アニメ「名探偵コナン」に「水路編」があったとは!
●つい先日のことです。検索中に、アニメ「名探偵コナン」のストーリー紹介がいくつかヒットし、ハテ、と思って読んでみると、どうも「隅田川夜桜ルート(前編)」「隅田川夜桜ルート(後編)」(読売テレビ・名探偵コナン)の二本が、都内の水路を舞台にしているらしいことに気づかされました。
●リンク先によれば、昨年3月の放映とのことですから、毎度のごとく気づくのが遅すぎるのですが‥‥。日本橋から出る花見船が舞台の一つであることや、低い橋の裏に、電磁石でアタッシュケースを貼り付けるトリックがあることを知るに至り、花見とくれば大横川、低い橋とくれば江東内部河川と、もう単純なおつむは、都合のよい方へしか考えが及びません。
さらに検索すれば、すでにDVD化されているとのこと!いやもうゼヒ見たい!スグ見たい!と、横っ跳びに購入決定。

●お目当ての2話が収録されている、PART22・VOl.4を、発覚の翌々日とものすごい勢いで入手。さて、拝見してみると、まあその濃さ(?)は予想以上でした!
●毛利探偵が犯人の指示で乗るお花見船が出航するのは、今をときめく日本橋船着場。水上から見る高架下水路の情景を、「映画に出てきそう!」と賞賛しきりのカップル! もう出だしからしてベクトルがあさっての方向(いや、いい意味で)で、脳内の機関回転数が急上昇する思いであります!
タイトルにある隅田川は、わずかに永代橋付近の夜景くらいで、船は大島川水門をくぐり、桜満開の大横川に突入。ここで「やっぱり!」とヒザを打ちながら見入っていると、船頭さんから「満潮時にはくぐれない橋もある」との説明があり、橋が低い区間であることを強調。ぐぐぐ、タマランですな!
●ちなみに、後編に出てくるパンフレットに載せられたコースは、日本橋川→隅田川→大横川→平久運河(作中では『平久川』)→汐浜運河→豊洲運河→隅田川派川→隅田川→亀島川→日本橋川‥‥という、低い橋や復興橋、狭水路に水門も楽しめるという、なかなかどうして通好みのコース。
せっかくだからと、静止画像でよ~く見てみると、図中のくぐる橋に番号が付されて、それぞれ名前も載せられている細かさ! 制作された方のこだわりが思われて、感激が深いものになりした。
●ディテールをあまり羅列するのも気が引けるので、お話を追うのはここまでとしますが、気が収まらないのであともう少し。
平久水門や大島川水門が、それとわかるくらいきちんと描かれていた(佐藤師匠へご注進に駆け込みたくなるくらい)のにも興奮させられましたが、何より、コナン君や佐藤刑事の口から、
「‥‥豊洲運河だ!」
「この東富橋だよ!」
「それは時雨橋です。‥‥石浜橋はすぐ後ろに水門があります!」
●‥‥など、など、ハートをわしづかみにするようなセリフの連続!
コナン君たち、凄い水路通です。
その強烈なたたみかけられ方に、おっさんはただただ、涙するばかりでございましたよ。
●細をうがっているのは水路だけではなく、橋の取り付け道路が急勾配になっているところ、テラスや護岸、それに橋の高欄(!)のディテールなど、陸から見た江東らしさも、随所に表現されていました。
現地を綿密に取材された上で、実に丁寧につくられていることが感じられ、これも感動。水路バカでさえそう思えるのですから、地元の方から見ても、ほとんど違和感のないレベルではないでしょうか。
●個人的にも大好きな江東、それも狭水路や低い橋がお話の舞台となるだけでも嬉しいのですが、あまりの素晴らしさに、この水路群に注目されたきっかけや、これほどまでにこだわられたあたり、機会があったら理由を知りたくなりました。
●ひとつ気に入ったのは、作中で船頭さんが毛利探偵にかけた、「普段下げない頭、いい経験だと思って目いっぱい下げていったらいい」というセリフ。今度さっそく、低い橋をくぐるときに使ってみよう! ええ、自分に。独り言で。それアブナイ人や。

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●リンク先によれば、昨年3月の放映とのことですから、毎度のごとく気づくのが遅すぎるのですが‥‥。日本橋から出る花見船が舞台の一つであることや、低い橋の裏に、電磁石でアタッシュケースを貼り付けるトリックがあることを知るに至り、花見とくれば大横川、低い橋とくれば江東内部河川と、もう単純なおつむは、都合のよい方へしか考えが及びません。
さらに検索すれば、すでにDVD化されているとのこと!いやもうゼヒ見たい!スグ見たい!と、横っ跳びに購入決定。

