環水公園を眺めて
(『中島閘門見学…5』のつづき)
●環水公園に戻ってから、前回同様、天門橋の塔屋に上がってみました。船溜一帯を見下ろして、前回と整備成った今の変化を、確かめてみたくなったのです。
折よく「ふがん」が戻ってきて、眼下の橋をくぐり、船溜の奥をぐるりと一周して船着場へ着岸。やはり船がいるといないとでは、水面を眺めたときの楽しさが段違い。使命を終えてもやはり運河、船の在ることこそが、この水面の生きている何よりの証しです。
あの水草だらけで、動力船が入ったら最後、ペラをからめ取られそうだったかつてを思うと、本来的な意味で可航整備が成ったことは、本当に良かったと思います。取り巻く水辺もずいぶん変わりました、今回撮った写真と、19年8月8日のそれを2組、定点写真風に並べてみましょう。

●やはり目を引かれてしまうのが、ガイドさんいうところの「世界一美しいスタバ」。建屋は三方が全面ガラス張り、斜面にちょっと張り出したテラスも高欄がガラスと、眺望優先の造りなのがいいですね。前回の写真とくらべてみると‥‥。

●駐車場の平場はほぼ流用されたようですが、水辺のテラスから斜面を直登する小径は、入口はそのまま、左手に巻くように付け替えられたように見えます。とすると、スタバ右手を登る、階段のついた道は新設でしょうか。いずれにせよ、「使用前・使用後」感があって、面白いですね。
しかし、周りに憩う人々の多さ、お店が設けられた効果の大きさに目を見張る思い。いや、この日は猛暑だったから、出歩く気になれなかっただけかしら?

●環水公園船着場を眺めて。テラスに接して出札・待合所を兼ねた、かつての水郷汽船風にいえば「水駅」の建物が設けられています。ちょうど「ふがん」がもやいを取るところで、可航水路らしい、活き活きとした小河港の風景を味わえて、満足満足。
こちらはどうだったでしょう、新たに造成されたのでしたっけ?

●いや、もとからスペースは確保してあったのですね。テラスの水際もよく見ると、鉢植えや灯器(?)の途切れたところがすでに造ってあることから、当初よりここに船着場を設けることは、織り込み済みだったのかもしれません。
しかし、ストラクチャーがまさに「はめ込まれて」いくさま、まるで模型の情景のようで興味深いですね。次に訪ねるときは、どんな施設が増えているのか、楽しみでもあります。
【撮影地点のMapion地図】
(27年6月20日撮影)
(『護國神社の裏には…』につづく)

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折よく「ふがん」が戻ってきて、眼下の橋をくぐり、船溜の奥をぐるりと一周して船着場へ着岸。やはり船がいるといないとでは、水面を眺めたときの楽しさが段違い。使命を終えてもやはり運河、船の在ることこそが、この水面の生きている何よりの証しです。
あの水草だらけで、動力船が入ったら最後、ペラをからめ取られそうだったかつてを思うと、本来的な意味で可航整備が成ったことは、本当に良かったと思います。取り巻く水辺もずいぶん変わりました、今回撮った写真と、19年8月8日のそれを2組、定点写真風に並べてみましょう。

●やはり目を引かれてしまうのが、ガイドさんいうところの「世界一美しいスタバ」。建屋は三方が全面ガラス張り、斜面にちょっと張り出したテラスも高欄がガラスと、眺望優先の造りなのがいいですね。前回の写真とくらべてみると‥‥。

●駐車場の平場はほぼ流用されたようですが、水辺のテラスから斜面を直登する小径は、入口はそのまま、左手に巻くように付け替えられたように見えます。とすると、スタバ右手を登る、階段のついた道は新設でしょうか。いずれにせよ、「使用前・使用後」感があって、面白いですね。
しかし、周りに憩う人々の多さ、お店が設けられた効果の大きさに目を見張る思い。いや、この日は猛暑だったから、出歩く気になれなかっただけかしら?

●環水公園船着場を眺めて。テラスに接して出札・待合所を兼ねた、かつての水郷汽船風にいえば「水駅」の建物が設けられています。ちょうど「ふがん」がもやいを取るところで、可航水路らしい、活き活きとした小河港の風景を味わえて、満足満足。
こちらはどうだったでしょう、新たに造成されたのでしたっけ?

