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3月31日の咲き具合

(『運河の給油所、解体』のつづき)

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さて、本題のお花見とまいりましょう。まずは3月31日から。都内各地の開花情報からして満開はまだ先、この日はまず様子見と思って出かけました。

平久運河から入ろうと白妙橋をくぐろうとしたら(失敗動画はこちら)、海上保安庁の複合艇が十字流を東航してゆくのに出くわしました。海保艇にこちらで出会うのは珍しいですね。お花見シーズンとあって、行逢艇、同航艇ともふだんに数倍するので、通い慣れた水路とはいえ気が抜けません。

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東富橋をくぐって大横川に入ると‥‥まあ、予想できたことながら、枝に花弁の色はほとんど見られず。とはいえ都内は開花宣言後、ちょっとは咲いているだろうと、護岸工事の鋼矢板が途切れたところで、右に寄せてよーく観察してみると‥‥。

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うむ、ポツリ、ポツリ‥‥一分咲きにも届かないレベルですが、咲いていますね。日焼けが気になるほどの上天気に20℃超の気温とくれば、3~4日もすれば満開になりそう。

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目の高さまで垂れた枝を眺めると、ほとんどの蕾が開いていて、あと少しといったところ。毎年のことながら、このはち切れそうな時期って、どこか健気な感じがして惹かれるんですよね。さすが大横川、河畔は陽当たりもよいとあって、順調のようであります。

315015.jpg黒船橋船着場まで来ると、お客さんを満載したエスエスNANO1が出現。舵を取るのはやはりZen船長! 「行ってらっしゃ~い!」と声をかけると、お客さんと一緒に手を振って応えてくれました。

この後調子に乗って越中島橋で反転、「和船友の会」の皆さんに下手な艪漕ぎを披露していたら、戻ってきたエスエスNANO1と再行逢。お客さんに訝しげな顔をされてしまったお粗末でありました。
撮影地点のMapion地図

(令和6年3月31日撮影)

(次項につづく)

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タグ : 平久運河大横川江東内部河川

運河の給油所、解体

(『新造艇の名前は?』のつづき)

315006.jpgお花見の時季は、ふだん海を行動範囲にしている方が、めったに入らない川や運河へ来るせいなのか、まあ飛ばす艇が多いこと。狭水路でプレーニングされると、引き波の反射波がいつまでも消えず、ずいぶん怖い思いをさせられたものです。

さて、最近不穏な様子なのが気になって、出るたび続けて観察している第一石油販売。汐見運河を西航し、鷗橋下から眺めてみると‥‥あっ!

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事務所に足場が掛かった‥‥。

桟橋、鋼管杭の撤去ときていたので、続くは陸上施設かな、と予想はしていたのですが、悪い方へ的中したようです。いよいよ、お別れが近いことが確定したと、覚悟せざるを得ませんでした。

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一週間経った4月7日、このときは西側、豊洲運河から十字流に向かい、第一石油販売を左手に見た形で到達。ユンボらしい黄色い重機の姿がクレーン越しに目に入り、工事中であることがうかがえます。東側へ回ってみましょう。

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すでに解体済みでした。
建物が失せたところで、初めて目に入った背後にある満開の桜が、妙に物悲しかったですねえ‥‥。

事務所の建屋がちゃんと"給油所建築"ぽかっただけに、独特の雰囲気を醸していて、それが運河の交差点に在って小型船舶相手にひっそりと商いをしていたのが、他に類を見ない「船のスタンド」として特異な景観をかたちづくっていた第一石油販売。

寂しい限りですが、これでまた一つ、舟航水路と密接に関わってきた水辺の物件が、姿を消してしまいました。お疲れさまでした‥‥。
撮影地点のMapion地図

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運河にクレーンを突き出した工場建屋、水面上に張り出した木造家屋など、さまざまな水辺の特異物件を見送ってきましたが、ここは都内で唯一無二ともいえるものだっただけに、衝撃も大きかったものでした。

同じく汐見運河、水鳥の社交場となっている朽ちかけた桟橋の上で、くつろぐ鵜さんを眺めて癒されるなど。桟橋上においしいものでも打ちあがっているのか、数羽のハトもうろうろしていました。


(令和6年3月31日・4月7日撮影)

(『3月31日の咲き具合』につづく)

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タグ : 汐見運河平久運河第一石油販売

5月4日の水路風景…6

(『5月4日の水路風景…5』のつづき)

280051.jpg平久川・平久運河を下って汐見運河との十字流に出たところで、おなじみ第一石油販売をスナップ。いつ見てもキレイにされていますよね。

残念ながら、業務船の給油風景には出くわしたことがないんですが、一度はお目にかかりたいもの。平日の朝とかに待ち構えていたらいいのでしょうか?


