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8月17日の呑川…2

(『8月17日の呑川…1』のつづき)

156036.jpg前方、両岸に工場らしい建屋が見える、かつての呑川を髣髴させる川景色のあるあたり、鋼矢板とクレーンを載せた台船が姿を現しました。何かの工事中のようです。

近づいてみると、右側護岸前に、錆色の鋼矢板がずらりと打ち込まれ、遮水壁を作る準備をしている模様。基礎護岸を修繕するのか、それともテラスを新設するのでしょうか。

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左側、クレーン台船を間近から。タイヤのフェンダーをすき間なく連ね、甲板上に機材を満載した働き者の風貌。鋼矢板は、両岸ほぼ同じ長さに渡って施されているようでしたが、果たして何ができ上がるのでしょうね。

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156040.jpg第二橋、藤兵衛橋。橋の姿は変わりがないものの、周囲は19年4月とくらべて、桟橋が撤去されるなど、いくつか変化がありました。

ちなみに、いまMapion地図を見ていて気がついたのですが、北詰下流側に「藤兵衛堀児童公園」があるのですね。以前推測したとおり、やはり橋の名も、旧水路名にちなんでいることが確認できました!

魚探のモニターに目を向けてみると、現在の水深は3.2mと充分に余裕があり、しかも底状は平らで安定していました。この日、10時の時点で推算潮位が1.57mでしたから、A.P.でいうと水深は差し引き、A.P.-1.6mほどということになります。
撮影地点のMapion地図

(26年8月17日撮影)

(『8月17日の呑川…3』につづく)

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タグ : 呑川 台船

8月17日の呑川…1

(『8月17日の北前堀』のつづき)

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156032.jpg入ってさっそく、北岸(右手)に、好みど真ん中のステキな通船が。木造らしい船体に、後付け感濃厚な板組みのハンドレールと、なかなかの雰囲気です。

振り向いて甲板室の前面を見てみると、窓枠のある四角い窓でなく、角丸をつけたハメコロシ二枚窓というのが、少し意外性がありましたがこれまたよろしく、独特の表情が感じられました。



156033.jpg左手、南岸の桟橋が途切れたあたりで、妙に見通しのよい一角が。ここ、19年4月に訪ねたとき、格好のよい鎚型クレーンがあったところじゃないですか? 

川面から見たかぎりでは、すでに跡形もなく更地にされてしまったようですね。昨年5月19日に寄ったときには、気づかなかったなあ‥‥。工業地帯の水路の残り香が、また一つ消えてしまったことを知り、ちょっと寂しくなりました。

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156035.jpg第一橋、旭橋を前に。フェンスにブイ、繋船杭に桟橋、その間をぬって泳ぐ鴨さんと、水面はとにかくディテール豊か。整理された都心の水路とは一味違った、さまざまないとなみの感じられる水路風景です。

橋をくぐれば、ずらりと居並ぶ繋留船艇群が、視界いっぱいに広がりました。引き波を立てないよう、最微速でそろりと歩かせつつ、さらに遡上。
撮影地点のMapion地図

(26年8月17日撮影)

(『8月17日の呑川…2』につづく)

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タグ : 呑川

8月17日の北前堀

(『南前堀は工事中?』のつづき)

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南前堀にフラれた(と勝手に思い込んでいるだけ)ので、そのお隣の水路、北前堀を訪ねて溜飲を下げようと転回、微速前進。こちらも久しぶりなので、最奥部にある橋の裏側くらいは拝みたいものです。

風が吹いてきたのと、通航艇が一隻あったので、水面が波立ち、護岸をたたくさざ波がタプン、タプンと音を立てて、静まりかえった水路が一瞬にして、音で満ちあふれたように感じられました。

156027.jpg北前堀の護岸は、北川が右写真のように垂直で天端は草ぼうぼう。南側が堤防外側の基礎護岸上に、小さな法面をつけたこのあたりの標準型(?)で、釣り人さんが喜びそうなタイプ。どちらが古いのでしょうか。

