旧中川
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旧中川
所在地:東京都墨田区東墨田3~江戸川区小松川1
延長:5.0km(施設管理区域を除いた延長)
最小水深:-1.4m(水位低下化水面よりの水深)
最小桁下高:+3.1m(水位低下化水面よりの高さ)
メモ:周辺の土地が低い(いわゆる江東ゼロメートル地帯)ため、人為的に平常時の水位をA.P.-1.0m程度まで下げた、水位低下化河川のひとつ。
かつては中川の本流であった河道が、荒川開鑿によって分断され、取り残された区間である。区間中ほどで北十間川(緑印)、南端近くで小名木川(赤印)が分岐している。
全区間が減速区域に指定されており、ドラゴンボート・レガッタ等の漕艇練習水面としても利用されているため、できる限りの微速航行が望ましい。なお、北端部、ゆりの木橋から木下川排水機場に至る区間は、施設管理区域として、船艇の進入が制限されている。南端の小名木川排水機場の付近も同様で、こちらはフェンスで完全に閉鎖されている。
主な船着場は、番所橋(赤鋲印)、亀戸中央公園(黄鋲印)、平井橋(紫鋲印)がある。このほか、図示の3ヵ所にも小規模の船着場があるが、こちらは岸壁高が極端に低く、動力船の接岸には適していない。
また南端には、都内に4ヶ所しかない閘門のひとつ、荒川ロックゲート(小松川閘門、青鋲印)があり、荒川(青印)との通航が確保されている。運転日時は平日および土曜の8:45~16:30で、無料で利用できる。東京水辺ラインには、荒川から本閘門を通航し、Uターンして再び荒川に戻る不定期航路が設定されており、番所橋船着場付近までは水上バスが入ってくる場合がある。



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