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9月20日の墨田川造船…2

(『9月20日の墨田川造船…1』のつづき)

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この日の終盤近く、墨田川造船本社前にも寄ってみました。前回、8月に艤装中の姿を見た、巡視艇の進捗はどうでしょうか。

「はかぜ」、生地だった甲板室も塗装され、マストも立ち上がり完成も間近といった感じですね。奥には同型艇でしょう、前回は建屋の中で組立中だった一隻が進水し、こちらも艤装が進んでいました。

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272008.jpgこの日は月曜の休日とはいえ、墨田川造船は出社日だったようで、2隻の上にも作業されている人影が見られました。お邪魔にならないよう、遠巻きに最微速でそおっと拝見。同型艇は、ハルナンバーも続き番のCL201「ひめぎく」でした。

オーニング付きの桟橋には、同社製の作業艇「skyblue」の姿も。走っているところ、一度見てみたいですねえ。

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272010.jpg建屋のシャッターも開いていたので、中をのぞいてみると‥‥おお、2隻が建造中ですね。こちらも同型艇でしょうか、続々と生み出されるマスプロ感(?)がたまりません。

右の艇、トランサムの抜き文字がすでに貼り付けられていますが、生地のままなのではっきり読み取れません。アップにすると‥‥う~ん、「いせかぜ」かな? ともあれ、休日にもかかわらず作業に当たられている方々、お疲れさまです。どうかご安全に。


(令和3年9月20日撮影)

(『9月20日のフネブネ…1』につづく)

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タグ : 東雲北運河 巡視艇 墨田川造船

8月22日の水路風景…5

(『8月22日の水路風景…4』のつづき)

270021.jpgエンジンと船体の健康維持のため、恒例の東雲運河トライアル。この日は南側から入ったので、干潮時ということもあり流れを遡上する形にになりました。

47km/h‥‥25.37kt。上架から8ヶ月以上経ったにしては、悪くない成績ではあります。望の大潮の流れを差し引いて、あとはジンクなどクランプ周りにカラスガイの付着が見られたので、そのせいでしょう。帰ったら水線下にブラシをかけてやろう。

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デッドフルで飛ばしていたら、東電堀発のスカイダックが南下してきたので、あわててスロットルを戻し原速に。乗り組みさんもお客さんもノリがよく、元気に手を振ってくれたので、こちらも負けじと手を振り返して別れました。

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東雲北運河に入り、楽しみな木村造船所をのぞいてみると‥‥。小型船艇中心ながら、4隻も詰め込まれていたのは初めて見ました。

気になったのは、左手前の、甲板室もプロペラも取り去られた、曳船の船体らしきモノ。ときどき出会っている、極小バージに転用されたあの(もと)曳船では‥‥。転用バージだからとぞんざいに扱わず、ちゃんと上架整備してあげているのがいいですね。

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270025.jpg先月に引き続き、艤装中の巡視艇「はかぜ」の進捗を観察。すっきりしていた甲板室上にもハンドレールが取り付けられるなど、ディテールが増えてきました。船尾舷側のフェンダー、白く見えるけれど、マスキングしてあるのかな?

建屋の中の2隻は、ともに塗装を行っているようでした。複数のダクトから轟々と溶剤臭のする排気が噴き出されており、早々に退散させてもらいました。

(令和3年8月22日撮影)

(『8月22日の水路風景…6』につづく)

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タグ : 東雲運河 東雲北運河 巡視艇 墨田川造船

8月22日の水路風景…4

(『8月22日の水路風景…3』のつづき)

270016.jpg第一航路を終端まで北上、晴海埠頭が見えてくると、そこには先月とほとんど変わらない「晴海の堅陣」が。

オリンピックの閉会式を見て、「ああ、これであの巡視船たちともお別れだな‥‥」などとたそがれていたのですから、うかつにもほどがあります。パラリンピックがあることを、すっかり忘れていたのでした。



270017.jpg有明西運河に足を向けてみたら、こちらは変化がありました。測量船が一隻だけ、戻ってきていたのです。「海洋」ですね。

このバースが、元のとおり測量船が並ぶようになったら、五輪も終わったと実感するんだろうなあ、と思っていたので、その伝でゆけば少しだけ、日常に近づいたことになりますね。

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「海洋」の後ろに接岸していたのは、巡視船「みなべ」。南方熊楠が後半生を過ごしたことでも知られる、田辺海上保安部からの来航。油船でしょうか、「優光丸」という船を横付けして、監視取締艇「ありえす」とともに補給作業中でした。

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先ほど通り過ぎたPWCフリートを追ってゆくような形で、警備艇「すいせん」がプレーニングで航過。勇壮ないい後姿がものにできましたが、この噴流ですから引き波も結構なもので、護岸からの反射波とダブルパンチ。まあガブられました。