実際、堀の入口南角では、数人の釣り人さんが糸を垂れて、煙草をふかしたり弁当を使ったりしながら談笑中でした。潮が上げているこの時間帯は、釣果もよいのでしょう。

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北前堀水門を見上げる位置まで来て、中の船溜をうかがうと、右手前の艇がもやいを解いて、まさに出港するところ。これはいけないとスロットルを引いて、そのままの姿勢で後退、二本の水路に、続けて袖にされたような結果と相成りました。
撮影地点のMapion地図

156030.jpg北前堀は、水門が水路のほぼ中央なので、半分も走れなかったことになります。ずるずると後ずさって海老取運河へ戻り、三度目の正直とばかりに、呑川の河口へ舵を切りました。

空もだいぶ明るく、青空ものぞくようになってきたので、遡上も楽しくなりそうです。京急蒲田駅周辺が大きく変貌を遂げていることもあり、水面からの眺めにも、いろいろな変化が期待できそうですね。

(26年8月17日撮影)

(『8月17日の呑川…1』につづく)

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タグ : 北前堀 北前堀水門 呑川

多摩川から富士山が…

5月19日は、京浜運河方面を中心に近場回りをしたんですが、手がふさがっていて、写真があまり撮れませんでした。気になったところを3枚だけ。

海老取川澪筋を抜けて、多摩川本流に出てみると…。

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何と、富士山が! うっすらとではありますが、この季節にここで見るのは初めてなので、思わずカメラを向けてしまいました。

この日は午後から風が強くなり、雨もぱらつく旨の予報があったため、ちょっと心配だったのですが、予報を裏付ける富士山の出現に、帰港時間をさらに繰り上げることを決心。

「東京湾奥から富士山が見えたら、じきに北西の強風が吹く」というのは、船乗りや釣り師の間に、古くから伝わる観天望気だからです。いや、これは冬の話だったかな? 水路づたいに移動するため、よほどの強風でなければまず不安はないものの、安全第一の小心船頭としては、妙に気になったのでありました。

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帰路、呑川を久しぶりに訪ねてみました。繋留艇にはオーナーの姿が見える艇も少なくなく、いかにも休日の船溜といった感じがして、よい雰囲気です。

もっとも、富士山の一件もあって、ゆっくり最奥部まで見て回る気にはなれず、第一橋の旭橋で転回、最下流部をつっついただけという小心ぶり…。
撮影地点のMapion地図

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空模様を見ながら都心部まで戻ってきて、内心ドキドキしつつもまだ大丈夫そうと、神田川に寄り道です。

最近、御茶ノ水駅直下に鋼管の杭が打たれ、土運船らしき船が繋留されるようになったので、変化の記録として一枚。丸ノ内線橋梁下流の護岸工事のためか、この上流で行われている浚渫に使っているのか…。あ、聖橋の改修工事の準備だったかな?

ちなみに、風は強くなったものの、幸いにして雨にはたたられることなく、無事帰港できました。


(25年5月19日撮影)

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タグ : 多摩川 呑川 神田川

呑川


大きな地図で見てください

呑川
所在地:東京都大田区東蒲田2~大田区東糀谷6
延長:2.5km(可航区間)
最小水深:A.P.-1.0m
最小桁下高:A.P.+4.1m
メモ:かつては、船溜の入堀や小河川が縦横に走っていた大田区南部に、生き残った数少ない可航河川の一つ。現在の流路のうち、可航区間のほとんどは新河道だが、呼称は原典に従った。
海老取運河青印)と接する河口近くにある、暫定繋留施設に始まり、可航区間のほとんどが船溜として利用されているので、全域を通じて徐航が望ましい。船着場は夫婦橋(青鋲印)1ヵ所だが、呑川新橋下流北岸(赤鋲印)の公園にも、整備する計画があるようだ。航行上、特に危険なところはないが、天神橋上流から徐々に浅くなり、夫婦橋船着場前の屈曲部内側は砂洲がある。
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タグ : 呑川 新呑川