●いや、もとからスペースは確保してあったのですね。テラスの水際もよく見ると、鉢植えや灯器(?)の途切れたところがすでに造ってあることから、当初よりここに船着場を設けることは、織り込み済みだったのかもしれません。
しかし、ストラクチャーがまさに「はめ込まれて」いくさま、まるで模型の情景のようで興味深いですね。次に訪ねるときは、どんな施設が増えているのか、楽しみでもあります。
【撮影地点のMapion地図】
(27年6月20日撮影)
(『護國神社の裏には…』につづく)

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富岩運河で遊ぶ…11
(『富岩運河で遊ぶ…10』のつづき)
●前方に見えてきたのは、高欄がステンドグラス風に造ってある木場橋。ガイドさんによれば、富岩運河はこの橋までで、橋の向こうは船溜として区別されているそうです。いわば最終橋ですね。
空模様がいま一つではありましたが、浅瀬に水鳥たち、そして中島閘門と、見どころ満載で楽しかった富岩運河約7㎞の旅も、終わりが近づいてきました。

●船溜が近づいてきたところで魚探を見ると、水深が1.31mから、0.84mへ急上昇。ううん、ここもずいぶん浅いようですね。
前回訪ねたとき(過去ログ『富岩運河環水公園』参照)、船溜に藻がみっちり繁っており、とても動力船が入れる環境には見えなかったことを思い出しました。藻はすっかり刈られたようですが、浚渫まで手が回らなかった部分もあるのかもしれません。
ところで、このGPS魚探の画像、大きなモニターに映し出して、お客さんにも見てもらえるようにしたら、楽しいでしょうね。その際は、GPSのレンジはもっと狭くして、現在位置が運河のどのあたりか、わかるようにすればなおよいでしょう。飛行機でも、同様のサービスをしていますよね。

●船溜に入ると、南西岸手前に船着場があり、二隻の僚船がもやっているのが見られました。右の緑の船体が一番船「そら」、左が二番船「もみじ」。いずれも電動船です。
ハードトップはあってもオープンに近い造りで、回廊があり眺望もよさそうな「そら」に乗りたかったのですが、「ふがん」就航後はもっぱら予備船的な扱いのようで、今回は乗ることができませんでした。「もみじ」は、東京でも同じメーカーの船が複数隻活躍していることもあり、船影になじみがある方も少なくないでしょう。

●船溜に入っても、「ふがん」はすぐに着岸せず、天門橋をくぐって最奥部まで進み、「泉と滝の広場」の前をかすめて、ゆっくり船溜を一周してくれます。環水公園のシンボルだけあって、天門橋は船上から仰いでもなかなか格好がよろしいですね。
●北東岸に見えるガラス張りの建物は、スターバックスコーヒー・富山環水公園店。ガイドさんいわく、「世界で最も美しいスタバ」なのだとか!
芝生の法面を前に、船溜の水面を一望できるテラスは、見るからに居心地がよさそうですね。テラスのお客さんたちが、いっせいに手を振ってくれたのも素敵で、しかも自然な感じがしたものでした。
【撮影地点のMapion地図】
(27年6月20日撮影)
(『牛島閘門ふたたび…1』につづく)

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空模様がいま一つではありましたが、浅瀬に水鳥たち、そして中島閘門と、見どころ満載で楽しかった富岩運河約7㎞の旅も、終わりが近づいてきました。

●船溜が近づいてきたところで魚探を見ると、水深が1.31mから、0.84mへ急上昇。ううん、ここもずいぶん浅いようですね。
前回訪ねたとき(過去ログ『富岩運河環水公園』参照)、船溜に藻がみっちり繁っており、とても動力船が入れる環境には見えなかったことを思い出しました。藻はすっかり刈られたようですが、浚渫まで手が回らなかった部分もあるのかもしれません。
ところで、このGPS魚探の画像、大きなモニターに映し出して、お客さんにも見てもらえるようにしたら、楽しいでしょうね。その際は、GPSのレンジはもっと狭くして、現在位置が運河のどのあたりか、わかるようにすればなおよいでしょう。飛行機でも、同様のサービスをしていますよね。

●船溜に入ると、南西岸手前に船着場があり、二隻の僚船がもやっているのが見られました。右の緑の船体が一番船「そら」、左が二番船「もみじ」。いずれも電動船です。
ハードトップはあってもオープンに近い造りで、回廊があり眺望もよさそうな「そら」に乗りたかったのですが、「ふがん」就航後はもっぱら予備船的な扱いのようで、今回は乗ることができませんでした。「もみじ」は、東京でも同じメーカーの船が複数隻活躍していることもあり、船影になじみがある方も少なくないでしょう。

●船溜に入っても、「ふがん」はすぐに着岸せず、天門橋をくぐって最奥部まで進み、「泉と滝の広場」の前をかすめて、ゆっくり船溜を一周してくれます。環水公園のシンボルだけあって、天門橋は船上から仰いでもなかなか格好がよろしいですね。

芝生の法面を前に、船溜の水面を一望できるテラスは、見るからに居心地がよさそうですね。テラスのお客さんたちが、いっせいに手を振ってくれたのも素敵で、しかも自然な感じがしたものでした。
【撮影地点のMapion地図】
(27年6月20日撮影)
(『牛島閘門ふたたび…1』につづく)

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