●お目当ての2話が収録されている、PART22・VOl.4を、発覚の翌々日とものすごい勢いで入手。さて、拝見してみると、まあその濃さ(?)は予想以上でした!
●毛利探偵が犯人の指示で乗るお花見船が出航するのは、今をときめく日本橋船着場。水上から見る高架下水路の情景を、「映画に出てきそう!」と賞賛しきりのカップル! もう出だしからしてベクトルがあさっての方向(いや、いい意味で)で、脳内の機関回転数が急上昇する思いであります!
タイトルにある隅田川は、わずかに永代橋付近の夜景くらいで、船は大島川水門をくぐり、桜満開の大横川に突入。ここで「やっぱり!」とヒザを打ちながら見入っていると、船頭さんから「満潮時にはくぐれない橋もある」との説明があり、橋が低い区間であることを強調。ぐぐぐ、タマランですな!

せっかくだからと、静止画像でよ~く見てみると、図中のくぐる橋に番号が付されて、それぞれ名前も載せられている細かさ! 制作された方のこだわりが思われて、感激が深いものになりした。
●ディテールをあまり羅列するのも気が引けるので、お話を追うのはここまでとしますが、気が収まらないのであともう少し。
平久水門や大島川水門が、それとわかるくらいきちんと描かれていた(佐藤師匠へご注進に駆け込みたくなるくらい)のにも興奮させられましたが、何より、コナン君や佐藤刑事の口から、
「‥‥豊洲運河だ!」
「この東富橋だよ!」
「それは時雨橋です。‥‥石浜橋はすぐ後ろに水門があります!」
●‥‥など、など、ハートをわしづかみにするようなセリフの連続!
コナン君たち、凄い水路通です。
その強烈なたたみかけられ方に、おっさんはただただ、涙するばかりでございましたよ。

現地を綿密に取材された上で、実に丁寧につくられていることが感じられ、これも感動。水路バカでさえそう思えるのですから、地元の方から見ても、ほとんど違和感のないレベルではないでしょうか。
●個人的にも大好きな江東、それも狭水路や低い橋がお話の舞台となるだけでも嬉しいのですが、あまりの素晴らしさに、この水路群に注目されたきっかけや、これほどまでにこだわられたあたり、機会があったら理由を知りたくなりました。
●ひとつ気に入ったのは、作中で船頭さんが毛利探偵にかけた、「普段下げない頭、いい経験だと思って目いっぱい下げていったらいい」というセリフ。今度さっそく、低い橋をくぐるときに使ってみよう! ええ、自分に。独り言で。それアブナイ人や。

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2月9日は「ネッコロ」が水路をゆく日

●さっそく拝読してみて、中川いさみ氏の漫画で大いに笑わせていただいた(特に『友だちのひがん花ネッコロくんだよ』『ひがん花くんはひがみっぽいからおこっちゃダメだよ』がツボ!)のはさておき、はて、どのようなご用向きで‥‥とお話をうかがってみると、ネッコロさんを我が艇に乗せて、都心の水路をご案内せよとのご相談です。
●中川いさみ氏の「クマのプー太郎」が好きだったということもあり、ネッコロさんを我が艇にお迎えできるとは、実に名誉なことであります。というわけで、来たる2月9日(日)、楽しいイベントのお手伝いをさせていただくことと相成りました。
●スケジュールなど詳細は、公式サイト「ネッコロ加速研究所」をご覧ください!

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「新・鉄子の旅」コミック第5巻発売

「新・鉄子」の皆さんとご一緒したのが、ついこの間のことのように思えていたので、まさに光陰矢のごとし。まあ、最近は加齢もあってか、おしなべて光陰が矢どころかH2ロケットのようで、頭脳の衰えを感じる今日このごろであります(涙)。
●オビにもあるように、「新・鉄子」はこの第5巻で、ひとまずの最終回を迎えたのが残念ではあります。もっとも、完全に終わってしまうのではなく、今後も読み切りの臨時列車を、折に触れて運行される予定とのことでした。
カバー表4には、ほあし先生お得意の砂絵で、豊洲貯木場跡の柵でツブれてお昼寝していた鴨さんが…。トリ好きのツボを突く絵柄を選んでくださって、感激です。
本誌連載に加え、コミックでもご一緒させていただけて、一生の記念になります。出演者・スタッフの皆様、お世話になり、ありがとうございました!

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月刊IKKI 11月号「新・鉄子の旅」に…

後編は神田川・日本橋川の定番コースから、運河地帯や港内に出て、イグアナクレーンや晴海線の廃橋梁、レインボーブリッジのループ区間やモノレールの走る芝浦一帯など、おなじみのスポットをご案内させていただく内容です。
以下前回の続きということで、ご一緒した際のスナップをいくつか掲げさせていただきます。
【▼「続きを読む」をクリックしてご覧ください】