3月4日の川景色…2

(『3月4日の川景色…1』のつづき)

147006.jpg干潟水路のある南から、昭和島と大森の間、平和島運河に入りました。すっかり面目を一新し、グリーンに塗り上げられた大森避難橋(過去ログ『昭和島をめぐる…3』参照)の向こう、ここも何やら工事中の気配。

近づいてみると、橋の北側から「大森ふるさとの浜辺公園」の対岸に至る昭和島の水辺を、「羽田周辺の船溜めぐり…5」で見たものと同様、石積みの法面護岸に改修しているようです。見た目の柔らかさはもとより、引き波の消波効果も期待できて、一石二鳥といったころでしょう。
撮影地点のMapion地図

147007.jpg

147008.jpg

147009.jpgふたたび京浜運河に入り北上中、清掃船「第三清海丸」と出会いました。一昨年、「9月9日のフネブネ…1」で、旧綾瀬川の伊沢造船に上架中の姿を見かけましたが、相変わらず元気そうです。

高浜運河、海洋大品川キャンパスの西には、木の肌も新しい繋船杭や桟橋を並べて、船宿の船溜が新設されていました。しばらく通っていなかったので、風景が一変した思い。このあたり、テラス護岸の凹部があって、何かいわくありげだと思っていたら、こういうことだったのですね。

147010.jpg
京浜運河北口で変針、第一航路を横断しようとすると、はるか向こうにプレーニングで飛ばしてゆく艇が。あっ、湾岸署警備艇部隊のフラッグシップ、「ふじ」だ! 

航行中の姿を見るのは、これが初めてかも。最大の艇とあって、島嶼部まで守備範囲にしているそうですが、この日はどちらへ出動したのでしょうか?


(26年3月4日撮影)

(『3月4日の川景色…3』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村

タグ : 平和島運河 京浜運河 高浜運河 東京港 清掃船 警備艇

11月1日の運河風景…2

(『11月1日の運河風景…1』のつづき)

137006.jpg曳船がほぼ正横に来たところで一枚。チョコレート色に塗り上げられた船体が珍しく、船長は天蓋から身を乗り出して、後ろに続くクレーン船を注視していました。船名は「兄弟丸」。

クレーン船、二基搭載の結構な大型…と思ったら、2隻を背中合わせに繋いであるようですね。ジブをすでに上げているところから見ると、橋のある京浜運河には入らず、干潟の澪筋をぐるりと4分の3周し、京浜南運河から港内へ出るのかもしれません。

137007.jpg

137008.jpg海老取運河に入ると、羽田水上派出所の桟橋にエンジンをかけた警備艇「あじさい」と、乗り組みの警察官の姿が。塗り替えたばかりなのでしょう、艇の赤い船底色と白い船体のコントラストが美しく、目に沁みるよう。

休日なら、艇こそもやっていても、人影なく静まり返っているのが普通ですが、これも平日ならでは、生き生きと活動する水上派出所の姿を目にすることができました。


137009.jpg
デッドスローで海老取川に入り、空港間近とは思えない静けさを堪能しながら、稲荷橋を振り返って一枚。

秋の低い陽射しに照らされた、オレンジ色の桁がきれい。このタイプの橋脚を持つ橋も、都内の可航水路ではだんだん見られなくなってきました。
撮影地点のMapion地図

137010.jpg例のごとく海老取川澪筋をうねって抜け、多摩川本流へ出てしばらく下るわけですが、川崎側に横たわる浅瀬を示す澪標の列、ご覧のとおりその大半がちびてしまっており、遠目にはほとんど視認できないものもあって、まあ、その怖いことったら。

もちろん微速で、エンジンは半ばチルトアップし、魚探の感とGPSのログを、交互ににらみながらのそろそろ歩き。何度も通って、なじんでいればこそ何とかだませるものの、初めての艇が通ったら、座洲をしかねないでしょう。海老取川澪筋のように、恒久的な航路標識の整備(過去ログ『海老取川澪筋に灯標新設』参照)が望まれるところではあります。


(25年11月1日撮影)

(『11月1日の運河風景…3』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村

タグ : 平和島運河 海老取運河 海老取川 多摩川 曳船 台船 水上派出所

11月1日の運河風景…1

137001.jpg11月1日はお休みをいただいて、ふたたびの横浜行きとなりました。前回に懲りて海路は避け、手堅く内水路ロングランコースで、おなじみの運河・川づたいに横浜を目指します。

今回お付き合いいただいたのは、船頭が公私ともにお世話になっているM艇長。往路東京側はM艇長に舵をお願いし、穏やかな秋晴れの下もやいを解き、東雲水門を通って南下開始。道々の運河風景をスナップしつつまいりましょう。

137002.jpg第一航路を横断し、京浜運河に入ろうと品川埠頭北端をかすめたところ、住友大阪セメントの岸壁で本船が荷役中でした。

写真ではよくわからないかもしれませんが、円筒形のバランスウェイトがついたアンローダーが、ホールドの中に深々と差し込まれ、もりもりと荷揚げをしています。平日ならではの見ものですね。



137003.jpg
その西側、湾岸署別館前の警備艇溜。手前二隻の小型警備艇、「あじさい」「だいば」が排気煙を上げて、出港準備中。これから水路巡邏に向かうのでしょうか、ご苦労さまです!

