境川…5
(『境川…4』のつづき)
●京葉線の橋の影で、不遇を囲っている形のタイドアーチは、今川橋。
せっかくの下路式、しかも私好みの赤く塗られた橋だというのに、全貌が写真に収められないのはちょっと残念。タイトルでも掲げたように、桁の下からのぞき込むような格好になってしまいます。
●しかも、そのすぐ向こうには、水管橋が併設されているので、上流側から撮ってもこれがギリギリ。
塗装が色あせているのも、ちょっと気になるなあ…。ぜひ、鮮やかな赤に塗りなおしていただきたいものです。
なお、橋の下は杭が何本か出ているので、通航の際はお気をつけて。
●今川橋を過ぎると、右手、北東岸には最初の船溜が現れました。
桟橋こそありませんが、河岸棒の間に整然と繋留され、船たちも可愛がられている感じがします。
●船溜がいったん途切れると、先ほど見た、わかしお歩道橋とよく似たローゼ橋、中央歩道橋をくぐります。
今川橋もこんな風に、前後に併設物のない状態で、観賞したいのですがねえ…。
●中央歩道橋の手前、右手に見えた小さな樋門。天端に立てられたポールの先に、黄色い回転灯がついているのが目を引きます。
もちろん、扉体が開閉するときに光らせるのでしょうが、いったい誰に向かって、注意をうながすためのものなのかしら? いきなりコレがぐるぐる光り始めたら、通行人は面食らうでしょうね。
【撮影地点のMapion地図】
(21年8月16日撮影)
(『境川…6』につづく)

にほんブログ村

せっかくの下路式、しかも私好みの赤く塗られた橋だというのに、全貌が写真に収められないのはちょっと残念。タイトルでも掲げたように、桁の下からのぞき込むような格好になってしまいます。

塗装が色あせているのも、ちょっと気になるなあ…。ぜひ、鮮やかな赤に塗りなおしていただきたいものです。
なお、橋の下は杭が何本か出ているので、通航の際はお気をつけて。

桟橋こそありませんが、河岸棒の間に整然と繋留され、船たちも可愛がられている感じがします。

今川橋もこんな風に、前後に併設物のない状態で、観賞したいのですがねえ…。

もちろん、扉体が開閉するときに光らせるのでしょうが、いったい誰に向かって、注意をうながすためのものなのかしら? いきなりコレがぐるぐる光り始めたら、通行人は面食らうでしょうね。
【撮影地点のMapion地図】
(21年8月16日撮影)
(『境川…6』につづく)

にほんブログ村
境川…4
(『境川…3』のつづき)
●青い桁橋、入船橋の手前で、テラス付き護岸が途切れました。ホッとしたような、寂しいような…。
橋の向こう、左手には、砂洲のようなものが見えますね。グレーの護岸をバックに、白く光を反射して、非常に目立ちます。

●近づいてみると、てっぺんに草まで生やして、珊瑚礁の無人島といったおもむきの砂洲…。子供ならずとも、降りていって遊びたくなるような、何とも浮世離れした、楽しげな感じに惹かれました。
しかし、自然にできたというには、ちょっと無理のあるカタチをしていますね。白っぽい色からして、貝殻か何かが、堆積したようにも見えたのですが。
●ここで初めて、下路式の橋が登場。人道橋、わかしお歩道橋です。
空色に塗り上げられた、スマートなニールセンローゼ橋(だったかな)で、構造を見上げながら渡るのは、きっと楽しいことでしょう。
●わかしお歩道橋の上流側、両岸に、対になった形で配された、船着場…というには語弊がありますね。水辺に降りるための階段が、設けられていました。
周囲の護岸と、階段のバックの壁の色の違いから、元からあったものではなく、新たに造られたもののようです。
●こちらは南西岸のもの。親水施設としては中途半端ですし、船着場にするには、まだ相当手を加えないといけない…。
う~ん、何でしょう?北東岸のものは、昼寝をしている人がいたところを見ると、閉鎖はされておらず、自由に利用できるようでしたが。
【撮影地点のMapion地図】
(21年8月16日撮影)
(『境川…5』につづく)

にほんブログ村

橋の向こう、左手には、砂洲のようなものが見えますね。グレーの護岸をバックに、白く光を反射して、非常に目立ちます。

●近づいてみると、てっぺんに草まで生やして、珊瑚礁の無人島といったおもむきの砂洲…。子供ならずとも、降りていって遊びたくなるような、何とも浮世離れした、楽しげな感じに惹かれました。
しかし、自然にできたというには、ちょっと無理のあるカタチをしていますね。白っぽい色からして、貝殻か何かが、堆積したようにも見えたのですが。

空色に塗り上げられた、スマートなニールセンローゼ橋(だったかな)で、構造を見上げながら渡るのは、きっと楽しいことでしょう。

周囲の護岸と、階段のバックの壁の色の違いから、元からあったものではなく、新たに造られたもののようです。

う~ん、何でしょう?北東岸のものは、昼寝をしている人がいたところを見ると、閉鎖はされておらず、自由に利用できるようでしたが。
【撮影地点のMapion地図】
(21年8月16日撮影)
(『境川…5』につづく)

