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工事中の扇橋閘門を訪ねて…3

(『工事中の扇橋閘門を訪ねて…2』のつづき)

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橋の下を抜けて、工事中の扇橋閘門と正対。う~ん、ちょっとした耐震補強レベルとかと思っていたら、根こそぎ造り替えるような大規模なものだったんですね。

巻上機室や扉体が失せ、二本の堰柱も養生されすっかり外観の変わったゲート周りもさることながら、左手にあった操作室の建物が姿を消していたことにショックを受けました。通航のたびに職員の方に声をかけていただき、開放日には見学させていただいたり(『満漢全席小名木川…4』ほか参照)と、思い出深い建物でしたんでねえ‥‥。

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何分袋小路ということもあり、ここから眺めるよりほかありません。スロットルをさらに絞り、左に回頭しながら接近。護岸の浮き上がりを防ぐためか、左手の水際には土嚢が積み上げられています。堰柱を養生するパネル、この角度から見ると、奥行きがずいぶんあることがわかりますね。

従来とは面目を一新した、見た目にも堅牢そうなゲートに生まれ変わりそうで、楽しみではあります。あっ、もしかして、隅田川東岸の更新水門たち同様「統一デザイン」になるのかしら? 都江東治水事務所管内だし、可能性はありそうですね。ともあれ、再来年4月1日からの再就役(都建設局PDF『扇橋閘門耐震補強工事に伴う扇橋閘門閉鎖のお知らせ』参照)を待つとしましょう。

220063.jpg竣工時の姿をあれこれ想像しながら、反転して西行。閘門様みたいに、一般供用初日に一番乗りで通航できたらいいなあ‥‥。

これまた魅力的な豆曳船、「30東庄丸」を一枚。操舵席のハードトップがない、低く抑えたシルエットに、船首近くのごついキャプスタンが目立っていて、小兵ながらパワフルな感じがみなぎっています。


220064.jpg帰路に空を見上げると、まあ、春海運河にいたころとは打って変わった、悔しくなるような青空。巡視船を撮っているとき、どうして晴れてくれなかったかのかと、天に向かって文句の一つもつけたくなります。

写真右手、鋼管矢板を打った護岸が、従来のそれより大きく前進していることがわかりますね。護岸がより頑丈になり、テラスも拡幅されるというわけでしょう。


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隅田川に戻って遡上、両国ジャンクションを見上げると、おお、すっぽりパネルで覆われて、こちらも工事ですか。まことインフラには、不断の整備が欠かせないことを実感します。ううしかし、空はさらに、抜けるように青く澄んできた‥‥ギギギ(泣)。
撮影地点のMapion地図

(30年5月20日撮影)

(『5月20日の神田川・日本橋川…1』につづく)

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タグ : 小名木川 隅田川 江東内部河川 扇橋閘門 閘門 曳船

工事中の扇橋閘門を訪ねて…2

(『工事中の扇橋閘門を訪ねて…2』のつづき)

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220057.jpg大横川との十字流に到達。ここに至るまでも、護岸工事の台船やらクレーン船やらで、目移りしながらの微速航行でしたが、十字流も鋼管矢板と業務船で賑やかですね。

KATOのロゴが目立つ、バックホウ装備の浚渫船を一枚。タイヤフェンダーが半ば近くまで沈み、ちょっと喫水が深すぎる気もしますが、燃料を満載して間がないのかな?

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220059.jpg北側、堅川方面をのぞくと、鋼矢板が伸びつつあり、クレーン船が河道の半分を塞いでいます。通航止めの表示は特になかったので、通ることはできそうですね。

反対の南側、木場方面もかくのごとし。テラスの幅を広げて、本格的(?)な遊歩道としてリニューアルされるのでしょうか。


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色々と引っかかってしまいましたが、というわけでようやく新扇橋の下から、扇橋閘門を望んだところ。あらら‥‥思った以上に徹底的な更新のようで、風景が一変してしまいましたね。近づいてみましょう。
撮影地点のMapion地図

(30年5月20日撮影)

(『工事中の扇橋閘門を訪ねて…3』につづく)

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タグ : 小名木川 扇橋閘門 浚渫船 閘門 江東内部河川