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有明西運河を出ると、第一航路から3隻の巡視艇が、単縦陣で入港してくるところに出くわしました。そのうちの一隻、「ひめざくら」をスナップ。何度も似たようなことをいって恐縮ですが、簡素な居住設備しか持たない小型艇が、遠路姫路より駆けつけてくれた‥‥というだけで、視線が熱を帯びてしまうのでした。


(令和3年8月22日撮影)

(『8月22日の水路風景…5』につづく)

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タグ : 有明西運河 東京港 巡視船 巡視艇 警備艇

8月22日の水路風景…2

(『8月22日の水路風景…1』のつづき)

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辰巳埠頭にもやうおなじみの顔ぶれの中から一隻。新島物産の新洋丸、小型バスをホールド上にちょこんと積んでいるのが目に留まって一枚。離島に納入する自動車、シートもかけない裸積みなのを何度か見てきましたが、海水の飛沫をかぶって大丈夫なのかしら‥‥と、人ごとながら心配になります。

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270008.jpg折からの風で少々波立った第二航路に出て西航していると、巡視艇「あさかぜ」と行逢。遠路、釧路からの来航艇ですね。

何隻か東航船が続いたので、航路北側に寄せて歩かせていたところ、徳島通いの「フェリーびざん」を仰ぐ位置に。近くで見ると、全長とあいまって高い乾舷は圧倒されるばかりで、大迫力でした。

270009.jpgほぼ向かい風とて、行き足を押さえても結構なしぶきを浴びる海況でしたが、第二航路の西口に近づいて、左手遠くに山並みが望めることに気づきました。

あれは富士山‥‥? 富士山ですよね? 張り付くような雲がかかっており、山頂が妙な形になっていたので、一瞬戸惑ったものです。それにしても、ここから富士山が望めるような強風だったとは。夏には珍しいことではありました。

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第一航路に出たところで、対岸・大井埠頭に巡視船が一隻、もやっているのを発見。ガブられながら航路を横断して近づいてみると、巡視船「いず」でした。6年前、護衛艦「いずも」とともに若洲で出会って以来ですね。

中部から後部にかけて、舷側に薄黒く汚れたところが点々と‥‥。港内警備のため、複合艇や監視取締艇を繋留して、同様に汚れた舷側をすでにいくつか見てきましたから、本船も拠点の一つとして働いていることを実感。お疲れさまです‥‥。


(令和3年8月22日撮影)

(『業務船の三角旗』につづく)

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タグ : 東京港 巡視艇 巡視船

7月22日の水路風景…3

(『7月22日の水路風景…2』のつづき)

269066.jpg汐見運河を東航し、今や数少なくなった運河上に突き出したクレーンを擁する工場‥‥マエカワヤンマー販売さんの前まで来たときのこと。

修理に訪れたとおぼしき、業務船の姿が眺められる場所でもあるので、いつも楽しみにしているのですが、この日もイイ感じの豆曳船「第十二海神」がいて、さっそくスナップ。

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6月に紹介した「曳船の操舵席に吸い寄せられて」の伝ですが、この船の操舵席もまた、ミスマッチとはいわないまでも目を引かれるものが! 昔の教室にあったような、頑丈そうな木製のイスだったからです。

ペンキは陽にさらされて、すっかりはげちょろげていますが、かえって無骨な曳船に似合った味がありますね。コンソールにフロントグラスでなく、舵輪周りにガードフレームを備えているのも、索具が引っかからないようにする配慮がうかがえて、いかにも働き者といった感じでよいものでした。

269068.jpg建屋の中で建造中の艇があっただけに、楽しみにしていた墨田川造船本社。おお、艤装中の艇がいますね!

しかし、この日は対岸のテラスの柵や、水面上にカモメの大群がおり、不審船の侵入におかんむりで、クヮークヮー、ギャアギャアとえらい騒ぎ。あまりの騒擾に、墨田川造船の方たちが何人か出てこられたほどでした。イヤ、お騒がせして申しわけありません‥‥。

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艇名は「はかぜ」、ハルナンバーはキリのよいCL200。以前こちらで建造された「ぶんごうめ」「くがかぜ」と同じ、すずかぜ型巡視艇の一隻でしょうか。甲板室はおおむね組み上がり、これから甲板上の各装備取り付けに移るような状態でした。

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建屋のシャッターは開放されていて、2隻の建造艇が見えました。左の一隻は裏返しで船殻を張っているところ、右は甲板や機関に取りかかったあたりでしょうか。これが「はかぜ」の同型艇なら、3隻並んで艤装しているところも見られるかしら?
撮影地点のMapion地図

(令和3年7月22日撮影)

(『7月23日の水路風景…1』につづく)

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タグ : 汐見運河 東雲北運河 曳船 巡視艇 墨田川造船