6月13日のトリさん
(『6月13日の運河風景』のつづき)
●13日に出会ったトリさん‥‥ほとんどカルガモですが、最後にまとめさせていただきましょう。
新芝北運河、芝潟橋~霞橋間で、前方からピヨピヨと可愛らしい声が聞こえてきました。季節の風物詩、待望の鴨さんヒヨコ艦隊です! 天敵に捕食されやすい時期とて、これだけの数を守って引き連れている親鳥は立派なもの。引き波を立てないよう、最微速で接近。

●曇りで暗いのでうまく撮れませんでしたが、12羽のヒヨコ艦隊を確認。もうぽやぽやの時期は脱して、そこそこの大きさに成長しています。親鳥が緊張の面持ちなのにくらべて、雛たちは羽繕いをしたりと、無邪気な様子がまた萌えさせますね!

●高浜運河、新港南橋の西詰にはなぜかテトラポッドが積んであるんですが、ここにも鴨さん一家が! 親鳥は警戒のため水面に残りながら、雛たちを上陸させ休ませているのがまた、いじらしい感じでいいじゃないですか。体を寄せ合って「ヒヨコ玉」を形成しつつあるのも最高です!
このあたり、テラスは親子連れ(人間の、ね)で結構な賑わい。子供たちと手を振りあうこともしばしばだったのですが、「ここに鴨さんがいるよ!」と教えてあげても、皆さん首をかしげるばかり。鴨は人の目線の死角を選んで休んでいるのですから、テラスの人から見えないのは当然で、うかつでありました。

●こちらの群れは親鳥はいませんでしたが、まあ、ツブれてお餅のようになった姿の、可愛らしいことったら! 親の姿が見えないこともあり、天敵に発見されないよう警戒しているのでしょう、息を殺すようにして押し黙っていました。
●何分曇り空なのでサエなくて恐縮ですが、朝潮運河の小トラスの上で胸を張る、鵜さんのスナップで終わるとしましょう。
数の上からいえば、夏場の都内水鳥界(?)は、鷺と鵜の天下といってもいい過ぎではありません。この日はそう暑くはなかったのですが、飛んできた直後だったのか、ハァハァとまだ息も荒いご様子でした。
(令和3年6月13日撮影)
(『6月13日の水門たち』につづく)

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新芝北運河、芝潟橋~霞橋間で、前方からピヨピヨと可愛らしい声が聞こえてきました。季節の風物詩、待望の鴨さんヒヨコ艦隊です! 天敵に捕食されやすい時期とて、これだけの数を守って引き連れている親鳥は立派なもの。引き波を立てないよう、最微速で接近。

●曇りで暗いのでうまく撮れませんでしたが、12羽のヒヨコ艦隊を確認。もうぽやぽやの時期は脱して、そこそこの大きさに成長しています。親鳥が緊張の面持ちなのにくらべて、雛たちは羽繕いをしたりと、無邪気な様子がまた萌えさせますね!

●高浜運河、新港南橋の西詰にはなぜかテトラポッドが積んであるんですが、ここにも鴨さん一家が! 親鳥は警戒のため水面に残りながら、雛たちを上陸させ休ませているのがまた、いじらしい感じでいいじゃないですか。体を寄せ合って「ヒヨコ玉」を形成しつつあるのも最高です!
このあたり、テラスは親子連れ(人間の、ね)で結構な賑わい。子供たちと手を振りあうこともしばしばだったのですが、「ここに鴨さんがいるよ!」と教えてあげても、皆さん首をかしげるばかり。鴨は人の目線の死角を選んで休んでいるのですから、テラスの人から見えないのは当然で、うかつでありました。

●こちらの群れは親鳥はいませんでしたが、まあ、ツブれてお餅のようになった姿の、可愛らしいことったら! 親の姿が見えないこともあり、天敵に発見されないよう警戒しているのでしょう、息を殺すようにして押し黙っていました。