にほんブログ村
タグ : 境川
境川…3
(『境川…2』のつづき)
●第二橋、高州橋。この橋を過ぎたあたりから、高層マンション群が途切れ、ぐっと視界が広くなります。
水深も2.3mと深くなり、河底も比較的フラットで、安定しているようですね。
●いやもう、南西岸はあいかわらずの大人気。テントやビーチパラソルを広げている人もいて、水辺の休日を存分に楽しまれているようです。
現在の速度は3kt弱、まあ急ぐこともなし、のんびりと参りましょう。
【撮影地点のMapion地図】
●いくつか、小さな樋門が見られる北東岸には、不思議なことに人影がまばら。こちらは何か理由があって、釣果が上がらないのでしょうか。いや、単にこちらの岸の住人に、釣りをたしなむ人がいないだけなのか…。
テラス上をよく見ると、写真のように、ところどころ水がしみ出して、足場が悪くなっている場所がありました。このあたりにも理由がありそうですね。
●木立に囲まれた、瀟洒な洋館風の建物…と眺めていたら、手前の麦わら帽子をかむった親子連れに、釣果があったようです。嬉しそうな歓声が上がりました。
こういう風景を見ていると、やはり住まいの間近に水辺のある生活って、本当にいいものだと思ってしまいます。

●ここで、地元の漁船が、なんとプレーニングしつつ高速で追い越し、あっという間に視界から消え去ってゆきました!
今までそろそろ歩きしてきた努力(?)が、水の泡になったような気持ちで見送ったものの、まあ、やはり気遣いは大切でしょうと、微速航行を続行、さらに上流へ…。
(21年8月16日撮影)
(『境川…4』につづく)

にほんブログ村

水深も2.3mと深くなり、河底も比較的フラットで、安定しているようですね。

現在の速度は3kt弱、まあ急ぐこともなし、のんびりと参りましょう。
【撮影地点のMapion地図】

テラス上をよく見ると、写真のように、ところどころ水がしみ出して、足場が悪くなっている場所がありました。このあたりにも理由がありそうですね。

こういう風景を見ていると、やはり住まいの間近に水辺のある生活って、本当にいいものだと思ってしまいます。

●ここで、地元の漁船が、なんとプレーニングしつつ高速で追い越し、あっという間に視界から消え去ってゆきました!
今までそろそろ歩きしてきた努力(?)が、水の泡になったような気持ちで見送ったものの、まあ、やはり気遣いは大切でしょうと、微速航行を続行、さらに上流へ…。
(21年8月16日撮影)
(『境川…4』につづく)

にほんブログ村
タグ : 境川
境川…2
(『境川…1』のつづき)
●謎のワイヤー柱のすぐ上流、右手には、シンプルな樋門が。そのさらに上流側は、護岸が新しくなっており、何か工事をしているようです。
樋門の前あたりで、魚探の感が0.8mへと急上昇、ヒヤリとしました。もっとも、浅かったのはほんの一瞬で、モニター上にはボコッと盛り上がりが見られたので、何か沈置物でもあったのでしょう。
帰路、河道中央を進んだときは、特に浅いところはありませんでしたから、北東岸に寄せなければ、まず大丈夫だと思われます。
●反対側、南西岸にも護岸の白い部分が。橋台らしい凸部があるところを見ると、どうやら、新たに橋を架ける工事のようですね。
ここに第一橋ができれば、海への眺望が素晴らしい橋になることでしょう。海から入る船舶の目標になるような、下路式で、しかも赤く塗装されたものになると、さらにいいなあ…と妄想。
●巨大マンションに挟まれた、谷間のような区間に入りました。水深は2mを切ったあたりで安定し、まずまずの状態です。
前方には第一橋、明海橋が見えてきました。
まあ、もうおわかりかと思いますが、気持ち的に右手、北東岸に寄って走ってしまうのは…。
●左手、南西岸は、釣り人さんで大賑わいだからです。
もちろんスロットルはギリギリまでしぼり、極力引き波を立てないように、抜き足差し足の最微速航行。ううう、目線がイタい…。どやされでもしないかと、首をすくめつつ、それでも上流へ。
【撮影地点のMapion地図】
●このあたりの護岸は、簡素ではあるものの、法面の水際にテラスのついたタイプ。テラスはかなり水面に近く、潮位の高いときは、柵の中ほどまで水没するようですね。
満潮時に柵まで水没するというのは、ずいぶん割り切ったつくりですね。柵の腐食は避けられないでしょうから、メンテに手がかかるような気もしますが、利用者から見ると、水面が間近に感じられ、かえって楽しいかもしれません。
(21年8月16日撮影)
(『境川…3』につづく)

にほんブログ村

樋門の前あたりで、魚探の感が0.8mへと急上昇、ヒヤリとしました。もっとも、浅かったのはほんの一瞬で、モニター上にはボコッと盛り上がりが見られたので、何か沈置物でもあったのでしょう。
帰路、河道中央を進んだときは、特に浅いところはありませんでしたから、北東岸に寄せなければ、まず大丈夫だと思われます。

