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8月15日の水路風景…5

(『8月15日の水路風景…4』のつづき)

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下流側へ出て、さらに下航し距離をとることにしました。光線の塩梅はこちらの方がよいので、クレーンの塗色も鮮やかに見えます。背後にある船着場との位置関係も、よくわかる角度ですね。

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対岸、川崎側のクレーンをズームで。羽田側とは塗色を変えて、本体が山吹色なあたり、識別のしやすさを考えたのでしょうか。

254038.jpg川崎側の陸上をふたたびズームでたぐって。「羽田連絡道路だより 第11号」によると、この設備はトラッククレーンという送り出し架設のためのもので、橋上のクレーンはトラベラークレンとありました。

7月時点で全長約600mのうち、架設済みが370mに達したとのこと。見たところ、台船による架設はすでに終わり、今後は送り出し架設と、陸上での施工が中心になるのでしょう。

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254040.jpg架設済みの桁が一望できるところまで下航し、一息つきながら眺めて。これでもおよそ3分の2の長さなのですから、高水敷や取付道路まで含めた橋の長大さが想われます。

帰路も桁裏を仰いでから離脱。台風での遅れを取り戻すように、目を見張るような急ピッチで架橋が進んでいるのを拝見して、より竣工が楽しみになったことではありました。


(令和2年8月15日撮影)

(『8月15日の水路風景…6』につづく)

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タグ : 多摩川

8月15日の水路風景…4

(『8月15日の水路風景…3』のつづき)

254031.jpg羽田空港船着場の正横にいたので、間近から一枚スナップ。油槽船の繋船施設を大きな増築をせず流用したこともあって、せっかく空港名を冠した船着場なのに、ちょっとう~ん‥‥となってしまうところが。

せめて屋根付き通路と待合室、同じく上屋のあるポンツン桟橋が欲しいところですね。近くに橋と複合施設ができるのですから、利用しやすいつくりになることを願っています。

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上流側に接近、前回、桁の一部がポツンと架かっていたときとくらべると、長大橋らしさが感じられてよいものですね。くぐって下流側へ出てみましょう。

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くぐりざま見上げたところ。歩道部分の張り出しの接手部分は、桁が架設されてから施工されるようです。しかし、架けたばかりの箱桁の表面、つやがあり清々しい感じがしていいですねえ‥‥。

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254035.jpg下流側に出てから振り返って。河道中央を大径間で渡る迫力もさることながら、桁下端が描く優美な曲線が桁の架設により現れて、胸のすく光景。

右写真は、川崎側の様子をズームでたぐってみたところ。こちら側の桁は台船による架設ではなく、陸上から繰り出される形になるのでしょうか。
撮影地点のMapion地図

(令和2年8月15日撮影)

(『8月15日の水路風景…5』につづく)

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タグ : 多摩川

8月15日の水路風景…3

(『8月15日の水路風景…2』のつづき)

254026.jpg澪筋から多摩川本流に出て左へ、微速のまま北岸寄りに下航します。水際は護岸工事の準備なのか、びっしりと土嚢が積まれて、陽光を反射していました。

東へ行くほど、階段状に高さを低めてあるこの建物は、「羽田イノベーションシティ」という複合施設で、7月3日すでに一部を先行開業しているそう。階段状の形は、航空法による高さ制限のためみたいですね。
(参考:『羽田空港跡地第1ゾーン整備方針』大田区)

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正面に目を向けると、逆光の中橋のシルエットが、川面のさざ波の向こうに浮かんでいました。前回の1径間から5径間へ、進捗のスピードを実感させる遠景。

しかし、相変わらず浅瀬と澪筋の境界を示す澪標が少なく、つい右側に寄ってしまいがちで、魚探の感を頼りながらのそろそろ歩きにならざるを得ないのは少々つらいところ。かつてのように、澪標ずらりとはいかなくなった事情があるのでしょう。

254028.jpg下るにつれて、ようやく右写真のような赤・白・赤の旗を掲げた、竹竿の澪標を見つけてホッとしたものの、間隔が広くちょっと頼りなげではありました。

まだ新しい感じだったので、最近刺して回ったものと思われますが、以前の密度を知る身からすると、何とも寂しい気持ちになったものです。ともあれ、澪標があるのはありがたいことで、設置した方に感謝しつつ下航したものでした。

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羽田空港船着場の真横まで来て、一息つきました。ここまでくれば定期便のある水域ゆえ、十分な水深がありますし、橋脚や足場のあるおかげで、浅瀬との位置関係もつかみやすいからです。

気持ちに余裕ができたところで、クレーンの載った桁を一枚。かつて平らかだった沿岸に、次々と新しいビルが建ち、こうして長大橋が架けられてゆくさまを見るにつけ、かつての荒漠たる雰囲気は一掃されたなあ、という感を強くします。

