広島の川景色拝見…2

(『広島の川景色拝見…1』のつづき)

9006.jpg平和公園の北端を横切り、本川側に出ました。ふと上流側、相生橋を見てみると、桁の中央に「航路」という文字が。可航河川を匂わせるこういうパーツ、イイですねえ!

こちらは干満の差が、関東にくらべて激しいはずですから、干潮時の航行はご苦労が多いことでしょう。これはこの翌日、実感させられることになります。

9007.jpg丁字に架かった相生橋の、横棒の部分から、縦棒の部分を見たところ。変わった形の橋って、渡るだけでも楽しいものですね。

縦棒のちょうど橋詰になった、分流点の護岸ですが、「慈仙寺鼻」と呼ばれているとのこと。これは現在、広島市中区の江波皿山にある慈仙寺(Mapion地図)が、かつてここにあったことにちなんでいるそう。
先ほど見た「出鼻」同様、河川構造物に固有名詞がついているあたり、当時の人たちにとっては印象深い景観だったことがうかがえます。
撮影地点のMapion地図

9013.jpg本川の対岸を見たところ。結構な数のプレジャーボートがブイ繋留されており、この川が生きた航路であることが実感できます。

先頭から2~3隻目、ちょっと派手な感じの、同じ塗装をしたボートが気になります。

9014.jpg相生橋の重厚な親柱。球形のオブジェを乗せた姿は、どこか両国橋を思い出させるものがありました。

爆心地に近いこのあたり、もちろん戦後復興されたものとは思いますが、砲金の立派な銘板があることも手伝い、戦前製のような風格が感じられます。




9015.jpg相生橋上流には、もう一つの繋留施設が。ポンツン上に造られた上屋の雰囲気から見て、繋留施設の管理事務所といったところでしょうか。

河川繋留については、さまざまな意見があることは承知していますが、少なくとも私にとって、生気のある川景色とは、そこにもやい、上り下りするフネブネのある川景色。その意味でも、広島の川の第一印象は、とても良いものでした。

(21年7月4日撮影)

(『広島の川景色拝見…3』につづく)

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タグ : 広島 本川 慈仙寺鼻