5月15日のフネブネ…4
(『5月15日のフネブネ…3』のつづき)
●新月島川を朝潮運河方へ向かうと、クレーン船と曳船が何やら作業中です。護岸工事でしょうか。
接岸したクレーン船の舷側に、刺さるような形で曳船がバウ付けしており、河道の大半を塞いでいました。左側の幅は余裕がありますから、ガレ場でもないかぎり充分避けられるでしょう。

●ブルーの塗装がきれいな、曳船の船尾をかすめて。ファンネルのない船尾排気とあって、低い爆音とともに、濃厚な排気の匂いが鼻を突きます。曳船は甲板室に「大子」「DAIGO」とありましたから、ダイゴと読ませるのでしょう。クレーン船は「常陸130号」でした。

●朝潮運河に出ればやはり、おなじみ臨港消防署の消防艇隊にごあいさつ。毎度同じような角度で恐縮ながら、圧倒的な選手村マンション群をバックにたたずむ「みやこどり」には、何か惹かれるものがあるんですよ。

●桟橋に憩う「おおえど」と「すみだ」も。「すみだ」は今年で引退という話を耳にしましたが、本当でしょうか。平成12年4月竣工というと、まだ若手のような感じがするんですけれど、整備面など維持の手間を考えれば、寄る年波なのでしょうね。
●朝潮運河から港内に出ると‥‥あ! アレは? と目が釘付けになりました。
レインボーブリッジの向こう、ちょうど雲がかかってはっきり撮れていませんが、水上バス「ホタルナ」の少し右側です。見えませんか? 東京ではあまり出会えない、珍客といってよい船が入ってきましたね! これは沖でお出迎えして、バッチリ堪能しなければウソというものでしょう!
(令和3年5月15日撮影)
(『「ひりゆう」入港!…1』につづく)

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接岸したクレーン船の舷側に、刺さるような形で曳船がバウ付けしており、河道の大半を塞いでいました。左側の幅は余裕がありますから、ガレ場でもないかぎり充分避けられるでしょう。

●ブルーの塗装がきれいな、曳船の船尾をかすめて。ファンネルのない船尾排気とあって、低い爆音とともに、濃厚な排気の匂いが鼻を突きます。曳船は甲板室に「大子」「DAIGO」とありましたから、ダイゴと読ませるのでしょう。クレーン船は「常陸130号」でした。

●朝潮運河に出ればやはり、おなじみ臨港消防署の消防艇隊にごあいさつ。毎度同じような角度で恐縮ながら、圧倒的な選手村マンション群をバックにたたずむ「みやこどり」には、何か惹かれるものがあるんですよ。

●桟橋に憩う「おおえど」と「すみだ」も。「すみだ」は今年で引退という話を耳にしましたが、本当でしょうか。平成12年4月竣工というと、まだ若手のような感じがするんですけれど、整備面など維持の手間を考えれば、寄る年波なのでしょうね。

レインボーブリッジの向こう、ちょうど雲がかかってはっきり撮れていませんが、水上バス「ホタルナ」の少し右側です。見えませんか? 東京ではあまり出会えない、珍客といってよい船が入ってきましたね! これは沖でお出迎えして、バッチリ堪能しなければウソというものでしょう!
(令和3年5月15日撮影)
(『「ひりゆう」入港!…1』につづく)

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5月15日のフネブネ…3
(『5月15日のフネブネ…2』のつづき)

●両国橋の下流まで来ると、黒いバージを曳いた緑色の曳船が目に入りました。神田川・三崎町中継所通いの、不燃ゴミ運搬便ですね。航行中の姿を見られるのはそうないことなので、スロットルをぐっと倒して近づいてから一枚。曳船は「第33中島丸」。

