満願寺閘門…4

(『満願寺閘門…3』のつづき)

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閘室を眺めていると、今までの例に漏れず、「つかまりどころのない」ことに気付かされました。まったくないというのではなく、法面に何本かアイのついたロープは垂れ下がっているのですが、数があまりにも少ないのです。

水位差2mといえば、下航にせよ上航するにせよ、結構な水流で振り回されるはずですから、閘室の真ん中あたりで、忙しくスロットルを操作して、法面に当てないよう気を遣うことだろうなあ…。などと、自艇で通航するときのことを想像して、どうもぞっとしない気分になりました。業務船であれば、ここまで神経質にならずとも、よいのかもしれませんが。

70282.jpgゲートから西、小阿賀野川を眺めて。閘門の施設区域を外れたあたり、両岸に草を茂らせたのどかな川が、緑の中に消えていました。

秋葉区覚路津付近の信濃川合流点まで、Mapion地図上で測った延長がおよそ11km、屈曲が続き砂洲も少なくなさそうなこの水路の航行は、どんなものなのでしょうか。

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閘室の南側、満願寺公園の散策路脇に立てられていた、閘門を含む園内の案内図。写真を拡大していただくとわかるのですが、解説文のルビが何やらモノ凄く、目で拾ってはいちいち感心してしまい、もう内容そっちのけ(笑)。

要路(たいせつなみち)」、「改修(つくりなお)し」、「脅威(こわさ)」、「内務省(けんせつしょうのまえのそしき)」…まあ、挙げていけばキリがないのですが、やはり千両は「自然分派(みずがどこでもながれること)」でしょうか! 
え~と、これに近い感じのルビをどこかで見たような…。明治時代の総ルビ新聞だったかな?

70284.jpg「案内図」の強烈さが突き抜け過ぎていて、その左にあった「満願寺閘門のしくみ」が、あまりにも普通で(すみません)脱力してしまうほど。

この図にバイパス装置が描かれていないところを見ると、やはり通船用扉体を細めに開けての、直接注排水なのでしょうか。

70285.jpgいま一つ、通航船の寸法の指定と、閘門の通航法について書かれた看板。日曜はお休み、通航時間は4~9月が7:00~18:00、それ以外の期間は7:00~17:00とのこと。ウチの近所の閘門様より、営業時間(?)が長いんだ。

もちろん通航船へのお触れ書きですので、閘室に向けて立っていたのですが、字はもう少し大きい方がよいかもしれませんね。


(23年8月9日撮影)

(『朱鷺メッセから眺める新潟…1』につづく)

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タグ : 満願寺閘門 閘門 小阿賀野川