こんもり、といって差し障りのない盛り上がりよう。

こういった底状は、干潮時に通らなければ観察できないので、一枚撮っておこうという気になるわけです。避けるべき浅瀬ですが、浸水など艇に異常があれば、擱座させて緊急避難にも使えるのですから。

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東側から間近に仰いだ芝浦橋、訪ねるたび同じような視点で眺めてしまうのが何とも。ガブリと喰いつかれ、かつ全力で体重をかけてくる、絵に描いたような緊迫感のある構造物‥‥。

高架の日陰になっているので、色褪せは他の橋ほどではありませんが、下端に錆とコケが目立ち始めました。日の射さない部分は湿気やすいのか、それとも高架に溜まった雨水が少しづつ伝ってくるのでしょうか。

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くぐって、西側からおなじみの姿を。ほんのわずかな区間ながら、都内で唯一、鉄道の高架下水路を形成する、ちょっとした珍スポットでもあります。

芝浦界隈の無骨な橋たちが、次々と架け替えられてスマートかつ淡白なものに様変わりしてしてゆく中、濃厚な鉄の匂いと、ハードな魅力を発散し続ける芝浦橋。この地域のかつてを思い起こさせるよすがとして、末永く元気に在ってほしいものです。

238089.jpg新芝運河に入り南端の「ビルの峡谷」を抜けて、新芝南運河との丁字流に出ました。緑濃い橋詰を両岸に従える藻塩橋も、背景の高層ビルを穏やかな水面に映して、なかなかきれい。

水面を見てもわかるように、風がそよとも抜けずまあ暑いこと。屏風のようにビルが並んでいるのですから、無理からぬことではあります。

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新芝運河をさらに北上していると、はるか向こう、モノレールが上空を横切る新芝北運河のあたり、正面に何か茶色い壁のようなものが‥‥。

遠めなのでよくわからないものの、色合いから鋼矢板に見えるのですが。この先で完全閉塞されているのかな?
撮影地点のMapion地図

(元年8月11日撮影)

(『8月11日の運河風景…4』につづく)

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タグ : 高浜西運河 新芝運河 芝浦橋

2月26日の運河風景…4

(『2月26日の運河風景…3』のつづき)

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高潮位時ということもあり、新幹線のトラスをくぐるときの「レディ・クリスタル」のギリギリっぷりは、ご覧のとおり結構なもの。微速でそろそろとすり抜けてゆく姿、これも一つの見ものではあります。

以下、日が落ちたのでブレているかピンボケと、腕の悪さに加えて悪条件なのでよい写真がありませんが、いくつか道々のスナップを拾ってみましょう。

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203018.jpgおなじみ浚渫船「海竜」にもぐっと寄せていただきました。舷側が視界を占めるほど、思い切り近寄ってもらったのですが、さすがに暗くなってきたので、何とか見られるのはこの一枚くらい。

全高のある艇とあって、もうほとんど全ての橋がすり抜け状態だったのも面白かった点。船尾のデッキも、岸壁からの乗降に備えて高さが取ってあるため、鼻先をかすめる桁裏やリベットが楽しめました。

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そして橋のすり抜けで気づかされたのが、ルーフ両舷肩に備えられた、白色LED照明の意外な効果です。

ご覧のとおり、ハードトップのスペースをいっぱいに使って、描かれたロゴを左右から照らし出し、橋上から見下ろす人たちにアピールするのが本来の目的。これが橋をかすめると、桁裏に反射して構造がぼうっと浮かび上がり、後甲板から眺めているとなかなかキレイで、よいものでした。

これをヒントにして、例えば日本橋川・神田川あたりの夜の便は、艇から橋の裏をライトアップしながら走れば面白いかも、と妄想がふくらみました。特に江戸橋や浅草橋ほかの鋼アーチ、一面のリベットが陰翳をつくって、星空のようで素敵なのではないでしょうか。

203020.jpg芝浦運河の定繋桟橋にもやっていた2番艇「01」。一昨年大晦日の写真とくらべると、船尾右舷のステップは後付けなのですね。運用の結果、追加の必要ありと認められたのでしょう。

外観上の特徴でもあるバーチカルステムですが、沖に出て引き波でピッチングしたとき、通常感じるような衝撃が全くなく、柔らかな乗り心地で効果を実感。なるほど! とうなずかされたものです。

しかしフレア(波をさばくための、上広がりの形)がほとんどないとあっては、わずかな波でも飛沫が盛んに上がり、窓を濡らしてしまうのは、止むを得ないところでしょう。この点オープンボートは難しく、本艇のようなエンクローズドキャブが、必須の船型なのかもしれませんね。

ともあれ、短時間ながら話題の艇に乗せていただくことがかない、「WATER TAXI」の居住性の佳さと、夕刻の運河風景を楽しむことができました。製作スタッフの皆様、船長、ありがとうございました!

(29年2月26日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 京浜運河 芝浦運河 新芝運河 浚渫船