●急いだ甲斐あって、神田川に入るシーンをとらえることができました。曳船は一度右側ギリギリまで寄せてから、河道中央に戻す形で進入。隅田川の流速を考えてのことでしょう。
バージの方は乗り組みさんが両の足を踏ん張って、取舵に当てた舵柄を押さえ、巨大な羽板の圧に抗しているのがわかります。今や中継所を介したゴミ舶載輸送としては、都内唯一の存在となった神田川のバージ便、折に触れてその姿を記録してゆきたいものです。
●水辺ラインの繋留所では、船隊3隻が揃ってもやっていました。それもそのはず、緊急事態宣言下の要請に従い、全便運休となっているのです。
「緊急事態宣言の延長に伴う営業休止のお知らせ」によると、「この度の緊急事態宣言の延長に伴い、解除までの間は、東京水辺ライン(水上バス)の運航を全て休止いたします。※5月31日(月)までは全ての便について運休です。」とありました。
●下って永代橋下より、コンベア清掃船、「建河清第7号」と行逢。コンベアを上げて、船首両舷に玉網を構えた乗り組みさんの姿も見えないことから、仕事を終えて引き上げる途中でしょう。
背後の大島川水門、両岸に重機の姿が見えることから、橋の取り付け道路の工事が始まったのでしょうか。

●見慣れた船ながら、今回大いに驚かされたシーン。新月島川、何度かお世話になった勝鬨マリーナのお隣にある、(株)森田内燃機さんの前にもやわれた、サビサビのバージ。
この日は、12:54に最大A.P.+0.2mの大干潮時(撮影は11:18)とあって、バージもすっかり瀬にのし上げ、大きく傾いてこちらからもホールドの中が見えますね。以前からクレーンが突き出ていたのは認識していたのですが、まさかクレーン車が丸ごと突っ込んであったとは!
ずいぶん昔のクルマのようで、もうちょっと高いところからのぞけたら、車種も特定できそう。イヤ、びっくりしましたわ!
【撮影地点のMapion地図】
(令和3年5月15日撮影)
(『5月15日のフネブネ…4』につづく)

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●両国橋の下流まで来ると、黒いバージを曳いた緑色の曳船が目に入りました。神田川・三崎町中継所通いの、不燃ゴミ運搬便ですね。航行中の姿を見られるのはそうないことなので、スロットルをぐっと倒して近づいてから一枚。曳船は「第33中島丸」。

●急いだ甲斐あって、神田川に入るシーンをとらえることができました。曳船は一度右側ギリギリまで寄せてから、河道中央に戻す形で進入。隅田川の流速を考えてのことでしょう。
バージの方は乗り組みさんが両の足を踏ん張って、取舵に当てた舵柄を押さえ、巨大な羽板の圧に抗しているのがわかります。今や中継所を介したゴミ舶載輸送としては、都内唯一の存在となった神田川のバージ便、折に触れてその姿を記録してゆきたいものです。

「緊急事態宣言の延長に伴う営業休止のお知らせ」によると、「この度の緊急事態宣言の延長に伴い、解除までの間は、東京水辺ライン(水上バス)の運航を全て休止いたします。※5月31日(月)までは全ての便について運休です。」とありました。

背後の大島川水門、両岸に重機の姿が見えることから、橋の取り付け道路の工事が始まったのでしょうか。

●見慣れた船ながら、今回大いに驚かされたシーン。新月島川、何度かお世話になった勝鬨マリーナのお隣にある、(株)森田内燃機さんの前にもやわれた、サビサビのバージ。
この日は、12:54に最大A.P.+0.2mの大干潮時(撮影は11:18)とあって、バージもすっかり瀬にのし上げ、大きく傾いてこちらからもホールドの中が見えますね。以前からクレーンが突き出ていたのは認識していたのですが、まさかクレーン車が丸ごと突っ込んであったとは!
ずいぶん昔のクルマのようで、もうちょっと高いところからのぞけたら、車種も特定できそう。イヤ、びっくりしましたわ!
【撮影地点のMapion地図】
(令和3年5月15日撮影)
(『5月15日のフネブネ…4』につづく)

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3月15日の新月島川
(『3月15日の月島川』のつづき)