137004.jpg
大井埠頭の区間に入ったところで、周囲に誰もいなくなったのを見計らい、ぐっとスロットルを倒してもらいました。

舵は1級免許保持者のM艇長におまかせしているとあって、安心しきって写真撮り放題。低い目線でウェーキをねらい、普段に倍するスピード感を味わうなど、甘えさせていただきました。

137005.jpg昭和島南方、平和島運河の干潟区間に出て、ブイを90°曲がったところで曳船が出現。羽田可動橋の上からジブを突き出すほどの、大きなクレーンを載せた台船を曳いています。

おおお、これは結構デカいですね、などと話し合いながら、艇を杭列ギリギリまで寄せ、重々しい爆音とともに迫りくる二隻を避航。澪筋の可航幅が、ちょっと足りなく思えるような大きさです。
撮影地点のMapion地図

(25年11月1日撮影)

(『11月1日の運河風景…2』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村

タグ : 東雲運河 京浜運河 平和島運河 曳船 台船 警備艇 東雲水門

モノレールの橋脚が…

(『新「みやこどり」就役』のつづき)

120021.jpg京浜運河に入り、モノレールと首都高が水面上を走る区間に入って、一つ気づかされたことが。

以前通ったときは、台船が出て補強工事をしていたモノレールの橋脚群、今回見るとすっかり工事成って、追加部分の真新しいコンクリートの肌が、陽光を反射して白く輝いていました。



120022.jpg

120023.jpgよく見ると、基礎の部分の四周に、持ち送り金具のようなものがずらりと取り付けられ、そこの先からワイヤーが水中に向かって垂れている…。何でしょう、フェンダーにしては妙ですね。

右写真の橋脚も、梁と基礎の部分に補強が施されたようです。首都高のそれは、だいぶ前に一段落つきましたが、モノレールも開通して半世紀近く、しかも海に近いものが多いだけに、維持管理も気を遣うことでしょう。

120024.jpg京浜運河を快調に飛ばし、平和島運河の澪筋区間をなぞっていたら、先行していた艇に追いつきました。港湾局の監視船、「いそしぎ」です。

ちょうど引き波を乗り越えたところで、派手にしぶきが上がり、風に白く舞っているダイナミックなシーンをとらえることができました。



120025.jpg
「いそしぎ」に追従して、羽田可動橋を仰ぎつつ、海老取運河へ進入。白いウェーキと逆光に沈む可動橋、なかなかよいものです。

「いそしぎ」は、海老取運河に入ったところで180度回頭し、元来た道を帰ってゆきました。平和島運河までが、巡回範囲なのでしょうか。
撮影地点のMapion地図

(25年5月4日撮影)

(『5月4日の海老取川』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村

タグ : 京浜運河 平和島運河 羽田可動橋

4月10日の平和島運河

(『羽田の水門と船溜…5』のつづき)

56051.jpg
羽田可動橋を見上げながら、平和島運河・京浜南運河が同居する干潟水路へ再進入。国際線ターミナルも開業し、名実ともに国際空港に返り咲いた羽田ですが、期待された可動橋の再活用は成らないのでしょうか。

大型船の通航もまれとなった現在、閉じたっぱなしにしておいても、あまり問題もないような気がするのですが。

56052.jpg久しぶりにこちらを訪ねたのだからと、平和島運河を通ってみることにしました。モノレールと首都高がはすに渡るこのあたり、少し浅くなっている区間なので、測深値を見つつそろりそろりと。

足場が架かっているところを見ると、首都高の桁の工事はまだ終わらないようですね。おや、その向こうも…。


56053.jpg人道橋、大森避難橋もすっぽりとネットをかぶり、修繕の真っ最中。
そういえば、以前通ったとき、橋脚が傷んでいるのが気になったっけ…あれ? 橋脚にはネットがかけられていませんね。桁のみの塗り替えということでしょうか。

左側、大森南~大森東の水辺は、法面護岸の堤防ということもあり、散歩や釣りをする人々で賑わっていました。

56054.jpg「ふるさとの浜辺公園」と対面する昭和島西岸の水辺は、旧来の護岸の前に、法面護岸が新たに建設されていることを以前も触れましたが、ほぼ完成した様子です。クレーン船がいるところを見ると、竣工まであともう少しといったところでしょうか。

大型艇なら、アンカリングしたついでに、装載したテンダーでちょっと上陸してみたくなるような岸辺になりましたね。
撮影地点のMapion地図

56055.jpg平和島運河と別れ、ガスミオ運河を抜けて京浜運河へ戻ります。水面が広くなったところで、ぐっとレバーを倒して増速、北上開始。

少し空も明るくなってきたようです、これから雲が切れて、青空がのぞいてくるとよいのですが。


(23年4月10日撮影)

(『勝島運河の桜』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村

タグ : 海老取運河 平和島運河 京浜運河 羽田可動橋