数の上からいえば、夏場の都内水鳥界(?)は、鷺と鵜の天下といってもいい過ぎではありません。この日はそう暑くはなかったのですが、飛んできた直後だったのか、ハァハァとまだ息も荒いご様子でした。
(令和3年6月13日撮影)
(『6月13日の水門たち』につづく)

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6月13日の運河風景
(『晴海客船ターミナル、閉鎖?』のつづき)

●落穂ひろい的にいくつか見てまいりましょう。
新芝北運河の芝潟橋西詰、モノレールの高架橋脚に寄り添う‥‥というか、ほとんど利用するような形で建っている、クレーン付きの2階建てと桟橋やプレハブなど諸々。運河が実用されていた時代の残り香ということで、以前から気になっていた建物です。
●初出は過去ログ「芝浦の運河めぐり…9」でしたが、15年を経て杭や桟橋も徐々に崩壊し、左手にあった小屋はすでに姿を消していますね。
さて、例によってうかつなことながら、今回ようやく気づいたのが、右手、橋脚の側面、色褪せながらも「鉄」と書かれていたこと。奥のもうひと文字はプレハブで半ば隠れていますが、「銅」でしょうか? ということは、この建物のオーナーさんは、古金属回収を業とされていた(もしくは、いる)のでしょう。桟橋にバージが横付けし、くず鉄や銅製品を荷役することもあったのでしょうね。
【撮影地点のMapion地図】
●京浜運河の港南大橋近く東岸、台船や曳船など、業務船がみっちり詰まる魅惑の船溜。楽しく眺めながら通っていたら、ふと目に留まったのが「Doki (株)どき」なる看板! ドキドキ‥‥(笑)。
船宿かしらと思ったら、検索すると、株式会社どきという海洋土木業の会社でした。どきは「土岐」で、以前は土岐船舶工事と称していたそうです。重機・船舶の紹介ページ、スペックが詳しく書かれていて、面白く拝見しました。

●京浜運河を出てすぐの品川埠頭北端、アサノコンクリート品川工場のアンローダーは、一種シンボル的な存在ですが、この日は接岸船もなかったので、ぐっと近寄ってみました。
バケットホイールの先端を思いきりアップで。チェーンとスプロケットで連なったさま、こういうディテールはシビレるものがありますねえ!
●いつもは右手から眺めることが多いので、今回は後ろともいうべき、左手から一枚。「I H I」のプレートを掲げた、大きな円筒形のカウンターウェイトが強調され、新鮮な角度です。
円筒の曲面に、点検用の足場が設けられていますね。この上で特撮ヒーローと敵役の怪人が、足場の悪さをものともせず、手に汗握る戦いを繰り広げていそう‥‥と、妙な方向に妄想をしてしまいました。

●汐留川水門をくぐり、浜離宮前水面に入ったところで、水面上をふと見たらドキリとするものがあって、目が釘付けになりました! な、なんじゃこりゃ?
照りのある突起状の何が、水面から突き出しています。その気持ち悪さったらありません。未知の生きものかしらと、背中をぞわぞわさせながら凝視すること数秒‥‥‥‥‥‥。
ゴム手袋でした。
(令和3年6月13日撮影)
(『6月13日のトリさん』につづく)

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●落穂ひろい的にいくつか見てまいりましょう。
新芝北運河の芝潟橋西詰、モノレールの高架橋脚に寄り添う‥‥というか、ほとんど利用するような形で建っている、クレーン付きの2階建てと桟橋やプレハブなど諸々。運河が実用されていた時代の残り香ということで、以前から気になっていた建物です。
●初出は過去ログ「芝浦の運河めぐり…9」でしたが、15年を経て杭や桟橋も徐々に崩壊し、左手にあった小屋はすでに姿を消していますね。
さて、例によってうかつなことながら、今回ようやく気づいたのが、右手、橋脚の側面、色褪せながらも「鉄」と書かれていたこと。奥のもうひと文字はプレハブで半ば隠れていますが、「銅」でしょうか? ということは、この建物のオーナーさんは、古金属回収を業とされていた(もしくは、いる)のでしょう。桟橋にバージが横付けし、くず鉄や銅製品を荷役することもあったのでしょうね。
【撮影地点のMapion地図】

