松江堀川めぐり…4

(『松江堀川めぐり…3』のつづき)

塩見縄手を振り返って。
船頭さんに、「ここから振り返った眺めは、堀川を代表する景色で、雑誌などにもよく使われます」と勧められて、カメラを向けてみました。

なるほど、緑に埋もれたような白壁と瓦屋根が美しく、さっぱりと整備された岸辺とよく調和して、こうして切り取ってみると、一枚の絵のようです。護岸の上には、いくつかのベンチが並んでいるのも見られながら、眺望をさえぎる柵などは設けられていないところに、景観を重視した姿勢が感じられます。
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塩見縄手を過ぎると、北田川は城山に沿ってさらに屈曲し、舟がほぼ南を向くまでになりました。ここで堀はぐっと幅を狭め、城山西堀川と名前を変えます。

前方に見える橋台地の張り出した橋は、稲荷橋。これも、木造桁橋に似せたコンクリート桁橋で、平成10年に改架竣工したもの。欄干はアルミ製とのことですが、表面の塗色が落ち着いているせいか、パッと見た限りでは、違和感がありません。
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上の写真の、すぐ右手になりますが、ここは四十間堀川との丁字流でもあります。写真は丁字流近くに架かる新橋を、オーニングの間からのぞき見たところ。

この奥右手には、今一つの乗り場である、ふれあい広場発着場があります。
平成9年12月から、翌10年3月の短期間、稲荷橋の架橋工事で西堀川が通れなくなり、四十間堀川を迂回するコースが採られたこともあったそうです。今回も予約の際、「四十間堀川を通ってくれませんか?」と、無理を承知でお願いしたのですが…現在は、営業コースに入っていないとのことでした。残念。
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城山の岸は、木々の枝が低く垂れ込め、対岸、内中原町の水辺も、草の生えた法面となり、幅が狭まったことも手伝って、今までとは打って変わった、山間に分け入るような雰囲気になってきました。

前方の水面に、水鳥の群れが見えますね。舟が近づいたら、逃げてしまうかな…。
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意外や、鴨さんたちはスッと群れを解いて、舟に水面を明け渡しはしたものの、東京の鴨諸君のように、慌てふためいて逃げはしませんでした。

それどころか、ボリボリと羽づくろいまでして、くつろいだ風ですらあります。ゆっくりと走る遊覧船に、すっかり安心しきっているのでしょう。写真はちょっとブレてしまいましたが、おかげで間近に、鴨たちのかわいらしい表情を楽しむことができました。
撮影地点のMapion地図
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(21年2月6日撮影)

(『松江堀川めぐり…5』につづく)

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タグ : 松江 堀川 北田川 四十間堀川 塩見縄手