浦安の水門桜
(『曳船こそわが家?』のつづき)
●午後は珍しいことに、知人より入電があり、荒川上流にいるとのこと。彼の艇を迎えに再度出港、マリーナへ一緒に入港して、お茶をしたりして楽しく過ごすうち、早くも日が傾く時刻に。
昨年からぜひ見てみたいと思っていた、桜の名所が一つ、残っているのです。この日を逃したら、また一年後になってしまう、と、西日を浴びながら三度の出港。三枚洲の水路を通って、旧江戸川へと入りました。
●旧江戸川に入ると、河口近く、千葉県側の堤防に、こんな標識が新設されているのを発見。アレ? 前からあったかな…。
高圧鉄塔を図案化したものですね。子供のころ使ったコンパスか、イカのようでもあり、何だか可愛らしい絵です。
設置された理由は、ピンと来るものがありました。何しろ、ここの送電線は、まだ記憶に新しい18年8月の大停電の、発端となった場所だからです。
●これが件の、クレーン船が引っかけた送電線です。こちらにも「上部送電線注意」と、しつこいほど看板が掲げられているのが見えますね。(過去ログ『停電お見舞い』参照)
おや、よく見ると鉄塔の足元に、かなりの桜が…。河原には、お花見客もちらほら見られます。
●浦安近くまで来ると、ここにも桜が。境川西水門の両脇に寄り添うように、数本の桜が咲き乱れています。
小さな水門とともに、僅かなスペースにこぢんまりとまとまったその姿が、まるで箱庭のようで、実に好ましい雰囲気に映りました。
●上流側からも一枚。堤防に上がってカメラを向ける人々が、入れ代わり立ち代わり現れて、なかなか賑やか。周りが華やいでいると、心なしか水門も嬉しそうです。
手前にもやう台船の、船底塗料の赤も鮮やか…。塗り替えたばかりなのでしょうね。
【撮影地点のMapion地図】
(21年4月5日撮影)
(『閘門桜…1』につづく)

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昨年からぜひ見てみたいと思っていた、桜の名所が一つ、残っているのです。この日を逃したら、また一年後になってしまう、と、西日を浴びながら三度の出港。三枚洲の水路を通って、旧江戸川へと入りました。

高圧鉄塔を図案化したものですね。子供のころ使ったコンパスか、イカのようでもあり、何だか可愛らしい絵です。
設置された理由は、ピンと来るものがありました。何しろ、ここの送電線は、まだ記憶に新しい18年8月の大停電の、発端となった場所だからです。

おや、よく見ると鉄塔の足元に、かなりの桜が…。河原には、お花見客もちらほら見られます。

小さな水門とともに、僅かなスペースにこぢんまりとまとまったその姿が、まるで箱庭のようで、実に好ましい雰囲気に映りました。

手前にもやう台船の、船底塗料の赤も鮮やか…。塗り替えたばかりなのでしょうね。
【撮影地点のMapion地図】
(21年4月5日撮影)
(『閘門桜…1』につづく)

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