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7月28日の水路風景…6

(『7月28日の水路風景…5』のつづき)

237026.jpg電光掲示板や信号を径間の外にはみ出させた、こじんまりとした印象の浜前水門をくぐって隅田川に出れば、左手に築地大橋が。この角度からだと、流れるようなラインが強調されて、一番格好よく見えるかも。

しかし、日中は曇りの予報だったのが、ここまで青空が広がってくれば上等というものです。も一つ見ておきたいものを目指して、面舵を切りスロットルを倒しました。

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清洲橋をくぐってさらに右へ舵を切り、行き足をゆるめて小名木川に入りました。一つ気になったのは、萬年橋をくぐりつつ名物の橋側灯を見上げたとき。アッ、と声を上げながら、思わず眉をひそめました。

橋側灯が壊されている? 「橋」の字の右上に、欠損したような箇所と、周りにもひび割れのようなものが。写真を拡大してよく見てみると、右下のガラスも割れているように見えます。ぶつけられたとすれば、とても悲しいことですね‥‥。私の間違いで、単なる経年の剥落だったらいいのですが。小なりといえど、船の目線から見れば橋の看板に等しいもの。ぜひ、速やかな補修をお願いしたいものです。

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で、何で小名木川に来たかというとですね。更新工事竣工後の通航再開がいよいよ8月1日に迫った、扇橋閘門に一目会っておきたかったから!

管理橋を透かして、奥の後扉室が扉体を上げているのが見えます。「工事中通行止」の横断幕が取れれば、いよいよ現役復帰と思うと、胸が熱くなりますわい。

237030.jpgさらにゲートへ迫って一枚。更新前、「前扉」と大書きされた真紅の扉体で、力強く自己主張(?)していた質実剛健さを思うと、カフェテラスを思わせるガラス張りの巻上機室は洒落ていて、同じ躯体とは思えないほど雰囲気が一変しましたよね。

さておき、扇橋もリニューアル初日が迫ったとなれば、平成17年、閘門様の一般供用開始日に一番乗りしたごとく、柳の下の二匹目のドジョウ(ちょっと意味が違うかもしれんです)を狙いたい気持ちが、むくむくと頭をもたげてきました。
閘門好きとして、また自艇で通れる数少ない閘門の一つが、装い新たに稼働することを祝う気持ちも合わせて、ここは是が非でも、イの一番に通航を果たしたいものだと!

(元年7月28日撮影)

(『フジツボつけてデッドフル!』につづく)

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タグ : 新月島川 新月島運河 隅田川 小名木川 浜前水門 扇橋閘門 閘門

7月28日の水路風景…5

(『7月28日の水路風景…4』のつづき)

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北上しておなじみ朝潮水門へ。角度がよくなくて、ズームで少しゆがんでしまいましたが、水深表示の電光掲示板を掲げ、得意げな面持ちの操作室を一枚。

この径間の真ん中、操作室が乗ったここは何と呼んだらいいんでしょう、スイングゲートだから堰柱ではないし‥‥。
前後を朝潮小橋、黎明大橋にはさまれ、すでにスイングゲートの長所を生かす状態になくなって久しいのですが、設備も一部更新されたことだし、まだまだ頑張ってもらえそうですね。

237022.jpg右手にあった、水門の径間を渡す架道橋を、初めてちゃんと撮ってみました。繰り出し式といってよいのでしょうか、ローラーでごろごろと転がして、片持ち式に伸ばしてゆく仕組みです。

撮りながら、あ、こんなことしなくても、黎明大橋の歩道から眺めれば、間近に観察できるんだ‥‥と、今さらながら気づいて一人苦笑したのでした。

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左に舵を切って新月島川へ。まず目に入ってくるのは、長らく改架工事をしている、新島橋の錆色の足場です。

鉄骨の足場だけでなく、水面近くも中央のわずかな航路を残し、現場のぐるりを矢板で囲っているため、錆色の面積が大きくて、ちょっと息苦しいような感じもしますね。横堤があるのと同じことですから、風波が防がれて、繋留船にとっては具合がよいかもしれませんが。

237024.jpg遠目には外見があまり変わらないので、くぐってみて気になる進捗を拝見してみましょう。

おお、西側は橋脚と桁がほぼ形になっているのですね。東側も橋脚はすでにできていて、桁に取りかかりつつある状況でした。足場が撤去されるのも、遠いことではないようです。


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そして新月島川といえば、西端にある勝どきマリーナ‥‥本橋発動機さんのクレーン。この社名を掲げた抜き文字、いつ見ても渋くていいですねえ!
撮影地点のMapion地図

(元年7月28日撮影)

(『7月28日の水路風景…6』につづく)

