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3月14日の大横川…1

(『3月14日のイグアナクレーン』のつづき)

262006.jpgイグアナクレーンを眺めていたら、抜けるような青空の高みに白点が一つ‥‥炭カル袋ですね。

子供のころ、春先など強風時、こんな風に飛ばされてゆく袋(当時のこととて、紙袋でしたが)がなぜかツボで、目にすると笑い転げでしまう妙な癖がありました。今どきの炭カル袋となれば、軽量なので滞空性能も向上してより高く、遠くまで飛ばされてゆくんだろうなあ、などと考えたり。

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豊洲運河~隅田川派川と迂回し、いったん隅田川に出て、大島川水門から大横川へ入ることに。桜の様子も見ておこうと思ったのです。

水門前のテラスを結ぶ橋、桁が架設されてから、工事の進んだ様子が見られませんでしたが、この日は左手のテラスに重機や資材が見えたので、いよいよ再開されるのかもしれません。

262008.jpgおなじみ桜並木区間に入ってみると、まあ、当たり前ではありますが、開花したものは一輪もなく、すべてつぼみのままでした。

しかし、すでに20℃近い気温とあって、風が防がれる大横川の川面は、まことにうららか。豪雨の翌日だったため河水が少々濁り気味のほかは、実に春めいた、穏やかないい雰囲気でした。

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枝を仰ぐと、花開いてこそいないとはいえ、つぼみははち切れんばかりにふくらんで、満開時の華やかさが想われるほど。毎年のことながら、こうして桜たちの変化を目にすると、何かワクワクした気分になるのですから、不思議なものです。

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越中島橋の手前まで来ると、黒船橋船着場に、機付きのインフレータブルが達着しつつあるのが見えました。桟橋上にはカヤックが並べられ、どうやら片付けをしているようです。何かイベントがあったのでしょう。

インフレータブルの乗り組みさんに「こんにちわ!」と挨拶すると、皆さん笑顔で応えてくれました。内部河川なら強風下でもカヤック日和といってよい穏やかさ、きっと水路めぐりを楽しまれたことでしょうね。
撮影地点のMapion地図

(令和3年3月14日撮影)

(『3月14日の大横川…2』につづく)

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タグ : 大横川 江東内部河川 大島川水門

11月15日の水門…3

(『11月15日の水門…2』のつづき)

258011.jpgちょっと戻って、隅田水門の補足。扉体の直前から見た径間が何とか撮れたので、お目汚しまで。

手前から水門の管理橋、都道449号新荒川堤防線の道路橋、東武伊勢崎線の鉄道橋、隠れていますがその向こうにも人道橋と、狭いところに橋が集中して、一種面白い景観ではありますよね。


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隅田水門の補足をも一つ。以前も紹介しましたが、下流側から少し引いて見ると、右手の隅田水門管理所の左側、堤防の角にも赤の単色信号が備えられているのがわかりますね。

定番の2灯式信号は巻上機室中央、表裏ともに設置されているのですが、どちらも橋があって見通しがよくないためでしょう、赤のみの灯器が上流に一つ、下流に二つと計3ヶ所も。補助の信号を備えた例はいくつか見られますが、一つ目が3つもあるのは珍しいのではないでしょうか。

258013.jpg大島川水門をくぐったら‥‥このブログでは、楽しくないことにはあまり触れたくないので、「えらい目にあった」に留めておきますが、大事に至らなかったのは幸運としかいいようがありませんでした。

さすがに扉体に隠された向こうでは、見張りを厳にしていても限界があります。どうか、舟航河川であることを忘れないでいただき、お互い気持ちよく川を利用したいものです。

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大横川から平久川に入り、平久水門を抜けようとしたところで、ちょうど向こうをカヤックのフリートが横切ってゆくさまを、のぞき見ることができました。

逆光でキラキラ輝く水面を、次々と現れては音もなくさらさらと滑ってゆくカヤック群。水門の径間を額縁にした絵を見るようで、まあ、実に風情のあるひとときでした。先ほどの災厄で少々荒みがちだった心が、洗われてゆくような気がしたものです。

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カヤックの通過を待ってスロットルをコツンと投入、最微速で平久水門をくぐって、正面から。この季節の穏やかな陽射しは、水門をいい表情にしてくれますよね。

右径間、長らく汚れたままですが、洗浄もままならない理由があるのでしょうか。街場の小水門の中では個性派ともいえる変則2径間、塗り替えまでいかなくとも、せめて最低限の体裁は整えてやっていただきたいものです。
撮影地点のMapion地図

(令和2年11月15日撮影)

(『11月15日の水路風景…1』につづく)

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タグ : 旧綾瀬川 大横川 平久川 隅田水門 大島川水門 平久水門

9月21日の水路風景…3

(『9月21日の水路風景…2』のつづき)

255056.jpg大川筋に出ると、この日はどういうわけかプレジャーの出船が多く、しかもおしなべて飛ばす艇ばかりで、引き波に翻弄されながらの遡上になりました。PWCもフリートで追い越していったりと、賑やかではあります。

浅草まで上ってくると、水辺ライン「あじさい」と行逢。この曇り空とあって、吾妻橋のディテールも黒くつぶれがちです。


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前方の東武線隅田川橋梁を、ちょうど電車がゆっくり渡っていくのを眺めながら、スロットルをしぼって微速に。併設されている人道橋、「すみだリバーウォーク」の供用後の姿を眺めておこうと思ったのです。

おお、ずいぶん賑わっていますね。当初は4月に供用開始の予定だったのが、延期され6月18日にオープンとなったのだそう。皆さん待ちに待っていたことでしょう。

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も少し近づいたところで、今度は上りの特急電車がごろんごろんと進入開始してきたので一枚。艇が接近するにつれ皆さんこちらに目が向くようになり、ずいぶん写真を撮られた気が(笑)。

