散りぎわのお花見水路…4
(『散りぎわのお花見水路…3』のつづき)

●石島橋には例年どおりテントが張られ、お祭りの会場の一つとして結構な賑わい。テントは海洋大学の銘入りなのですね。水面に浮く花びらが濃くなってきて、右前方を進む和船の航跡をくっきりと描き出している! 散りぎわでなくては見られない、これまた素敵な光景。
黒船橋をくぐった南詰の屈曲部、桜の枝の下をくぐりながらアップで。葉はだいぶ芽吹いてきているものの、すずなりの可愛らしい花を手も触れんばかりの距離で拝めることこそ、大横川の贅であります!

●3月21日の時点では、枝先にわずか数輪であった越中島橋北詰西側の桜も、満開に近い状態を見上げられて、雪辱戦を果たした気分に。
さて、水面の方は‥‥花筏とまではまいりませんでしたが、数枚から十数枚の小群落をつくった花びらが、途切れなくたゆたうそこそこの密度。先ほどの和船のように、川面に桜の航跡を描きつつ進んでいるだけでも、えらく贅沢をしているような気持ちになります。

●いや~、毎年同じような写真ばかりで恐縮ですが(しつこい)、この咲きっぷりに間にあって、しかもこの日が暖かな快晴で、本当にヨカッタ‥‥。
最微速での、至高お花見水路(※船頭の感想です)・大横川散策も間もなく終わり。あ、大島川水門がまた少し姿を変えている! もはや定点観測ばりとなった水門観察、一枚ものしてから隅田川に出てみましょう。
【撮影地点のMapion地図】
(28年4月9日撮影)
(『散りぎわのお花見水路…5』につづく)

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黒船橋をくぐった南詰の屈曲部、桜の枝の下をくぐりながらアップで。葉はだいぶ芽吹いてきているものの、すずなりの可愛らしい花を手も触れんばかりの距離で拝めることこそ、大横川の贅であります!


さて、水面の方は‥‥花筏とまではまいりませんでしたが、数枚から十数枚の小群落をつくった花びらが、途切れなくたゆたうそこそこの密度。先ほどの和船のように、川面に桜の航跡を描きつつ進んでいるだけでも、えらく贅沢をしているような気持ちになります。

●いや~、毎年同じような写真ばかりで恐縮ですが(しつこい)、この咲きっぷりに間にあって、しかもこの日が暖かな快晴で、本当にヨカッタ‥‥。
最微速での、至高お花見水路(※船頭の感想です)・大横川散策も間もなく終わり。あ、大島川水門がまた少し姿を変えている! もはや定点観測ばりとなった水門観察、一枚ものしてから隅田川に出てみましょう。
【撮影地点のMapion地図】
(28年4月9日撮影)
(『散りぎわのお花見水路…5』につづく)

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散りぎわのお花見水路…3
(『散りぎわのお花見水路…2』のつづき)
●東富橋をくぐった直後の眺め。‥‥あらら、左手は葉桜がちらほら、右手もだいぶ密度が薄くなって、これはちょっと遅かったかも、と思わせましたが、まだその奥はわかりません。先ほど同様、散っていないところもあるに違いない!
とはいっても、水面に点々と散る花びら、行きかうフネブネと、すでに華やいだ雰囲気は十分味わえます。櫂上げのまま、ゆるゆると惰力で流すカッターの彼女たちに手を振りながら、最微速で前進再開。

●風が吹いたとき、もうザァーッといった感じで、文字どおりの桜吹雪が艇内に降り注ぎ、実に見事な光景。同乗者の皆さんも、これには歓声を上げて喜ばれていました。散りぎわに来てよかった!
惜しむらくは、その迫力をお伝えできるような一枚が、なかなか撮れなかったこと。上に掲げたのが、かろうじて写っている、といったレベルであります。

●巴橋をくぐった西から、葉桜が減ってふたたびボリューム上昇! 例年並みの密度と、その下をかすめるように艪漕する和船の姿。
春めいた気分が満ちに満ちて、毎年同じようなことをいって恐縮ですが、「大横川最強!」であることを確認し、どこか安心する船頭。

●重ねて、毎年似たような写真を掲げて恐縮です。でも、艇上からこの、水面低く枝をさしのべる咲きっぷりを味わってしまうと、どうもよそに浮気する気にはなれないのであります、はい。
この日は木っ端ブネも満載状態だったので、艪漕できないのがちょっと残念ではありましたが、和船たちを追い越し、また行き合うたびに、ノリのよい会員の皆さんやお客さんたちと手を振りあい、至福のひとときを噛みしめたのでありました。
(28年4月9日撮影)
(『散りぎわのお花見水路…4』につづく)

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とはいっても、水面に点々と散る花びら、行きかうフネブネと、すでに華やいだ雰囲気は十分味わえます。櫂上げのまま、ゆるゆると惰力で流すカッターの彼女たちに手を振りながら、最微速で前進再開。

