年の瀬の運河風景…3
(『年の瀬の運河風景…2』のつづき)
●晴海客船ターミナルから奥、HK~HIバースをのぞいてみると、年末とあってか船影はゼロでした。
一隻でも本船がもやっていれば、春海運河経由で帰るつもりだったのですが、ここはおとなしく(?)東雲運河で帰るとしましょう。
●豊洲埠頭(今では埠頭としての機能はありませんが)の先端に、ぽつりと取り残されたコンクリート造りの煙突。
廃墟徒然草さんも注目されているように、都心近くの廃墟として知られてはいるようですが、他の施設が撤去されて更地になった今、なぜこれだけが壊されずに残っているのかは、わかりません。
●富士見橋、架設が成ってだいぶたちますが、水面から眺めたかぎりでは、あまり進捗しているようには見えませんね。
春海運河の豊洲大橋が、さまざまな事情で工事が停滞していることから、こちらも何かあったのではと心配になります。
【撮影地点のMapion地図】

●おなじみ東雲水門の、あまりご覧に入れていない角度での一枚。第三径間だけ塗り替えられて、他は放置されているのはなぜだろう。

●曙運河の、京葉線の水上高架をくぐろうとしたら、ちょうど電車がやって来て、きれいに一編成を収めることができました。これにて22年度の川走り納めを終了。
寒さはもちろん堪えましたが、空あくまで青く水も澄み、爽快な気分のうちに結構な距離を走ることができて、楽しい数時間でした。
【撮影地点のMapion地図】
(22年12月29日撮影)
【12月29日の項の参考文献】
東京港ハンドブック (社)東京都港湾振興協会
東京水路MAP 荒川下流河川事務所
(この項おわり)

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一隻でも本船がもやっていれば、春海運河経由で帰るつもりだったのですが、ここはおとなしく(?)東雲運河で帰るとしましょう。

廃墟徒然草さんも注目されているように、都心近くの廃墟として知られてはいるようですが、他の施設が撤去されて更地になった今、なぜこれだけが壊されずに残っているのかは、わかりません。

春海運河の豊洲大橋が、さまざまな事情で工事が停滞していることから、こちらも何かあったのではと心配になります。
【撮影地点のMapion地図】

●おなじみ東雲水門の、あまりご覧に入れていない角度での一枚。第三径間だけ塗り替えられて、他は放置されているのはなぜだろう。

●曙運河の、京葉線の水上高架をくぐろうとしたら、ちょうど電車がやって来て、きれいに一編成を収めることができました。これにて22年度の川走り納めを終了。
寒さはもちろん堪えましたが、空あくまで青く水も澄み、爽快な気分のうちに結構な距離を走ることができて、楽しい数時間でした。
【撮影地点のMapion地図】
(22年12月29日撮影)
【12月29日の項の参考文献】


(この項おわり)

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富士見橋架橋成る
(『東雲水門の工事』のつづき)
●東雲運河を下って南西口に近づくと…、おお、富士見橋の橋桁が、ついに架かったんだ!
11月28日からのタイトルでもご覧に入れましたが、長い間、コンクリートの肌の色も新しい橋脚だけが、オブジェのようにぽつんと立っており、運河入口で孤独に悪目立ち(笑)していたのですが、不遇の日々にもついに終止符が打たれたようです。

●橋名は桁中央でなく、天地寸法がある橋脚の真上に書かれているのが変わっています。桁が細身なので、真ん中では書きようがないのはわかるのですが、ちょっとアンバランスな感は否めませんね。
橋名は他の橋と同じく、上流側を平仮名、下流側が漢字とされていました。
●桁下からレインボーブリッジを望んで。周りにさえぎるものがありませんから、きっと橋上からの眺望は素晴らしいでしょう。竣工後は、眺めの良い橋として、新しい名所になるのではないでしょうか。
震災復興橋では、各河川の第一橋を、船舶からの目印も兼ねて、下路式の個性的な橋にする傾向がありましたが、豊洲大橋、そしてここ富士見橋と、最近の第一橋たちは上路式の、しかもおとなしめの橋が好まれるようです。橋のデザイン云々より、橋上からの眺望が優先されるということなのでしょうか。

●架かったばかりの橋の下に入り、さっそく橋の裏側を一枚。初物を口にする嬉しさに近いものが…と言ったら大げさでしょうか。
桁の裏が、橋脚や水面を映していて、塗装のま新しさが感じられます。
●富士見橋をくぐり、漢字表記の橋名を振り返って。向こうに有明北橋が見えます。東雲運河を初めて通って十数年、新たに3つも橋が架かる時代が来ようとは、夢にも思いませんでした。
各橋には、充分な桁下高がとってあるとは言え、上空高に制限ができたということは、東雲水門のセクターゲートも、宝の持ち腐れになってしまうなあ…などと、妙なところで感慨を深くする船頭でありました。
【撮影地点のMapion地図】
(21年12月13日撮影)
(『南前堀…1』につづく)

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11月28日からのタイトルでもご覧に入れましたが、長い間、コンクリートの肌の色も新しい橋脚だけが、オブジェのようにぽつんと立っており、運河入口で孤独に悪目立ち(笑)していたのですが、不遇の日々にもついに終止符が打たれたようです。

●橋名は桁中央でなく、天地寸法がある橋脚の真上に書かれているのが変わっています。桁が細身なので、真ん中では書きようがないのはわかるのですが、ちょっとアンバランスな感は否めませんね。
橋名は他の橋と同じく、上流側を平仮名、下流側が漢字とされていました。

震災復興橋では、各河川の第一橋を、船舶からの目印も兼ねて、下路式の個性的な橋にする傾向がありましたが、豊洲大橋、そしてここ富士見橋と、最近の第一橋たちは上路式の、しかもおとなしめの橋が好まれるようです。橋のデザイン云々より、橋上からの眺望が優先されるということなのでしょうか。

●架かったばかりの橋の下に入り、さっそく橋の裏側を一枚。初物を口にする嬉しさに近いものが…と言ったら大げさでしょうか。
桁の裏が、橋脚や水面を映していて、塗装のま新しさが感じられます。

各橋には、充分な桁下高がとってあるとは言え、上空高に制限ができたということは、東雲水門のセクターゲートも、宝の持ち腐れになってしまうなあ…などと、妙なところで感慨を深くする船頭でありました。
【撮影地点のMapion地図】
(21年12月13日撮影)
(『南前堀…1』につづく)

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