この日は曇りにもかかわらず、各橋上やテラスも今までにない人出で、驚かされたことではありました。まあ、コロナ禍で長い間蟄居生活を余儀なくされていたのですから、少し自粛要請が緩んだとみれば、せめてお散歩でもしたくなるのはわかります。

255059.jpg先月に引き続いて、この日も通りがかりについ惹かれてスナップ。総武線橋梁の橋脚基礎上に鎮座した、コンクリ塊です。

位置、姿かたちとも異常なし。ああ、何でこんなものが気になってしまうんだろう‥‥。増水時に水流で移動したりしたら、色めきだってしまいそう。


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大島川水門の前まで下ってくると、おや、水門前に架橋中の橋、先月は注意を促す横断幕が桁側面に掲げられていたのに、取り去られたのですね。

橋詰にあった足場は撤去されていたので、第一期工事が終了して一段落、といったところでしょうか。竣工まではなお時間がかかりそうです。
撮影地点のMapion地図

(令和2年9月21日撮影)

(『9月21日の水路風景…4』につづく)

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タグ : 隅田川 大島川水門 水上バス

8月15日の水路風景…10

(『8月15日の水路風景…9』のつづき)

254061.jpg総武線隅田川橋梁の橋脚を、テラスとの間から見て。一段高く造った基礎に手すりがめぐらされ、独特の雰囲気がありますよね。

ここ、5月にテラスを散歩したときに見て、基礎上にごろりとコンクリ塊が転がされているのに気づき、妙に気になっていたもの。この日も変わらず鎮座していましたが、構造の一部が落下したわけでもないようで、なぜここにあるのかは謎のままです。

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大島川水門の前に架けられたテラスを結ぶ橋、少し変化がありました。「水門開閉状況確認 通航注意」と大書きされた横断幕が両端に掲げられ、さらに中央の凹部には、信号の灯器が設けられていたのです。

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桁下から仰いだ様子はいかがと、くぐりざま見上げて。床板などはまだ施工されておらず、桁のすき間から空が見える状態。未成時ならではの視点でスナップしておくのも楽しいものです。

254065.jpg帰路、おなじみ白妙橋を前にしたところ、潮時もよろしく(?)、その低さは艇を進ませるのをためらうような、実に剣呑な雰囲気。うひょひょ。

直前でいったん停止して深呼吸し、さて‥‥コツンとスロットルを押して最微速前進。すき間が10㎝もないようなギリギリっぷり、しかも後付けの金具やボルトなど、危険な突起物もあるため、茂森橋が優しく思えるほどでした!

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6月7日に見たときは、工事で通航止めだった白鷺橋、この日はフェンスが撤去されて、通航できるようになっていました。それにともない、高欄の横断幕も「航路」「工事中」に替えられていますね。

台船や足場があることは変わりなかったので、これからも動きがあるたび、適宜閉塞されるものと思われます。通航時は最徐航でお気をつけて。

(令和2年8月15日撮影)

(『8月15日のフネブネ…1』につづく)

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タグ : 隅田川 大横川 平久運河 大島川水門

水上バスとテラスの人道橋と…

(『6月7日の大横川北端部…3』のつづき)

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竪川水門から隅田川に出て、ようやく行き足分の風で涼しく過ごせるようになり、一息つきながら下航。すぐ下流の新大橋では、観光汽船の「リバータウン」、水辺ラインの「こすもす」が行逢するシーンに出くわし、しみじみしたものです。

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「こすもす」を十分追い越してから左、東岸寄りに出て停止、上航してくる「さくら」との離合をものしようと待ち構えての一枚。ちょっとタイミングを逸していま一つでしたが、二隻揃って大川筋を上下する瞬間を撮れたのは、嬉しいものでした。

なぜしみじみしたかというと、コロナ禍で長らく水上バス船社が休航を余儀なくされており、静まり返った大川筋の寂しさを休日にテラスから望見していたので、賑わいが戻ったことを目の当たりにして、まあ、トシがいもなくウルッとしたわけであります。

もちろん乗客はまだ少なく、完全に旧に復したわけではありませんが、やはり都大路はフネブネの姿と引き波が絶えない川面あってこそ、との感を新たにしました。

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下って、大島川水門前へ。橋脚が設けられてから長らくそのままだったテラスをつなぐ人道橋の工事、ついに桁が架設されたのでした。

桁の両端に階段が設けられるのか、築堤状の取付道路をあつらえるのか不明ですが、派川筋をまたぐ人道橋の架設は画期的なこと。河畔をお散歩する楽しみもさらに広がって、かつ変化のあるものになるでしょう。

252109.jpg橋がはすに架設されているのと、ズームのゆがみも手伝って、何やら水平の基準がわからない写真になってしまいましたが、桁上の床板は未施工のようで、陽が差し込んでいました。

しかし、水門の全景とはこれでお別れということになりますね。せっかく“統一デザイン”に改装して間がないのに、ちょっと惜しいような気もしますが、今度は橋上から間近に愛でられるのだ、と思うことにしましょう。

252110.jpg潮位が低いこともあり、西側河川の低い橋たちの様子もちょっと見ておきたくなって、そのまま大横川へ直進。断面図のある橋、平木橋を一枚。

下端から少しづつ腐食していって、いずれ見られなくなるであろう断面図を、折りに触れてこうして記録していますが、そろそろ並べて変化を見られるくらい数が揃ったかしら。
撮影地点のMapion地図

(令和2年6月7日撮影)

(『6月7日の西側河川…1』につづく)

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タグ : 隅田川 大横川 水上バス 大島川水門 江東内部河川