船宿かしらと思ったら、検索すると、株式会社どきという海洋土木業の会社でした。どきは「土岐」で、以前は土岐船舶工事と称していたそうです。重機・船舶の紹介ページ、スペックが詳しく書かれていて、面白く拝見しました。

●京浜運河を出てすぐの品川埠頭北端、アサノコンクリート品川工場のアンローダーは、一種シンボル的な存在ですが、この日は接岸船もなかったので、ぐっと近寄ってみました。
バケットホイールの先端を思いきりアップで。チェーンとスプロケットで連なったさま、こういうディテールはシビレるものがありますねえ!

円筒の曲面に、点検用の足場が設けられていますね。この上で特撮ヒーローと敵役の怪人が、足場の悪さをものともせず、手に汗握る戦いを繰り広げていそう‥‥と、妙な方向に妄想をしてしまいました。

●汐留川水門をくぐり、浜離宮前水面に入ったところで、水面上をふと見たらドキリとするものがあって、目が釘付けになりました! な、なんじゃこりゃ?
照りのある突起状の何が、水面から突き出しています。その気持ち悪さったらありません。未知の生きものかしらと、背中をぞわぞわさせながら凝視すること数秒‥‥‥‥‥‥。
ゴム手袋でした。
(令和3年6月13日撮影)
(『6月13日のトリさん』につづく)

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新芝運河の工事
(『6月13日のフネブネ…3』のつづき)
●久しぶりに芝浦運河地帯をお散歩しよう‥‥と芝浦運河を南下。新芝運河に入ろうとしたら、あらら、フェンスで閉鎖されているようですね。
工事とあれば仕方がありませんが、すり抜ける余裕もないのかな? とよこしまな気持ちも湧き上がってきて、軸線上からのぞき込んでみると‥‥。

●むう、竹芝橋~香取橋間は、流路いっぱいに台船やらクレーン船でみっちり。すり抜ける余裕はとてもなさそうです。やむなく芝浦運河をそのまま直進、右折して芝浦西運河に入り、新芝北運河から香取橋のある十字流を目指すことに。

●古豪RC橋、香取橋を前に。そろそろ架け替えられてもおかしくない雰囲気なんですが、今回の工事もテラスのようですね。
昨年8月、「8月15日の水路風景…9」では、テラスの延長部の工事はいったん終わったようでしたが、柵や床面などの造作はまだのようでしたので、第二期工事が始まったのでしょう。

●さて、では行きましょうかと反対側を向いて見たら、こちらもブイのフェンスで閉鎖されていました。
写真の奥、新芝橋付近にはクレーン船がいるようです。左側に少しすき間があるので、見たところすり抜けられそうでしたが、向こう側の状況がわからないので、新芝北運河を戻ることに。
●新芝北運河→芝浦西運河→新芝南運河と、扇の骨とかなめをたどるようして、反対側、藻塩橋のある丁字流へ出ると‥‥、やはり、こちらは完全閉塞。無理してすり抜けたりしなくてよかった。
というわけで、新芝運河は3分の2の区間が閉塞中でありました。残る3分の1を南下して、芝浦橋や高浜橋の様子を見てゆくとしましょう。
【撮影地点のMapion地図】
(令和3年6月13日撮影)
(『竣工した高浜橋』につづく)

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工事とあれば仕方がありませんが、すり抜ける余裕もないのかな? とよこしまな気持ちも湧き上がってきて、軸線上からのぞき込んでみると‥‥。

●むう、竹芝橋~香取橋間は、流路いっぱいに台船やらクレーン船でみっちり。すり抜ける余裕はとてもなさそうです。やむなく芝浦運河をそのまま直進、右折して芝浦西運河に入り、新芝北運河から香取橋のある十字流を目指すことに。

●古豪RC橋、香取橋を前に。そろそろ架け替えられてもおかしくない雰囲気なんですが、今回の工事もテラスのようですね。
昨年8月、「8月15日の水路風景…9」では、テラスの延長部の工事はいったん終わったようでしたが、柵や床面などの造作はまだのようでしたので、第二期工事が始まったのでしょう。