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平久運河は汐見運河との十字流、白鷺橋から南は工事で閉塞されています。フネブネを眺めた道々、東雲北運河から見た南端部。

平久運河 航路通行止」の立て看板がテラス両岸の高欄に掲げられ、流路はフェンスで閉塞されているという念の入れよう。クレーン船が真ん中にいるのが見えますが、小型の船艇が通航できるくらいの余裕はありそうな。工事区間で狭いところをすり抜ける体験が少なくないので、「余裕はありそう」なんて思ってしまうあたり‥‥。

280053.jpgそのまま西航し東雲運河へ下って、デッドフルで恒例の健康診断(?)。流速もプラスされたとはいうものの、47km/h、25.4ktに留まりました。むう、できる範囲で手は入れているとは申せ、上架しないとだんだん抵抗が増えていきますなあ。

ちなみに富士見橋を出たところですぐ反転、上航で試してみたら44.8km/h、24.2kt以上は出ませんでした。おおむね1ktの差、やはり流速は偉大であります。

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曙運河南口の東、第一貯木場入口の業務船溜で一枚。ちょっと船尾側がギリになってしまいましたが、以前も紹介したちょっと親しみを覚える船名のこのフネ、相変わらずお元気そう。砕氷艦を思わせる暖色系の塗装も好きです。

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これは水路上のスナップではありませんが、嬉しい出会いだったのでこちらで。某日、日本橋川沿いの道を歩いていたら、飛行船に遭遇して撮ったもの。

飛行船を追いかけて」で、ツェッペリンを追っての航行を楽しんだのが、もう12年前。飛行船が空に浮かぶのを目にするのは本当に久しぶりで、ビルの谷間からの一瞬ながら、幸せな気分になったものでした。

(令和4年5月4日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 汐見運河平久運河東京港第一石油販売

お花見水路の道々で…3

(『お花見水路の道々で…2』のつづき)

263011.jpgレールセンター前の岸壁に沿って西進していると、さっきと違った形の気動車がいたので一枚。幸い手前の線に入っていたので、よく見えました。カマボコ形をした背の低い運転台が、架台の上に乗った格好なのが違います。

こちらは前回引用したWikipediaの記事によると、キヤE195系0番台といって、150mのロングレールを運ぶためのもので、運転台の下をレールが貫いて載せられるため、このような形になったのだそう。

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で、取舵に当てて東雲北運河へ変針、高架の向こうに墨田川造船が見えてきたものの、現在は艤装船艇なしで寂しいかぎり。シャッターの閉まった建屋の中では、昨年末にかいま見た、民間艇らしきフネが建造中なのだと思いますが。

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263014.jpg東雲北運河から六叉流に出て、平久運河の南端から北上し、大横川へ向かうことに。

遠回りになりますが、このコースをとれば、次第に濃くなってゆく花筏が楽しめ、時間をかけて盛り上がれるであろうと思ったから。予想どおり、最初は点々とまばらだった桜の花びらが、だんだんと密度を増してゆくさまを眺めることができました。

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平久橋南側に到達、さて、ようやくお花見であります。東詰の一群は、ご覧のとおりまだ結構な咲きっぷりで、思わず相好が崩れますわい。

橋の向こう、変則十字流ではレンタル艇でしょうか、同タイプの2隻がゆっくり旋回中。濃い桜並木に囲まれた水面ですから、離れがたいのかしら。ともあれ、平日とはいえ盛り上がっているようで、こちらも早く参入したくなりました。
撮影地点のMapion地図

(令和3年3月31日撮影)

(『お花見水路の道々で…4』につづく)

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タグ : 汐見運河平久運河平久川墨田川造船

8月15日の水路風景…10

(『8月15日の水路風景…9』のつづき)

254061.jpg総武線隅田川橋梁の橋脚を、テラスとの間から見て。一段高く造った基礎に手すりがめぐらされ、独特の雰囲気がありますよね。

ここ、5月にテラスを散歩したときに見て、基礎上にごろりとコンクリ塊が転がされているのに気づき、妙に気になっていたもの。この日も変わらず鎮座していましたが、構造の一部が落下したわけでもないようで、なぜここにあるのかは謎のままです。

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大島川水門の前に架けられたテラスを結ぶ橋、少し変化がありました。「水門開閉状況確認 通航注意」と大書きされた横断幕が両端に掲げられ、さらに中央の凹部には、信号の灯器が設けられていたのです。

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桁下から仰いだ様子はいかがと、くぐりざま見上げて。床板などはまだ施工されておらず、桁のすき間から空が見える状態。未成時ならではの視点でスナップしておくのも楽しいものです。

254065.jpg帰路、おなじみ白妙橋を前にしたところ、潮時もよろしく(?)、その低さは艇を進ませるのをためらうような、実に剣呑な雰囲気。うひょひょ。

直前でいったん停止して深呼吸し、さて‥‥コツンとスロットルを押して最微速前進。すき間が10㎝もないようなギリギリっぷり、しかも後付けの金具やボルトなど、危険な突起物もあるため、茂森橋が優しく思えるほどでした!

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6月7日に見たときは、工事で通航止めだった白鷺橋、この日はフェンスが撤去されて、通航できるようになっていました。それにともない、高欄の横断幕も「航路」「工事中」に替えられていますね。

台船や足場があることは変わりなかったので、これからも動きがあるたび、適宜閉塞されるものと思われます。通航時は最徐航でお気をつけて。

(令和2年8月15日撮影)

(『8月15日のフネブネ…1』につづく)

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タグ : 隅田川大横川平久運河大島川水門