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タグ : 朝潮運河 新月島川 新月島運河 朝潮水門

5月3日の橋の裏側

(『5月3日の亀島川…4』のつづき)

151041.jpg久しぶりに、「橋の裏側」だけでまとめてみました。過去に紹介した裏側もありますが、改めて。

右は新月島運河、浜前橋。考えてみると、ここまでフラットな裏側って、都内では少ないかも‥‥。


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タグ : 新月島運河 新月島川 亀島川 月島川 月島川水門 橋の裏側

5月3日の「隅田川橋梁」…4

(『5月3日の「隅田川橋梁」…3』のつづき)

151016.jpg前部の出入口から後部デッキまで、お客さんをぎっしり満載した水上バス、「リバータウン」が下航(タイトルはこの少し前のシーン)。橋の断面と船とのツーショットは、貴重なだけにできるだけ撮っておきたいもの。

下写真、月島側のそれを上流側から眺めて、気づかされたことが一つ。橋脚の真上に当たる側面、濃いグレーで三角形に塗り分けられていますよね。単なる塗り分けなのか、それとも、これから三角錐型の整流カバーみたいなものを取り付けるのか‥‥。

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ついこの間まで、この位置から下流を見ると、旧臨港消防署の建物や桟橋が目に入ってきたんだよなあ‥‥。昨今の水辺の変化の速さ、激しさには、毎度のことながら驚かされるばかりです。

151018.jpg「隅田川橋梁」にお別れして、新月島運河(新月島川)へゆるゆる進入。以下、落ち穂拾い的に何枚か。

浜前水門をくぐって、併設されている浜前橋のフラットな裏側を見上げながら。ムクのスラブとあって、桁裏にはわせる余裕がないためでしょう、パイプやら電路らしいものが、ガードレールと一緒にびっしり並んでいるのが見えますね。わずかな桁側面には、「最高潮面上高さ2m」の文字も。A.P.換算では、4.1mということになるのでしょうか。

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勝ちどきマリーナの前にさしかかったところで、女性スタッフが出て来られたので、先日、撮影時にお世話なったお礼を言上しつつ微速で通過。

その少し先にもやっていた曳船、「12東庄丸」のファンネルマークが素敵だったので一枚。ペンキ書きでない、抜き文字なのがまたよろしく、まめに手入れされているのか、塗りも鮮やかでした。
撮影地点のMapion地図

(26年5月3日撮影)

(『5月3日の亀島川…1』につづく)

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タグ : 隅田川橋梁 隅田川 新月島運河 新月島川 浜前水門 水上バス 曳船 橋の裏側

5月14日の水路風景…2

(『5月14日の水路風景…1』のつづき)

125011.jpgかしまの後ろに並列してもやうのは、護衛艦いそゆき(ハルナンバー127)と、練習艦しらゆき。

はつゆき型には、過去にもたびたび晴海で出会っている(『7月23日のフネブネ…3』ほか参照)ので、親しみを覚えます。光の加減か、はたまた2隻重なっているからか、上部構造やラティス・マストがより重厚に見えて、ベテラン艦らしい魅力を発散しているように感じられました。

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125013.jpg練習艦隊をゆっくり眺めてから、朝潮運河を北上し、新月島運河の集合場所へ。朝凪の時間帯とあって、港内に出ても水面はまろやかで、行き来する船影も少なく、引き続き爽やかな空気を楽しみつつの移動です。

新月島運河の新島橋も、ご覧のとおり架け替え工事が行われており、向こうには鋼矢板が打ち込まれているのが見えますね。


125014.jpg今回の集合場所であり出発地点でもある、勝どきマリーナに接岸。「本橋発動機(株)」の抜き文字を掲げた、渋いクレーンにシビレる船頭。この日は定休日だったのですが、本橋専務自ら出迎えてくださり、恐縮至極でありました。

本橋専務が淹れてくださった、美味しいアイスコーヒーをいただきながらお話をうかがうと、創業実に85年、社名のとおり、かつては舶用焼玉エンジン(!)の製造販売もしておられたのだとか。

125015.jpg大型船のエンジン整備のご苦労話など、船頭的にストライクゾーンど真ん中の興味深いお話ばかりで、楽しく拝聴していたら、間なしにH艇長の艇が接岸。スタッフも到着されて、打ち合わせしつつ出航準備へ。

間近に浜前水門、その向こうに隅田川と築地市場を控え、都心といってよいこの地で盛業されている、「船いきれ」に満ちたこの一角! 都内の水路から、船溜が急速に姿を消していることもあり、この雰囲気がたまらなく貴重に思えたものでした。
撮影地点のMapion地図

(25年5月14日撮影)

(『5月14日の水路風景…3』につづく)

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タグ : 春海運河 新月島運河 護衛艦 浜前水門