●隅田川を下って左折、浜前水門をくぐって新月島川(新月島運河)へ進入とまいりましょう。
隅田川下流部の東岸の水門では、唯一の港湾局管理で「統一デザイン」からは外れた水門です。佐藤淳一師匠いうところの“ケロケログリーン”カラーに、都のイチョウマークをあしらった扉体が素敵ですね。

●過去に何度かお世話になった、本橋発動機(勝どきマリーナ)の横を微速で通過し、振り返って一枚。繋留船艇やクレーンがおりなす船溜の風景、いいものです。
この赤錆びたバージは、本橋さんのお隣の業者さんのものだそうですが、都心もほど近い街場の水路で、鉄の匂い濃厚な川景色が味わえるとは、このご時勢とみに貴重な存在。いつまで目にできるかわかりませんが、この日このときの光景をを大切にしたいものと、ありがたく眺めながら通過。
●新月島川、右手の南西岸はすでにテラス化が進んでおり、古風な戸建て住宅や手作り感あふれる桟橋、木の生い茂る石垣護岸といった、昔ながらの風情を残す左手と、ちょっとちぐはぐな状態。
背景のタワーマンションがなければ、それこそ中央で仕切って、今昔対比写真としても通じるような、一種不思議な光景ではあります。
●新島橋は改架工事もほぼ終わったのでしょう、橋脚周りを止水していた鋼矢板を、撤去にかかっていました。
ああ、大好きなあの‥‥何ていいましたっけ。鋼矢板の上を足で挟みつけながらぎっちゃこぎっちゃこ歩いて、抜き差しする建機。こちらで初見して以来、方々で見かけるようになって、妙に気になっているんですよ。

●地味ですが、ちょっとそそられた物件を一つ。コンクリート堤防に、開口部を塗り込めたような跡が。きっと、かつてここに陸閘があったんでしょうね。
倉庫や回漕業者の建物がマンションやオフィスビルに代わり、水上と縁がなくなれば、堤防を切って出入口とする用も、なくなったというわけでしょう。ほんのささやかな痕跡でしたが、愛おしく思えてしまうのでした。
【撮影地点のMapion地図】
(令和2年3月15日撮影)
(『3月15日の朝潮水門』につづく)

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●隅田川を下って左折、浜前水門をくぐって新月島川(新月島運河)へ進入とまいりましょう。
隅田川下流部の東岸の水門では、唯一の港湾局管理で「統一デザイン」からは外れた水門です。佐藤淳一師匠いうところの“ケロケログリーン”カラーに、都のイチョウマークをあしらった扉体が素敵ですね。

●過去に何度かお世話になった、本橋発動機(勝どきマリーナ)の横を微速で通過し、振り返って一枚。繋留船艇やクレーンがおりなす船溜の風景、いいものです。
この赤錆びたバージは、本橋さんのお隣の業者さんのものだそうですが、都心もほど近い街場の水路で、鉄の匂い濃厚な川景色が味わえるとは、このご時勢とみに貴重な存在。いつまで目にできるかわかりませんが、この日このときの光景をを大切にしたいものと、ありがたく眺めながら通過。

背景のタワーマンションがなければ、それこそ中央で仕切って、今昔対比写真としても通じるような、一種不思議な光景ではあります。

ああ、大好きなあの‥‥何ていいましたっけ。鋼矢板の上を足で挟みつけながらぎっちゃこぎっちゃこ歩いて、抜き差しする建機。こちらで初見して以来、方々で見かけるようになって、妙に気になっているんですよ。

●地味ですが、ちょっとそそられた物件を一つ。コンクリート堤防に、開口部を塗り込めたような跡が。きっと、かつてここに陸閘があったんでしょうね。
倉庫や回漕業者の建物がマンションやオフィスビルに代わり、水上と縁がなくなれば、堤防を切って出入口とする用も、なくなったというわけでしょう。ほんのささやかな痕跡でしたが、愛おしく思えてしまうのでした。
【撮影地点のMapion地図】
(令和2年3月15日撮影)
(『3月15日の朝潮水門』につづく)