工事中の扇橋閘門を訪ねて…1

(『豊海橋の仮橋』のつづき)

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220052.jpg先行するバウカディも小名木川に入ったので、ともに面舵を切って進入。扇橋閘門の更新工事が始まってだいぶたちますが、まだ訪ねたことがなかったので、一度様子を見ておこうと思ったのです。

新小名木川水門、工事が残り1径間になったのはいいのですが、扉体に振られた番号がちょっとおかしいような‥‥。

中央が1で右が2、この伝でゆくと、左径間に3を割り振るのかな? まさか、東雲水門みたいに、左径間を廃止して埋めてしまうなんてことはありませんよね? 裏から見たら、従来の扉体がはまったままでした。

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高橋(たかばし)船着場が、位置を旧に復していました。撮影のお手伝いで、2回に渡ってもやいを取り、また新小名木川水門の開閉や、今はなき東京製粉通いのバージ便に出会えたりと、貴重なシーンを目の当たりにできた思い出深い場所でもあります。

220054.jpg高橋船着場が元に戻ったのは、テラス護岸の更新工事が終わったからです。

昨年、「4月16日のさくらしべ降る水路…4」では、鋼管矢板で錆色一色だったここも、今や真新しいコンクリートの肌がまぶしいほど。最近の水辺整備のスピードには、まったく目を見張るばかりですね。


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東航すると、工事未了の区間がはじまり、資材を積んだ台船やクレーン船やらで、まだまだ賑やか。雰囲気のよい曳船もいくつか見られて、目移りします。

台船にもやうこちらは「第八江東丸」。グレーの船体色が渋く、重心の低い落ち着いたスタイル。排気は甲板室側面に取られているので、停泊時にエンジンを回すと、乗り組みさんはちょっとツラそうではあります。

(30年5月20日撮影)

(『工事中の扇橋閘門を訪ねて…2』につづく)

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タグ : 小名木川 新小名木川水門 曳船 江東内部河川

10月9日の川景色

(『隅田川上流のフネブネ』のつづき)

212041.jpg10月9日、帰路の落穂拾い分といっては語弊がありますが、気になった物件をいくつか。

ちょっとしたことばかりとはいえ、刻々と変わりゆく水路風景の記録として見れば、あだやおろそかにはできますまい‥‥と、例によって暑苦しくスナップした数枚、お目汚しまで。

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タグ : 隅田川 小名木川 大横川 汐浜運河 源森川水門 新小名木川水門 台船

4月20日の水路風景…3

(『4月20日の水路風景…2』のつづき)

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小名木川に入るとさすが平日、土運船をかたわらに従えて、浚渫船が作業の真っ最中でした。16日にも見た、「61号千羽丸」でしょうか。

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そして扇橋閘門。ああ、こんなに短いスパンで通航できて嬉しい! この日は前扉を上げて待ってくれていたので、水鏡に映るゲートと閘室を撮ることができました。閘室を出て、水位低下化水域に入ってみると‥‥。

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おお、先ほど砂町運河で出会った、「第八兄弟丸」が! 荒川経由で閘門様を通り、恐らく横十間川にバージを届けて、一隻での帰り道でしょう。塗装してまだ間がないのか、乾舷の青だけでなく、船底色も鮮やかです。

205014.jpgテラス工事が進む横十間川、首都高小松川線をくぐった北側で、コンクリートを打っているところを一枚。見たところ、まだ生っぽい感じですが、コンクリでなく砂を充填しているだけかな?

ここ、少し前まで艇庫(過去ログ『ちょっとお散歩…2』参照)があったんですけれど、撤去されて更地になったようですね。


205015.jpg水位低下化河川をひとめぐりし、再び隅田川へ戻ってきたところ。ちょうど大きな曳船が、曳いてきた台船を、小さな曳船にバトンタッチするシーンが見られました。

台船に積まれていたのは、長大な鋼管矢板。小名木川西半部の護岸工事に使う資材に、違いありません。上下航船が引きも切らない中、手際よく曳索を引き継ぐ技、見ていて気持ちのよいものでした。
撮影地点のMapion地図

(29年4月20日撮影)

(この項おわり)

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