6月3日の芝浦運河地帯…1

(『三菱倉庫の解体工事』のつづき)

95037.jpg午後は芝浦運河地帯をひとめぐりしてみようと、まずは新芝運河へ。午前中にくらべてだいぶ雲も途切れ、気温も上がってきましたが、すこし風が出てきました。この日は望の大潮の前日で、16時54分の満潮に向けて上がる一方でしたから、すでにテラスが目線より低く、いい感じです。

写真は新芝運河の北口付近ですが、右側の大きな区画がフェンスで囲まれており、ビル工事の最中でした。

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芝浦運河地帯を訪ねると、やってみたくなるのが「一筆書きで運河めぐり」。最初の丁字流で左へ曲がり、モノレールがビルの谷間をすり抜ける、短いけれど独特の風景が楽しめる水路・新芝北運河へ。
撮影地点のMapion地図

95039.jpg芝浦西運河へ出たところで、船溜にいたのがこのボート。流線形のエンクローズドキャブ、尾翼やエンジンポッド(?)までついた、ふた昔前の遊園地の乗り物を思わせる、何とも楽しいカタチの艇です。

同型艇を雑誌か何かで見た記憶があるので、びっくりはさせられなかったのですが、都内でお目にかかれるとは思いませんでした。


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芝浦西運河を南下していたら、後ろから釣り船が追い付いてきました。「一筆書き」の途中でもあるので、右へ曲がって新芝南運河へ入ればやり過ごせるかな…と思っていたらさにあらず、釣り船も面舵を切り、同じ針路をとってきます。

必死に逃げて(うそ)いたら、釣り船は八千代橋手前で減速、接岸の準備をはじめました。ここの船宿さんの持ち船だったようです。
撮影地点のMapion地図

95041.jpg高浜西運河を下っていたら、タイミングよく新幹線の電車に遭遇。そういえば、ここに来ると宙を突っ切るモノレールの方に吸い寄せられてしまい、新幹線はあまり意識してこなかった気が…。

しかし、高架の側壁に車体が隠されて、鑑賞にはあまり具合がよいとはいえませんね。電車より、背後に建つNTTドコモ品川ビルの、耳のような造作が気になってしまいました。


(24年6月3日撮影)

(『6月3日の芝浦運河地帯…2』につづく)

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タグ : 新芝運河 新芝北運河 芝浦西運河 新芝南運河 高浜西運河

「喰われるトラス」と芝浦運河地帯

(『万病に効くループ?』のつづき)

38021.jpg高浜西運河に入り、五色橋をくぐると、いいタイミングでモノレールが身をくねらせてお出迎え。モノレールが颯爽と高架上を滑る姿を目にすると、いかにも芝浦運河地帯に来た、という感じで、気分が盛り上がります。

ともあれ本日の目玉目指して、このまま奥へと直進。



38022.jpg途中、マンションに挟まれながらもがんばる建材屋さん(『高浜運河に拾う…1』参照)とか、例の住宅(過去ログ『芝浦の運河めぐり…5』参照)とか、大いに盛り上がりながら最奥部のご本尊へ。

個人的には 写真の護岸が気になりました。ボルトを無数に打ち込まれ、加えてセメントや帯板の補強など、補修のあと著しい年季の入ったカミソリ護岸…。背後のマンションが真新しいだけに、痛々しさが増幅されている気が。

38023.jpg
そして、もうすでに一部ではおなじみ(?)、「喰われるトラス」芝浦橋を通過。本日も見事な喰われっぷり・のしかかられっぷり、橋梁界にたぐいまれなその惨状(笑)を、最微速で堪能しながらくぐります。
…書いているうちに、何だか凄くヒドイことをしているような気がしてきました。

38024.jpgいつも撮れずに悔しい思いをしている、喰いつかれ、のしかかられているその部分のディテールを撮ろうと頑張ったのですが…。最微速とはいえ、しょせん片手撮りではうまくいくはずがなく、右のボケブレ写真と、先日からのタイトルに掲げた一枚が数少ない戦果。