●さて、では行きましょうかと反対側を向いて見たら、こちらもブイのフェンスで閉鎖されていました。
写真の奥、新芝橋付近にはクレーン船がいるようです。左側に少しすき間があるので、見たところすり抜けられそうでしたが、向こう側の状況がわからないので、新芝北運河を戻ることに。

というわけで、新芝運河は3分の2の区間が閉塞中でありました。残る3分の1を南下して、芝浦橋や高浜橋の様子を見てゆくとしましょう。
【撮影地点のMapion地図】
(令和3年6月13日撮影)
(『竣工した高浜橋』につづく)

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2月26日の運河風景…2
(『2月26日の運河風景…1』のつづき)
●船長にお話をうかがいつつ、最前列席から眺める新芝運河。普通の部屋っぽい(?)内装の質感のせいか、大きな窓越しに流れてゆく運河風景が、何だかとても新鮮。
いつもなら、行き足なりの風を顔に受けるという、感覚の先入観が新鮮さを感じさせるのでしょう。よく効いた暖房にヌクヌクしながら、川景色を見られるというだけで特別なことに思えてしまうあたり、何とも安上がりではあります。

●新芝北運河との十字流に入ったところで、撮影のためいったん停止したので、船尾に出てみました。改架成った、新しい鹿島橋を撮っておこうと思って(前回、工事中の光景は『7月10日の水路風景…6』参照)。
見るからに軽快そのものの桁と、がっしりと頼もしそうな橋台。戦前の鈑桁橋がなくなったのは残念ですが、一径間となり間口が広くなったことで、奥の船溜にもやうフネブネも出入りがしやすくなったでしょう。今度自艇で訪ねたら、初くぐりしてみよう。
●提案させていただいたのは「一筆書きコース」でしたから、新芝北運河→芝浦西運河→新芝南運河→新芝運河‥‥と、扇の中骨を縫うような形で、高浜西運河へ出るつもりだったのですが!
新芝南運河を、新芝運河との丁字流まで出たところ、テラスの柵にご覧の横断幕が掲げられていました。ありゃりゃ、高浜西運河には抜けられないのかしら?

●左に目を向ければ‥‥ううむ、警戒船が腰を据えていますねえ。せめて「喰われるトラス」・芝浦橋だけでもご紹介できればと、警戒船にお願いして、途中まで入れてもらうことも考えたものの、ここで船長からご意見が。
船長によると、新芝運河~高浜西運河の接続部は浅く、本艇での通航は不可とのこと。なるほど、小さな私の艇では余裕しゃくしゃくでも、この艇の上部構造や船体規模を考えたら、ずっと喫水は深いに違いありません。安全第一、ここは大事を取っておきましょう。

●ふたたび芝浦西運河に戻ったところで、ちょうど視界に入った、好みのタイプの曳船を一枚。塗色は色褪せて錆が浮き、もう長い間動いていないようですね。
さまざまな意味で厳しい都内の内水では、貴重となった寂寥感あふれる風景。もやわれたまま、静かに朽ちつつあるフネブネがそこここで見られたのは、ついこの間のことのように思えたのですが、今や珍しく感じられるほどになりました。
(29年2月26日撮影)
(『2月26日の運河風景…3』につづく)

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いつもなら、行き足なりの風を顔に受けるという、感覚の先入観が新鮮さを感じさせるのでしょう。よく効いた暖房にヌクヌクしながら、川景色を見られるというだけで特別なことに思えてしまうあたり、何とも安上がりではあります。

●新芝北運河との十字流に入ったところで、撮影のためいったん停止したので、船尾に出てみました。改架成った、新しい鹿島橋を撮っておこうと思って(前回、工事中の光景は『7月10日の水路風景…6』参照)。
見るからに軽快そのものの桁と、がっしりと頼もしそうな橋台。戦前の鈑桁橋がなくなったのは残念ですが、一径間となり間口が広くなったことで、奥の船溜にもやうフネブネも出入りがしやすくなったでしょう。今度自艇で訪ねたら、初くぐりしてみよう。

新芝南運河を、新芝運河との丁字流まで出たところ、テラスの柵にご覧の横断幕が掲げられていました。ありゃりゃ、高浜西運河には抜けられないのかしら?