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左奥に目を転じると、橋詰の交差点となる取り付け道路がほぼ完成しており、かたわらには人道の階段も併設されていました。竣工すればお散歩がてら、雄大な河口風景を誰でも眺めることができるようになるのですね。飛行機の撮影スポットとしてもよい場所になるかもしれません。
撮影地点のMapion地図

(令和2年8月15日撮影)

(『8月15日の水路風景…4』につづく)

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タグ : 多摩川

8月15日の水路風景…2

(『8月15日の水路風景…1』のつづき)

254021.jpg海老取運河に入って南下中、ちょっと距離はありましたが、通りすぎざまに北前堀水門を軽くスナップ。

羽田周辺の船溜に息づいていた水門たちも、内水の堤防築造で貴船、呑川の2水門が撤去されたので、こちらもそろそろ‥‥との思いがあり、とりあえず撮っておくにしくはなしとカメラを向けたのです。


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いま一つの水門がある船溜、高架下水路でもある南前堀はどうかしら、とのぞいてみると‥‥う~ん、手前に繋留船が詰まっていますね。水路がさらに埋め立てられて、繋留スペースが圧迫されてきたのかなあ。

平成29年8月以来入っていないので、埋め立ての進展や堤防の増高など、その後の様子を確かめてみたく、ちょっと入っておこうかと思っていたのですが、これは「呼ばれていない」よナ‥‥。

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海老取川南端に出ました。すでに竣工したこの北側同様、護岸の強化工事が進行中で、鋼管矢板がずらりと並んだ錆色の川景色です。

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屈曲を曲がり切って澪筋に出ると‥‥おおお、羽田連絡道路の橋、ずいぶん工事が進みましたね! ここから眺めると、桁がほとんど架かっているようにも見えます。

254025.jpg干潮で長々と露出した導流堤・五十間鼻には、釣り人さんがちらほら。いつも釣り糸を垂れている、沿岸のほとんどが護岸工事中とあっては、こちらに出てこざるを得ないのでしょう。干潮時の渚に人影がある川景色、よいものです。

昨年末に通ったときは、増水時の堆砂で河床が上がったのか、A.P.+1.41m時点での水深が1.5mと、澪筋らしからぬ浅さでしたが、今回はどうかしらと魚探の感に目を落とすと‥‥3.9m!。

写真のタイムスタンプは11:14、推算潮位A.P.+0.98mですから、浚渫し直したのですね。前回のままだと、大潮の干潮時はほぼゼロになってしまいますから、何よりではありました。
撮影地点のMapion地図

(令和2年8月15日撮影)

(『8月15日の水路風景…3』につづく)

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タグ : 海老取運河 海老取川 多摩川 北前堀水門 南前堀水門

令和元年度川走り納め…6

(『令和元年度川走り納め…5』のつづき)

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245027.jpg桁下のほぼ中心線に来たので、仰ぎながら川崎方橋脚を見て。羽田側は橋上に右折車線などがない、往復各1車線ですから、桁幅もスマートですね。次にくぐるときは、これらの橋脚間を思い切りよくひとまたぎする桁が架かり、爽快な橋景色が楽しめることを願っています。

右の写真、南側からの視点で光線が少しましになったので、「作業構台」の全景をスナップしたもの。高い櫓が伸びているため、何かの掘削リグの雰囲気濃厚な外観ですが、これは桁上に上るための、仮設階段を支える構造物のようですね。詰所やトイレ、発電機などが載っているところから、現場の作業拠点らしいことがわかります。

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羽田横断道路の橋とお別れして、海老取川に戻りました。まだ真新しい西側の護岸上では、鷺さんが片足を羽毛の中にしまって、羽をゆるめ日向ぼっこしているところに出会いました。

鷺って、立っているところしか見たことがないように記憶しているのですが、他の鳥のように、べたっと平たくツブれて座り込む、ということは習性上ありえないのでしょうか? ツブれてリラックスしたトリが大好きなので、鷺さんもそうであるならゼヒ見てみたいのですが!

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海老取運河を北上して左折、平和島運河の干潟区間に入り、モノレールの線路を右に見てゆっくり航進。

次々に行きかうモノレールの電車を眺めていたら、そのうちの一編成が、側面全体に「ポケットモンスター」のキャラクターを描いた特殊仕様であるのを発見。先頭車をズームで引き寄せてみると、ご存知ピカチュウがバッチリ入りました。

245030.jpgこの日は大森に沿って唱和島との間の水路に入り、ガスミオ運河から出るコースを取ろうと思い、そのまま直進。

モノレールの線路が東へカーブを切り、箱桁2本で水路をまたぐところを振り返って。太陽と靄にけぶる青空が、二本の線路を透かして見える風景。普通の鉄道ならこうはいかないでしょう。
撮影地点のMapion地図

(元年12月31日撮影)

(『令和元年度川走り納め…7』につづく)

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タグ : 多摩川 海老取川 平和島運河 水辺の鳥たち