ううん、ボケた写真を見ると、悪い目がさらに悪くなりそう。ここは鉢氏撮影の美しい写真(喰われるトラス)を拝見して、口直しをさせていただきましょう。

38025.jpg芝浦橋のある強烈高架下でひとしきり盛り上がったあとは、新芝運河→新芝南運河→芝浦西運河→新芝北運河と、扇状運河地帯を縫うようにお散歩です。

テラスが整備された、ビルの大峡谷の底にある狭水路から見上げる四角い夏空。日照の少ない水路なので、ちょっとは涼しいはずですが、この酷暑ではあまり差も感じられず、高架下の日影が恋しくなるところ。ちょっと古川に寄って、涼んでいきましょうか。今日は上まで行けるかな…。
撮影地点のMapion地図

(22年8月29日撮影)

(『古川に袖にされる?』につづく)

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タグ : 芝浦橋 高浜西運河 新芝南運河

新芝運河に拾う…4

(『新芝運河に拾う…3』のつづき)

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「桁下高2.2m▼」と、珍しく桁下高表記のある藻塩橋。毎度同じことを書いて恐縮なんですが、橋や水門はオレンジとか赤とか、暖色系の方がよろしいです。特に、このようにビルに囲まれた狭水路では、視認性をよくする意味でも。

これが下路式のトラスとなれば、渡る人から見て悪目立ちするから、という理由も考えられるでしょうが、道路上からは構造がまったく見えない上路式の桁橋は、すべからくアカ~く塗るべきと、信じて止みません。
だんだん、暖色塗装原理主義者になってきた(笑)。

20112.jpg藻塩橋西詰は、橋の下をくぐって、分断されているテラスをつなぐ桟道が設けられているのが特徴。橋の上に上がることなく、水辺の散策が楽しめるようになっています。

ここ、以前紹介したとき(過去ログ『芝浦の運河めぐり…3』参照)はまだ設けられておらず、真上に家のある暗渠の開口部や、石垣護岸が見えていたあたり。芝浦運河地帯、着々と整備が進んでいるのが見て取れます。

20113.jpg新芝南運河との変形丁字流を、百代橋を左に見ながらゆるゆる通過。

左手、木が茂っているあたりは旧来の石垣護岸が残って、テラスや桟道もなく、昔の面影が感じられる一角でもあります。


20114.jpgここ、通るたびに気になっていたのですが、油槽らしきタンクとホイストが、チラリと見えるんですよね。

造作から見てそう古いものではなく、ホイストのブームの長さも、旧護岸を越えて荷役するには足りませんから、水運とは関係がないのでしょうが、新河岸川の例もあるので、やはり気になってしまいます。


20115.jpg
新芝運河の南端と、高浜西運河の西端部が接する「運河の曲がり角」は、JR・東海道貨物線と、新幹線の大井車輌基地に至る枝線が斜めにかぶさる、都内でも珍しい、鉄道高架下の水路。(『高架下水路づくし』参照)

そうそう、ここを通ったら吸い寄せられざるを得ない、例のモノについて、改めて興味をそそられていたところでした。次回、別項を設けてご紹介しましょう。
撮影地点のMapion地図

(21年12月13日撮影)

(『吊られる桁 VS 喰われるトラス』につづく)

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タグ : 新芝運河 新芝南運河 高架下水路

新芝南運河


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新芝南運河
所在地:東京都港区芝浦4
延長:0.33km
最小水深:A.P.-2.0m
最小桁下高:A.P.+4.5m
メモ新芝北運河と同じく、新芝運河青印)と芝浦西運河赤印)を結ぶ放射線水路。親水歩道増設区間の可航幅はさらに狭く、12mしかない。八千代橋から東は、屋形船の船溜となっている。
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