ここに第一橋ができれば、海への眺望が素晴らしい橋になることでしょう。海から入る船舶の目標になるような、下路式で、しかも赤く塗装されたものになると、さらにいいなあ…と妄想。

前方には第一橋、明海橋が見えてきました。
まあ、もうおわかりかと思いますが、気持ち的に右手、北東岸に寄って走ってしまうのは…。

もちろんスロットルはギリギリまでしぼり、極力引き波を立てないように、抜き足差し足の最微速航行。ううう、目線がイタい…。どやされでもしないかと、首をすくめつつ、それでも上流へ。
【撮影地点のMapion地図】

満潮時に柵まで水没するというのは、ずいぶん割り切ったつくりですね。柵の腐食は避けられないでしょうから、メンテに手がかかるような気もしますが、利用者から見ると、水面が間近に感じられ、かえって楽しいかもしれません。
(21年8月16日撮影)
(『境川…3』につづく)

にほんブログ村
タグ : 境川
境川…1
(『境川に向かう』のつづき)
●河口に進入。海岸側はテトラポッドで、すでに結構な人数の釣り人さんがいますから、スロットルを充分しぼり、微速でまいりましょう。
河口付近はやはり、若干浅くなっており、1.5m前後の水深の場所がありました。通過時刻は11時でしたから、この日の芝浦の推算潮位と照らすと、潮時によっては、出入りが難しくなることもありそうです。
●河口近くの左側には、写真のような立派なポンドが。漁港か、マリーナを作る予定でもあるのでしょうか。
護岸の様子からすると、かなりの年月を経ているように見えますが、桟橋や建物などが、一切見られないのも妙です。一部に洲が見えたりして、浅そうでもあるので、入るのは止めておきました。
●河口付近で一番気になった物件が、コレ。
護岸のテラス上に、H鋼の柱を立てて、ワイヤーを向こう岸まで渡してあるというシロモノです。
柱は錆びており、今も実用に供している雰囲気には見えません。ワイヤーの高さは、3~4mといったところで、フライブリッジ付きの艇ならぶつかってしまうでしょう。写真左にも、釣竿でも引っかけたのか、釣り糸と浮きらしいものが、ぶら下がっているのが見えます。
●対岸を見たところ。
ワイヤーを支えている部分はごく簡単な仕組みで、ゴンドラを下げて行き来させるような、重さを支える構造には見えません。
このあたりが、まだ橋も架かっていない、人影まれな埋立地だったころ、対岸との交通を確保するために、ワイヤーを伝って往復する渡し舟でも設けたのかしら…と妄想してみました。
一瞬、岡田式渡船(過去ログ『岡田式渡船』参照)の遺構かも? と色めき立ったのですが、流れのほとんどないところでは成り立ちませんから、これは却下。う~ん、何だろう?

●電線でもなし、ゴンドラのケーブルでもなし…大型船が入ってこないようにする、バリケードのようなモノ? イヤ、それはないか…。ともあれ、上流側から見ると、かなりシュールな光景。川のトマソンといったところですね。
本当のところをご存知の方がおられたら、ぜひお教えいただきたいものです。
【撮影地点のMapion地図】
(21年8月16日撮影)
(『境川…2』につづく)

にほんブログ村

河口付近はやはり、若干浅くなっており、1.5m前後の水深の場所がありました。通過時刻は11時でしたから、この日の芝浦の推算潮位と照らすと、潮時によっては、出入りが難しくなることもありそうです。

護岸の様子からすると、かなりの年月を経ているように見えますが、桟橋や建物などが、一切見られないのも妙です。一部に洲が見えたりして、浅そうでもあるので、入るのは止めておきました。

護岸のテラス上に、H鋼の柱を立てて、ワイヤーを向こう岸まで渡してあるというシロモノです。
柱は錆びており、今も実用に供している雰囲気には見えません。ワイヤーの高さは、3~4mといったところで、フライブリッジ付きの艇ならぶつかってしまうでしょう。写真左にも、釣竿でも引っかけたのか、釣り糸と浮きらしいものが、ぶら下がっているのが見えます。

ワイヤーを支えている部分はごく簡単な仕組みで、ゴンドラを下げて行き来させるような、重さを支える構造には見えません。
このあたりが、まだ橋も架かっていない、人影まれな埋立地だったころ、対岸との交通を確保するために、ワイヤーを伝って往復する渡し舟でも設けたのかしら…と妄想してみました。
一瞬、岡田式渡船(過去ログ『岡田式渡船』参照)の遺構かも? と色めき立ったのですが、流れのほとんどないところでは成り立ちませんから、これは却下。う~ん、何だろう?

●電線でもなし、ゴンドラのケーブルでもなし…大型船が入ってこないようにする、バリケードのようなモノ? イヤ、それはないか…。ともあれ、上流側から見ると、かなりシュールな光景。川のトマソンといったところですね。
本当のところをご存知の方がおられたら、ぜひお教えいただきたいものです。
【撮影地点のMapion地図】
(21年8月16日撮影)
(『境川…2』につづく)

にほんブログ村
タグ : 境川