日本橋川 その2
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日本橋川 その2
★各データは「日本橋川 その1」参照
メモ:全区間のメモは「日本橋川 その1」参照。
【「その2」の区間のメモ】流頭部、神田川(青印)との丁字流東側角には、千代田清掃事務所・三崎町中継所があり、平日はバージが頻繁に接岸し、ゴミ運搬作業に当たっている。バージは神田川を遡上し、作業所への接岸時は、日本橋川まで入って転回するので、曳船による作業中は近づかないよう注意。なお、バージは2隻並列にもやうことがあり、その際は可航幅が極端に狭まるので、艇の大きさによっては、神田川下流へ進入できない場合がある。
船着場は、千代田区役所(赤鋲印、2段固定桟橋)、三崎橋(青鋲印、2段固定桟橋)がある。

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日本橋川 その1
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日本橋川 その1
所在地:東京都千代田区飯田橋3~中央区新川1
延長:4.8km
最小水深:A.P.-1.2m
最小桁下高:A.P.+4.3m
メモ:江戸時代初期、日比谷入江に注いでいた平川の流路を改修した川で、現存する東京の水路では、最も古いものの一つで、かつては外濠とも呼ばれた。
江戸・東京中心部の物流幹線として、長きに渡って利用され、昭和中期以前は幾多の派川(入堀)が分岐していたが、現在ではそのほとんどが埋め立てられるか、高速道路として転用されている。
河口の一部をのぞいて、全長の大半を首都高都心環状線・6号線の高架道路が覆っており、橋脚が河中に林立しているため、見通しの悪い箇所が少なくなく、加えて屈曲区間も多いので、対向船との衝突事故に注意したい。
定期航路はないが、平日および土曜日は、都環境局の河川清掃船が運航している。また休日は、PWCを含めたプレジャーボートの通航が、年々多くなる傾向にあり、船宿などの観光コースにも設定されているので、見通しの悪さと併せて、十分な注意が必要である。
ほとんどの区間は、両岸に基礎護岸の張り出しがあり、満潮時は水面下となる。水深が極端に浅いところはないが、魚探による観測では、水底に投棄物らしい凹凸が見られる場所が数箇所あったので、潮位が低い日の航行は避けた方がよい。
【「その1」の区間のメモ】隅田川(赤印)と接する河口付近から、亀島川(青印)が分岐するあたりまでは、業務船の船溜として利用されており、徐航が望ましい。船着場としては、常盤橋船着場(青鋲印、2段固定桟橋)がある。
日本橋、常磐橋など、いくつか見られる上路式アーチ橋は、水面上の空間が狭く、意外と可航幅が限られるので、全幅のある艇は通過時に注意されたい。



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