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7月28日の水路風景…6
(『7月28日の水路風景…5』のつづき)
●電光掲示板や信号を径間の外にはみ出させた、こじんまりとした印象の浜前水門をくぐって隅田川に出れば、左手に築地大橋が。この角度からだと、流れるようなラインが強調されて、一番格好よく見えるかも。
しかし、日中は曇りの予報だったのが、ここまで青空が広がってくれば上等というものです。も一つ見ておきたいものを目指して、面舵を切りスロットルを倒しました。


●清洲橋をくぐってさらに右へ舵を切り、行き足をゆるめて小名木川に入りました。一つ気になったのは、萬年橋をくぐりつつ名物の橋側灯を見上げたとき。アッ、と声を上げながら、思わず眉をひそめました。
橋側灯が壊されている? 「橋」の字の右上に、欠損したような箇所と、周りにもひび割れのようなものが。写真を拡大してよく見てみると、右下のガラスも割れているように見えます。ぶつけられたとすれば、とても悲しいことですね‥‥。私の間違いで、単なる経年の剥落だったらいいのですが。小なりといえど、船の目線から見れば橋の看板に等しいもの。ぜひ、速やかな補修をお願いしたいものです。

●で、何で小名木川に来たかというとですね。更新工事竣工後の通航再開がいよいよ8月1日に迫った、扇橋閘門に一目会っておきたかったから!
管理橋を透かして、奥の後扉室が扉体を上げているのが見えます。「工事中通行止」の横断幕が取れれば、いよいよ現役復帰と思うと、胸が熱くなりますわい。
●さらにゲートへ迫って一枚。更新前、「前扉」と大書きされた真紅の扉体で、力強く自己主張(?)していた質実剛健さを思うと、カフェテラスを思わせるガラス張りの巻上機室は洒落ていて、同じ躯体とは思えないほど雰囲気が一変しましたよね。
さておき、扇橋もリニューアル初日が迫ったとなれば、平成17年、閘門様の一般供用開始日に一番乗りしたごとく、柳の下の二匹目のドジョウ(ちょっと意味が違うかもしれんです)を狙いたい気持ちが、むくむくと頭をもたげてきました。
閘門好きとして、また自艇で通れる数少ない閘門の一つが、装い新たに稼働することを祝う気持ちも合わせて、ここは是が非でも、イの一番に通航を果たしたいものだと!
(元年7月28日撮影)
(『フジツボつけてデッドフル!』につづく)

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しかし、日中は曇りの予報だったのが、ここまで青空が広がってくれば上等というものです。も一つ見ておきたいものを目指して、面舵を切りスロットルを倒しました。


●清洲橋をくぐってさらに右へ舵を切り、行き足をゆるめて小名木川に入りました。一つ気になったのは、萬年橋をくぐりつつ名物の橋側灯を見上げたとき。アッ、と声を上げながら、思わず眉をひそめました。
橋側灯が壊されている? 「橋」の字の右上に、欠損したような箇所と、周りにもひび割れのようなものが。写真を拡大してよく見てみると、右下のガラスも割れているように見えます。ぶつけられたとすれば、とても悲しいことですね‥‥。私の間違いで、単なる経年の剥落だったらいいのですが。小なりといえど、船の目線から見れば橋の看板に等しいもの。ぜひ、速やかな補修をお願いしたいものです。

●で、何で小名木川に来たかというとですね。更新工事竣工後の通航再開がいよいよ8月1日に迫った、扇橋閘門に一目会っておきたかったから!
管理橋を透かして、奥の後扉室が扉体を上げているのが見えます。「工事中通行止」の横断幕が取れれば、いよいよ現役復帰と思うと、胸が熱くなりますわい。

さておき、扇橋もリニューアル初日が迫ったとなれば、平成17年、閘門様の一般供用開始日に一番乗りしたごとく、柳の下の二匹目のドジョウ(ちょっと意味が違うかもしれんです)を狙いたい気持ちが、むくむくと頭をもたげてきました。
閘門好きとして、また自艇で通れる数少ない閘門の一つが、装い新たに稼働することを祝う気持ちも合わせて、ここは是が非でも、イの一番に通航を果たしたいものだと!
(元年7月28日撮影)
(『フジツボつけてデッドフル!』につづく)

