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曇り空のフネブネめぐり…2

(『曇り空のフネブネめぐり…1』のつづき)

255006.jpg「7号地はしけ溜」をでて曙運河を南下、14号地貯木場の入口、千石橋の西にある船溜で見かけたオレンジ色の作業船。すべてが暗く写ってしまう曇り空の下だと、明るい暖色系の船体は目を引きますよね。

船尾にコンソールや機関をまとめ、胴の間を広くとってあるところから、長尺材の輸送にたずさわる船でしょうか。「三号善〇丸」と、惜しいことに一文字が隠れて読めませんでした。

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辰巳埠頭、墨田川造船の浮きドック・艤装桟橋前へ。このところしつこく観察し続けている、巡視船「みかづき」の艤装進捗であります。

8月15日とくらべると、船橋上に空中線が何本か設けられ、後部マストとその周りの手すりが塗装済み、また船橋の塗装と電光掲示板の設置など、各部に進捗がうかがえますね。

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船橋横では職員の方が作業中だったので、お邪魔にならないよう遠巻きに鑑賞。ディテールが増えたことで、ずいぶん生き生きとした風貌になった気がします。

255009.jpg12号地貯木場を北から見て。北半部は業務船溜で、クレーンのジブが林立する独特の景観。好天であれば、色とりどりのジブが、作業船好きのココロをそそらせてくれる風景でもあります。

そういえば、一般艇立入禁止ということもあり、コンクリ柵に近寄って中をうかがったことはありませんでした。フネブネめぐりのタネが転がっているかも。寄り道してみましょう。

255010.jpg前回に引き続き「東京港史」から引用すると、この貯木場「12号地木材整理場」と記載されていました。広さ70万平米、南に木材投下泊地、東には14号地・新木場の木材団地と貯木場が隣接していることから、荷受直後の整理や一時貯留に使われたのでしょう。

おっ、柵沿いに台船でなく、小型艇が固まっているところが見えますね。これはイケそうと、さらに近づいてみることに。
撮影地点のMapion地図

(令和2年9月21日撮影)

(『曇り空のフネブネめぐり…3』につづく)

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タグ : 曙運河 巡視船 墨田川造船 東京港

8月15日のフネブネ…1

(『8月15日の水路風景…10』のつづき)

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254067.jpg8月15日に出会ったフネブネを以下数回にまとめます。まずは7月12日に引き続き、艤装中の巡視船「みかづき」の姿を。

前回から一月ですから、一見それほど艤装が進んだようには感じられませんが、それでも船橋上の手すりや給気口のルーバー、一部のハッチなど塗装済みのところが増え、船橋も養生されてと進捗がうかがえました。

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第二航路に出て西行、フェリー埠頭の前まで来ると、オーシャントランスの「フェリーびざん」が、独航艀タイプの業務船を横付けして停泊中でした。

これに乗ると、徳島まで行けるんだよなあ‥‥。徳島で閘門と河川航路を堪能してから早や一年、コロナ禍が収束して、また訪ねられる日が来るんだろうか‥‥。

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城南島、消防庁第二方面訓練場の桟橋には、日本橋署の「はまかぜ」がもやっていて、着いたばかりなのか、隊員さんたちが機材を抱えて上陸しているところでした。舟艇勤務の皆さんは、車輛のそれと違った演習をされるのかしら。

254070.jpg多摩川からの帰路、海老取運河を北上していたとき、東岸、羽田水上派出所に隣接した業務船の船溜を眺めていたら、「アッ!」と声を上げてしまうモノが!

他の船の陰になっていたので、往きには目に入らず、気づかなかったのです。これは近寄って観察しておこうと、スロットルを引き、面舵を切りました。
撮影地点のMapion地図

(令和2年8月15日撮影)

(『8月15日のフネブネ…2』につづく)

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タグ : 東京港 京浜運河 海老取運河 巡視船 消防艇 清掃船

ようやく会えた! 巡視船「みかづき」

(『7月12日の運河風景…2』のつづき)

253011.jpg曙運河を南下し辰巳埠頭に出て、墨田川造船の浮きドックと艤装桟橋のある一角を訪ねてみました。3月と4月に、船台上でトランサムを目にしたものの、いまだ全容を拝んだことがない「みかづき」がいれば、という期待があったのです。

埠頭の東角をかわって、さてどうかしら、と首を伸ばしてみると‥‥一隻もやっていますね! 「みかづき」だといいんですが!

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トランサムの船名はまだ塗りつぶされていましたが、間違いなく「みかづき」です! いや~、何度もロストしてようやっと、という感があったので、嬉しかったですねえ。

Wikipedia「しもじ型巡視船」によると、200総t、全長43m、兵装は20㎜多銃身機銃×1。速力は最近の例にならい、どうも未公表のようですね。「みかづき」は、このクラス最新の10番船になるそうです。

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正横からサイドビューを一枚。船体は塗装済みでしたが、上部構造物はマストとクレーンをのぞいて生地のまま。足場も取れていない、艤装真っ最中の状態です。

巡視船『みかづき』進水」(世界の艦船)によると、4月7日に進水していたとありますが、4月29日は本社を、6月7日は辰巳を訪ねたのに、見ることができずハテ? と首をかしげたものでした。

入れ替わりのタイミングが合っただけなのか、特殊な艤装などでどこか別の造船所にしばらく出張っていたのか‥‥。いずれにせよ、今回は竣工までえらく時間がかかるんだなあ、と思ったことではありました。

