境川西水門の工事

(『11月26日の今井水門』のつづき)

214021.jpgさらに戻って、浦安の境川西水門が見えてきたときのことです。

水門の下流側に台船がいる‥‥テラス工事か、ポンツン桟橋を固定する杭でも打つんだろうなあ、とのん気に構えていたら、水門を正横にしたとたん、二度見して驚くことになりました。


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扉体に何か、筋交の入った枠のようなものが二つ取り付けられている!

いやもう、妄想がぐるんぐるん回りましたですよ。水門が水門だけに、場所が場所だけに。単なる更新工事や修理だと思えず、悪い方に考えが及んでしまうのは、ちゃんとした(船頭なりの、なのでレベルはお察し)理由がありました。

214025.jpg常時閉で水門として維持するにはコストもかかりそうだし、すぐ上流にあるこの当代島水門のように、排水のフラップゲートを残して径間をコンクリートで塞がれ、扉体や巻上機室をはぎ取られるのではないか、と妄想したのです。

特に径間が塞がれることは、境川通航への一縷の望み(開いていたこともあるし)が断たれることにもつながり、そりゃもう泡を喰ったわけであります。

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そしてドック入りを終えての帰路、12月10日。さてどうなったかしらと、首を伸ばして見てみると‥‥台船はいなくなりましたが、枠は取り付けられたままですね。

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さらに近づいてアップで。あっ、手前のゲートの扉体が取り去られて、向こうが見えますね。枠組みの構造を見ると、どうやら扉体を載せて、取り外すためのものだったみたいです。

ううん、塞がれるのでなくて、ホッとしたような‥‥イヤ、まだ油断はできませんな(妄想続行中)。次に通ったときは、どんな状態になっているでしょうか?
撮影地点のMapion地図

(29年11月26日・12月10日撮影)

(次項につづく)

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タグ : 旧江戸川 境川西水門 台船

8月20日の旧江戸川…1

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157002.jpg8月20日は、艇のドック入りのため旧江戸川へ。はるかに入道雲を望む気持ちのよい好天に恵まれ、短時間ながら楽しめました。道々拾った川景色を少し。

浦安、東西線の鉄橋を下流側から。妙見島の突端、光線の塩梅がよいこともあってか、まだ新しい護岸の壁が白く反射して、この位置からでもやけに目立ちますね。

おなじみ境川西水門にも、近づいてご挨拶。二組のうち、内側のそれは開放されているようです。何度も触れましたが、なぜ二重になっているのかはいまだ不明。ご存知の方、ぜひご教示いただきたいものです。

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ううむ、この位置から眺めた妙見島の下流側、潔いというか、思い切ったというか、とにかくよそではまずお目にかかれなそうな、珍景であることは確か。白く輝く堤防のおかげで、悪目立ち(失礼)していることもさることながら、堤防越しに見える建物が、奥ににょっきり立つホテルだけというのが、絶妙な気がします。

矢倉のようにひょろ高いブリッジの、プッシャー(押船)に推進されて航海する平たいバージか。はたまた、戦前のフィリピンで米軍が造った、岩礁を丸ごとコンクリ-トで覆い、戦艦の砲塔と艦橋をそのまま載せたような要塞か。‥‥さまざまなものを連想させるカタチではありますよね。

157004.jpgで、そのホテルの外壁に掲げられた案内図が、またちょっと惹かれるものがあるんですよ! 

立地、名前ともツボに来るので、一度泊まってみたくなるなあ(一人で!)。まあ、ホテルの性格から考えて、窓を全開にしてゆっくり川面を眺めるのは、はばかられそうですね。
撮影地点のMapion地図

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浦安橋をくぐると、リーダーを高々と立てた杭打ち船が、静かにもやっていました。テラスの延伸工事でしょうか、船影濃いこの区間も、テラスが完成したらだいぶ雰囲気が変わることでしょう。

(26年8月20日撮影)

(『8月20日の旧江戸川…2』につづく)

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開いてる!!

31001.jpg砂町運河で事故?」の一週間後、オーバーホール完了との知らせを受けて、ドック入りした艇を引き取りに行った帰路のこと。

「今日は風が強いから、気をつけて!」と社長に送り出され、南風がつくる硬い波の衝撃を感じながら、おなじみ旧江戸川を、浦安付近まで下ってくると…。


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!!!!

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境川西水門が開いている!! 

開放状態に出くわしたのは初めてで、こちらも水門同様、口を開けてしばし見つめてしまいました。「境川東水門ふたたび」でも触れたように、東水門~西水門間の境川は、両水門とも常時閉、地元の艇以外の通航は原則禁止らしい感触を得ていたため、自艇で入ることはすっかりあきらめていたのです。

入りたい…できれば東水門まで行ってみたい…でもその間に閉まったらどうしよう…イヤ、それ以前に今日は時間がないし、風も強いから大事を取らないと…むぎゅむぎゅと、1秒くらいの間に脳内をせめぎあう欲望と理性。うぐぐう、入口近くだけでもいいから、入ってしまおうか…でも…。

31004.jpg涙を呑んで進入を断念。

強風で河口付近の通過が厳しいことや、時間に余裕がなかったというのもありますが、例のごとく何だか「呼ばれていない」感じがして、またの幸運を期待することにしました。「青べか」のふるさと、浦安の母なる川、境川…。気長に待っているので、ご縁があったら、いつか通らせてください。


(22年6月13日撮影)

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浦安の水門桜

(『曳船こそわが家?』のつづき)

4036.jpg午後は珍しいことに、知人より入電があり、荒川上流にいるとのこと。彼の艇を迎えに再度出港、マリーナへ一緒に入港して、お茶をしたりして楽しく過ごすうち、早くも日が傾く時刻に。

昨年からぜひ見てみたいと思っていた、桜の名所が一つ、残っているのです。この日を逃したら、また一年後になってしまう、と、西日を浴びながら三度の出港。三枚洲の水路を通って、旧江戸川へと入りました。

4037.jpg旧江戸川に入ると、河口近く、千葉県側の堤防に、こんな標識が新設されているのを発見。アレ? 前からあったかな…。
高圧鉄塔を図案化したものですね。子供のころ使ったコンパスか、イカのようでもあり、何だか可愛らしい絵です。

設置された理由は、ピンと来るものがありました。何しろ、ここの送電線は、まだ記憶に新しい18年8月の大停電の、発端となった場所だからです。

4038.jpgこれが件の、クレーン船が引っかけた送電線です。こちらにも「上部送電線注意」と、しつこいほど看板が掲げられているのが見えますね。(過去ログ『停電お見舞い』参照)

おや、よく見ると鉄塔の足元に、かなりの桜が…。河原には、お花見客もちらほら見られます。


4039.jpg浦安近くまで来ると、ここにも桜が。境川西水門の両脇に寄り添うように、数本の桜が咲き乱れています。

小さな水門とともに、僅かなスペースにこぢんまりとまとまったその姿が、まるで箱庭のようで、実に好ましい雰囲気に映りました。


4040.jpg上流側からも一枚。堤防に上がってカメラを向ける人々が、入れ代わり立ち代わり現れて、なかなか賑やか。周りが華やいでいると、心なしか水門も嬉しそうです。

手前にもやう台船の、船底塗料の赤も鮮やか…。塗り替えたばかりなのでしょうね。
撮影地点のMapion地図

(21年4月5日撮影)

(『閘門桜…1』につづく)

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