川への愛情があふれた本













めざせ! 川博士 川ナビブック③ 川をしろう
監修/次山信男
発行/教育画劇
22年4月発行
上製・変形版(265×215)
本文56ページ


ご縁があって、船頭の撮った写真を使っていただいた本です。
「川ナビブック」と銘打った全3巻のうちの1冊で、特に本書は最終巻として、川と人の暮らしとのかかわりにスポットを当てて編集されている、「小学生向け川の事典」とでも言うべき内容です。

治水・利水から水運、川に関する文学や伝説に至るまで、5章に章立てして豊富な写真や図版で懇切に解説されており、やさしい川の入門書として、大人が読んでも楽しめると思います。

特に印象的だったのは、書かれていることはもとより、写真の選定やレイウト、ひとつひとつが実に丁寧で、川に対する愛情がひしひしと感じられること。監修の次山信男氏は、社会科の教育関連の著書は多いようですが、河川の専門家ではないようですので、これは、編集を担当した株式会社アルバと、執筆者の九富真理子氏によってつくられたものと言ってよいように思えます。

個人的には、利根川高瀬舟の写真が掲げられ、河川舟運や閘門にもきちんと触れてくれたことが嬉しく、また「この手の本でここまで!」と驚いた部分でもありました。印刷の良さもあるのでしょうが、掲載された写真はどれも美しく、その筋の人でなくとも、そそられるものばかり。眺めているだけでも川に出かけたくなる本、と言っても言い過ぎではありますまい。

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ちなみに、掲載していただいた写真は、上の写真とほぼ同アングルのもの。(『江戸川散歩…6』初出)しつこいようですが、印刷が非常に良いので、掲載ページを開いたときは、「これが自分の写真か?」と、目を疑ったほどでした。
こんな良い本のお手伝いをすることができて、船頭冥利につきます。ありがとうございました。

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タグ : 川をしろう 教育画劇