253014.jpg左舷前方から。ぐっと反った滑走船タイプのラインが、力強さを醸し出してよい角度です。船首甲板上、円筒の上に載った一つ目は、射撃指揮装置の光学センサーでしょうか。

逆光に入ると空が白くなり、シャープさに欠けるのは夏なので致し方ないものの、生地のままの船橋がキラキラして、新造船らしい初々しい魅力が感じられたものでした。

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ようやく会えたんだしと、ちょっと欲を出して岸壁に寄せ、正面から狙ってみました。サイドビューは軽快な感じがしますが、真正面から眺めるとだいぶ違って、排水量相応の重厚な印象が。

竣工後は、父島の小笠原海上保安署に配備されるとのこと。南海の護りにおもむく頼もしい増勢、ご安航をお祈りしております。
撮影地点のMapion地図

(令和2年7月12日撮影)

(『7月12日の運河風景…3』につづく)

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タグ : 巡視船 東京港 墨田川造船

10月27日のフネブネ…1

(『中防水路の新水門…2』のつづき)

240021.jpg新水門を訪ねた日、道々に出会ったフネブネの姿をまとめて。まずは中防に向かう前から。

辰巳埠頭、墨田川造船の浮きドック前に、二層の甲板室を持つ船がいるのを発見。トランサムの船名を見ると、何と「仁王丸」! 「7月28日の水路風景…2」のとき、墨田川造船前で艤装中だった、松島航路の旅客船ですね。

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客室は一層だとばかり思っていたので、倍増した姿にびっくり。橋の桁下高が低いこともあって、造船所で高さのある艤装はできませんから、こちらで残工事をというわけでしょう。

操舵室、客室とも妻をぐっと前傾させていて、全体に直線的なデザインなのも手伝い、スピード感のあるスタイルですね。

240023.jpg西へ距離を取ってから、振り返ってもう一枚。曇っているのでサエないことおびただしいのですが、立ち寄るたびに新しい出会いのある、楽しいところです。

二隻の巡視艇は、「8月11日のフネブネ」で紹介済みの「あさぎり」および「うみぎり」。位置もそのままに、引き続き艤装を進めているようですね。


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ここからは中防を離れた後のお話。そう、今ごろ晴れてきたんですよ‥‥。何分天の思し召しとあっては、悔しくてもいかんともしがたいのであります。

中防水路西口から第一航路をはさんで対岸、大井埠頭に珍しい巡視船が接岸しており、勇んで近づいてみました。三重県は尾鷲港からやってきた、はてるま型巡視船「すずか」。即位の礼の警備で、陸上では各地から県警の部隊が動員されたのと同様、水上でも普段見られない海保船艇が東京港に集まり、その一隻というわけです。

このサイズの巡視船としては30ktと高速で、警備に軸足を置いた船だけに、外観はまことに精悍そのもの。しかし、舷側排気の汚れが痛々しいですね‥‥。ホームセンターで市販のアルミ製ダクトを買ってきて、排気口に突っ込みダクトテープで固定しながら、マストトップあたりまでズルズル伸ばしてやりたい‥‥。そんな衝動に駆られました!

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船橋から船首周りを見て。滑走船型を思わせる船首から舷側にかけてのライン、甲板上には放水砲と30㎜機関砲が縦列に並び、後傾した船橋と併せて、実に剽悍な印象。

この数日前、仕事で「ヴァンテアン」に乗った際、第一航路の防波堤外に、複数のヘリ巡視船や消防艇が漂泊していたのを目にし、さすが即位の礼、警備の厳重さはけた違いだなと感心したものです。この日もそれを期待したのですが、さすがにヘリ巡視船は姿を消しており、残ってくれていた「すずか」をありがたく拝見したというわけです。
撮影地点のMapion地図

(元年10月27日撮影)

(『10月27日のフネブネ…2』につづく)

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タグ : 巡視艇 巡視船 東京港

7月22日の辰巳埠頭…1

(『砂町北運河の埋め立て区間を訪ねて』のつづき)

221006.jpg砂町北運河を離れた後は南に下り、曙運河を通って港内へ出ることに。日中潮位の高い日ということもあって、浅瀬の多い多摩川方面へ行ってみよう、と考えたのです。第二航路経由で向かえば、フネブネの姿も楽しめるでしょう。

写真は恒例、曙運河南口の角に沈む廃曳船の観察。4月29日に見たばかりなので、前回とあまり変わりはありませんが‥‥。

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曙運河を出たところといえば、墨田川造船の浮きドックと艤装桟橋(?)も見どころ。おおお、今日は珍しく入渠船がいるぞ!

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すでに7月23日からのタイトルにも掲げた写真で恐縮ですが、きれいにほぼど真ん中から写せたのが嬉しかったので、再掲させてください。この浮きドックを初めて目にしてから長いですが、入渠中のところに出くわすのは、初めてだったような。

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221010.jpg入渠している船は「はましお」。巡視艇ではなく、去る4月25日に就役したばかりの測量船(『新型測量船「はましお」 三管本部に就役海上保安新聞)だそう。

浮きドックの左手には、もう一隻接岸している船艇がいますね。艤装中か、修繕中なのか‥‥こちらもご挨拶してゆきましょう。
撮影地点のMapion地図

(30年7月22日撮影)

(『7月22日の辰巳埠頭…2』につづく)

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タグ : 曙運河 巡視船