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7月28日の水路風景…5
(『7月28日の水路風景…4』のつづき)

●北上しておなじみ朝潮水門へ。角度がよくなくて、ズームで少しゆがんでしまいましたが、水深表示の電光掲示板を掲げ、得意げな面持ちの操作室を一枚。
この径間の真ん中、操作室が乗ったここは何と呼んだらいいんでしょう、スイングゲートだから堰柱ではないし‥‥。
前後を朝潮小橋、黎明大橋にはさまれ、すでにスイングゲートの長所を生かす状態になくなって久しいのですが、設備も一部更新されたことだし、まだまだ頑張ってもらえそうですね。
●右手にあった、水門の径間を渡す架道橋を、初めてちゃんと撮ってみました。繰り出し式といってよいのでしょうか、ローラーでごろごろと転がして、片持ち式に伸ばしてゆく仕組みです。
撮りながら、あ、こんなことしなくても、黎明大橋の歩道から眺めれば、間近に観察できるんだ‥‥と、今さらながら気づいて一人苦笑したのでした。

●左に舵を切って新月島川へ。まず目に入ってくるのは、長らく改架工事をしている、新島橋の錆色の足場です。
鉄骨の足場だけでなく、水面近くも中央のわずかな航路を残し、現場のぐるりを矢板で囲っているため、錆色の面積が大きくて、ちょっと息苦しいような感じもしますね。横堤があるのと同じことですから、風波が防がれて、繋留船にとっては具合がよいかもしれませんが。
●遠目には外見があまり変わらないので、くぐってみて気になる進捗を拝見してみましょう。
おお、西側は橋脚と桁がほぼ形になっているのですね。東側も橋脚はすでにできていて、桁に取りかかりつつある状況でした。足場が撤去されるのも、遠いことではないようです。

●そして新月島川といえば、西端にある勝どきマリーナ‥‥本橋発動機さんのクレーン。この社名を掲げた抜き文字、いつ見ても渋くていいですねえ!
【撮影地点のMapion地図】
(元年7月28日撮影)
(『7月28日の水路風景…6』につづく)

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●北上しておなじみ朝潮水門へ。角度がよくなくて、ズームで少しゆがんでしまいましたが、水深表示の電光掲示板を掲げ、得意げな面持ちの操作室を一枚。
この径間の真ん中、操作室が乗ったここは何と呼んだらいいんでしょう、スイングゲートだから堰柱ではないし‥‥。
前後を朝潮小橋、黎明大橋にはさまれ、すでにスイングゲートの長所を生かす状態になくなって久しいのですが、設備も一部更新されたことだし、まだまだ頑張ってもらえそうですね。

撮りながら、あ、こんなことしなくても、黎明大橋の歩道から眺めれば、間近に観察できるんだ‥‥と、今さらながら気づいて一人苦笑したのでした。

●左に舵を切って新月島川へ。まず目に入ってくるのは、長らく改架工事をしている、新島橋の錆色の足場です。
鉄骨の足場だけでなく、水面近くも中央のわずかな航路を残し、現場のぐるりを矢板で囲っているため、錆色の面積が大きくて、ちょっと息苦しいような感じもしますね。横堤があるのと同じことですから、風波が防がれて、繋留船にとっては具合がよいかもしれませんが。

おお、西側は橋脚と桁がほぼ形になっているのですね。東側も橋脚はすでにできていて、桁に取りかかりつつある状況でした。足場が撤去されるのも、遠いことではないようです。

●そして新月島川といえば、西端にある勝どきマリーナ‥‥本橋発動機さんのクレーン。この社名を掲げた抜き文字、いつ見ても渋くていいですねえ!
【撮影地点のMapion地図】
(元年7月28日撮影)
(『7月28日の水路風景…6』につづく)

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