●左に目を向ければ‥‥ううむ、警戒船が腰を据えていますねえ。せめて「喰われるトラス」・芝浦橋だけでもご紹介できればと、警戒船にお願いして、途中まで入れてもらうことも考えたものの、ここで船長からご意見が。
船長によると、新芝運河~高浜西運河の接続部は浅く、本艇での通航は不可とのこと。なるほど、小さな私の艇では余裕しゃくしゃくでも、この艇の上部構造や船体規模を考えたら、ずっと喫水は深いに違いありません。安全第一、ここは大事を取っておきましょう。

●ふたたび芝浦西運河に戻ったところで、ちょうど視界に入った、好みのタイプの曳船を一枚。塗色は色褪せて錆が浮き、もう長い間動いていないようですね。
さまざまな意味で厳しい都内の内水では、貴重となった寂寥感あふれる風景。もやわれたまま、静かに朽ちつつあるフネブネがそこここで見られたのは、ついこの間のことのように思えたのですが、今や珍しく感じられるほどになりました。
(29年2月26日撮影)
(『2月26日の運河風景…3』につづく)

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7月10日の水路風景…6
(『7月10日の水路風景…5』のつづき)
●芝浦運河から新芝運河に入り、新芝北運河との十字流まで来ました。ちょうどモノレールの電車が、頭上はるかの高架上を滑ってゆくところです。
見ておきたかったものとは写真右手、この十字流に面した鹿島橋の架け替え工事。昨年の大晦日、「27年度川走り納め…10」で旧橋が撤去されたのに気づき、愕然としたものですが、進捗状況はいかがでしょうか。

●十字流に頭を突っ込んだところで右に目を向けると‥‥、水路の中央にはフェンスとともに台船が陣取り、橋はまだ足場に覆われて、工事たけなわの雰囲気ですね。

●足場とネットで中央径間はよくわかりませんでしたが、橋台部分はRC製のようです。昨年末に仮橋を見てから約半年で、構造はほぼ完成したみたいですね。
取舵を切り、船尾方向に遠ざかる新橋の全体像を一枚。昭和一桁の橋が失われたのは寂しいものの、竣功したら「初くぐり」の楽しみも待っています。素敵な橋になるといいですね。

●新芝北運河のスナップを。ビルの谷間をモノレールがかすめ、テラスからも車体の真裏が堪能(?)できるという、一見おとなしげながら強烈な個性を放つ狭水路。たまに魚の跳ねる水音を聞きながら、静かな水面を最微速で分けて南下します。
【撮影地点のMapion地図】
(28年7月10日撮影)
(『7月10日の水路風景…7』につづく)

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見ておきたかったものとは写真右手、この十字流に面した鹿島橋の架け替え工事。昨年の大晦日、「27年度川走り納め…10」で旧橋が撤去されたのに気づき、愕然としたものですが、進捗状況はいかがでしょうか。

●十字流に頭を突っ込んだところで右に目を向けると‥‥、水路の中央にはフェンスとともに台船が陣取り、橋はまだ足場に覆われて、工事たけなわの雰囲気ですね。


取舵を切り、船尾方向に遠ざかる新橋の全体像を一枚。昭和一桁の橋が失われたのは寂しいものの、竣功したら「初くぐり」の楽しみも待っています。素敵な橋になるといいですね。

●新芝北運河のスナップを。ビルの谷間をモノレールがかすめ、テラスからも車体の真裏が堪能(?)できるという、一見おとなしげながら強烈な個性を放つ狭水路。たまに魚の跳ねる水音を聞きながら、静かな水面を最微速で分けて南下します。
【撮影地点のMapion地図】
(28年7月10日撮影)
(『7月10日の水路風景…7』につづく)

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