●風が吹いたとき、もうザァーッといった感じで、文字どおりの桜吹雪が艇内に降り注ぎ、実に見事な光景。同乗者の皆さんも、これには歓声を上げて喜ばれていました。散りぎわに来てよかった!
惜しむらくは、その迫力をお伝えできるような一枚が、なかなか撮れなかったこと。上に掲げたのが、かろうじて写っている、といったレベルであります。

●巴橋をくぐった西から、葉桜が減ってふたたびボリューム上昇! 例年並みの密度と、その下をかすめるように艪漕する和船の姿。
春めいた気分が満ちに満ちて、毎年同じようなことをいって恐縮ですが、「大横川最強!」であることを確認し、どこか安心する船頭。


この日は木っ端ブネも満載状態だったので、艪漕できないのがちょっと残念ではありましたが、和船たちを追い越し、また行き合うたびに、ノリのよい会員の皆さんやお客さんたちと手を振りあい、至福のひとときを噛みしめたのでありました。
(28年4月9日撮影)
(『散りぎわのお花見水路…4』につづく)

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3月21日の川景色…5
(『3月21日の川景色…4』のつづき)
●前後しますが、上航時のスナップを以下三枚。五反田ふれあい水辺広場船着場、護岸面に縦のフェンダーと、その奥に小さく写っていますが、ギャングウェイ(可動式の連絡橋)も、新たに備えられたのですね。
竣工直後はこれといった設備のなかったここも、水上から楽しむお花見の名所として、船着場の存在価値が急上昇したのでしょう。ますますの装備充実、ご同慶の至りであります。

●大崎ニューシティ横に建設中の、やたら桁下高のあるペデストリアンデッキ(?)ですが、今回見たら、河上部分はおおむね仕上がったようですね。上の写真の左側は、まだ建物とつながっていないようです。
このあたりも桜並木がありますから、高さのあるこの橋から見下ろしたら、さぞよい眺めに違いありません。お花見のちょっとした名所になりそうですね。

●砂町運河を東航中、佐野造船所の前まで来たら、ちょうど艪漕ぎの和船が2隻、もやいを解くところに出くわしました。桟橋では、佐野社長ご自身がお見送り、和船友の会の船隊ですね!
●和船はそれぞれ艫に「和船友の会」の幟をはためかせ、おそろいの半纏をまとった会員の皆さんが乗り組んでいます。大横川のさくらまつりを前にして、佐野造船所で整備をしたのでしょうか。
最微速に落として近づき手を振ると、皆さんニコニコと笑って手を振り返してくださいました。今年もたくさんのお客さんが艪漕ぎと桜を楽しまれることでしょう、満開の週末が晴れるといいですね!
【撮影地点のMapion地図】
(28年3月21日撮影)
(この項おわり)

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竣工直後はこれといった設備のなかったここも、水上から楽しむお花見の名所として、船着場の存在価値が急上昇したのでしょう。ますますの装備充実、ご同慶の至りであります。


このあたりも桜並木がありますから、高さのあるこの橋から見下ろしたら、さぞよい眺めに違いありません。お花見のちょっとした名所になりそうですね。

●砂町運河を東航中、佐野造船所の前まで来たら、ちょうど艪漕ぎの和船が2隻、もやいを解くところに出くわしました。桟橋では、佐野社長ご自身がお見送り、和船友の会の船隊ですね!

最微速に落として近づき手を振ると、皆さんニコニコと笑って手を振り返してくださいました。今年もたくさんのお客さんが艪漕ぎと桜を楽しまれることでしょう、満開の週末が晴れるといいですね!
【撮影地点のMapion地図】
(28年3月21日撮影)
(この項おわり)

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3月21日の川景色…1

まあ、数輪でも開いていればよし、といった気持ちで出たとはいうものの、気温は思ったより上がらないし、おまけに雲行きまで怪しくなってくるし‥‥。浮かない顔をしていたら、何やらイバったカモメ君にガンを飛ばされて苦笑しつつ、汐浜運河を西航。


黒船橋船着場では、例年通り、和船友の会の船隊が早くも集結していて、名前入りのオーニングをかむった姿にカメラを向け、レアショットを一枚。

●越中島橋をくぐり、屈曲区間に入ると、あっ、咲いてる咲いてる!
北岸の一番垂れ下がった枝に、ほんの数輪でしたが開花したものを見つけて、ちょっとした騒ぎに(笑)。いや、安上がりというか、何ともささやかなお花見ではありますが、これでM艇長ご一家への義理も立った(?)と、胸をなでおろしたのであります。写真がボケボケでごめんなさい。

●お花見はジェットフォイルばりに瞬時で終わってしまいましたが、せっかく出たことでもあるし、道々川景色を拾いながら、お散歩とまいりましょう。
あれ、練兵衛橋は塗り替えたんですね。ますます濃くなる曇天下、ブルーとホワイトのツートンがくっきり鮮やか。大島川水門も、一径間が竣工間近の模様、これも見てゆきましょう。
【撮影地点のMapion地図】
(28年3月21日撮影)
(『3月21日の川景色…2』につづく)

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