京都・堀川にて

159001.jpg9月20日は、業界の集まりで京都に出張してきました。二条城の近くに宿を取り、明けて21日は秋晴れのとてもよい天気。楽しいお散歩ができそうです。

二条城の東辺に沿って、南北に伸びる堀川通の脇に、同じ名前の堀川が遊歩道として整備されていました。地下鉄の駅までわずかな距離ですが、テラスに降りてお散歩しながらゆくことに。


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降りてみると、低さに加えて、両岸の生け垣と街路樹の効果か、通りを走るクルマの音がだいぶさえぎられて、ぐっと静かになりました。

中央に残された浅い流れをのぞくと、澄んだ水が結構な流速で流れ、水を透かして緑色の藻がゆらいでいます。河床や舗装の様子からしても、竣工してから、そう年数がたっていないようですね。

159003.jpg道々には、橋名と通りの名を記した案内板も。ここは遊歩道の終点近くなのですね。この近くの橋の上には、もう一つ詳しい説明板があり、堀川の歴史などが載っていたので、興味深く拝見。

説明によれば、この堀川、約1200年前の平安京造営時に開鑿整備された運河とのこと。大内裏の建材として、北沢連峰の木材を運ぶために活用され、その後も洛中の物流路として長く利用されたそう。可航水路の大先輩なのですね!

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おっと、テラスに降りた場所の、橋の写真を忘れていました。二條橋です。

桁は新しいものですが、石材製の高欄と親柱は、見たところ先代橋から流用されたもののようです。案内板によると、左側の石垣は「史跡護岸」と称し、二条城外濠として整備されたころの、昔の石垣だそう。おそらくいったん撤去して、組み直したものでしょう。

案内にあるように、元誓願寺橋から押小路橋までが遊歩道として整備されているのですが、このずっと上流、中立売通の堀川第一橋というのが、古風な一径間の石造アーチ橋なんだそうです。いずれ機会があったら、見てみたいですね。
撮影地点のMapion地図

159005.jpg押小路橋でテラスから上がってみると、通り沿いにこんな展示物が。堀川端をかつて走っていた、市電の模型です。サイズは30分の1くらいでしょうか。

車体は紙製なのか、だいぶひしゃげてしまっていますが、造作は細かすぎず、色遣いにも何ともいえぬ味わいがあって、すごく惹かれる雰囲気の模型です。千年の歴史を持つ川面に、グリーンの車体を映して走る二軸市電、しっとりとした、素敵な光景が目に浮かぶようで、楽しくなりました。


(26年9月21日撮影)

(『蹴上インクラインふたたび…1』に続く)

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タグ : 堀川(京都市)