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4月13日のフネブネ…2

(『4月13日のフネブネ…1』のつづき)

233066.jpg12月9日のフネブネ…4」でも紹介した、千鳥運河は川崎海上保安署の桟橋風景を西側から。前回は曇っていたので、気持ちのよい青空の下眺められるというだけで、ありがたいものですね。

巡視艇「しおかぜ」、監視取締艇「ふぇにっくす」、巡視艇「たまかぜ」が静かに憩う、工業地帯の小拠点です。


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前回「12月9日のフネブネ…2」では巡視艇のすぐ隣にもやっていた、川崎市消防局の消防艇は、元の桟橋に戻っていました。きっと桟橋の工事でもあったのでしょう。

しかも「第5川崎丸」、「第6川崎丸」とコンビが揃いぶみ。光線の塩梅もよろしく、真紅の塗装が美しく輝いています。

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都内に戻り、京浜島、東京消防庁の第二方面訓練場の前には、高輪署の消防艇「ありあけ」が。桟橋にはつけず、少し離した位置で漂泊しているようです。

放水銃の筒先をもたげていることから、「おおっ、船の形をした訓練施設に放水するのかな?」と想像したのですが、よくよく考えてみると護岸上には並木が植えられていて、水上からの放水訓練は想定されていないようですよね。

233069.jpg京浜運河を北上中、浚渫船にもやっていた曳船の好ましさに惹かれて一枚。舷側のラインに合わせて、後傾した操舵室が胸をそらしたように見えていいですね。タイヤフェンダーに隠れて、船名は読めませんでした。

京浜運河は現在、新しい首都高の工事がたけなわですから、こうしたフネブネに出会える機会も多く、通るたびに楽しめます。


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京浜運河も北端に近くで、新幹線のトラスをくぐって、東京ウォータータクシーのハルナンバー01と、同じくカタマランの02が南下してきました。

2隻縦陣で走っているのが珍しくてカメラを向けたのですが、デッキに出ているお客さんの表情もにこやかで、心から楽しんでいる様子が伝わってきました。
撮影地点のMapion地図

(31年4月13日撮影)

(『4月13日の水路風景…1』につづく)

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タグ : 千鳥運河 京浜運河 巡視艇 消防艇 曳船

12月9日のフネブネ…4

(『12月9日の川景色…3』のつづき)

228116.jpgフネブネの積み残しがまだありました、すみません。
千鳥運河の南岸、日本乳化剤川崎事業所の前あたりで、往路に写真のような船を見かけてオッ、と惹かれるものがあったわけです。

小型船舶の範疇に入るくらいのサイズなのに、業務船然とした無骨なそのスタイルと塗色、これは吸い寄せられない方がおかしいというもの(真顔)。一見して水船か何かかな、と思ったのですが‥‥。

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帰りに改めて眺めてみると、前甲板にあるのは単なるホールドで、蓋もなく開口しているようです。う~ん、どんな用途なんだろう? わかったのは「かわさき」という船名と、トランサムにある船籍港が川崎(そのまんまですね!)ということのみ。

水線の上がり方から、結構な積載量であることはうかがえるのですが‥‥。素性が気になってしょうがない船ではありました。

228118.jpg同じく千鳥運河、前にも紹介した川崎海上保安署の所属船艇で、も少しましな写真もあったので2枚追加。

巡視艇「たまかぜ」、「すずかぜ」型の一隻で、平成22年の就役。小なりとはいえ電光掲示板を掲げ、白煙たなびくプラント群をバックに憩う姿、工業地帯警備の艇らしい引き締まった表情です。

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その向こうは「しおかぜ」。「たまかぜ」と同型ですが、こちらは平成6年の就役で、塗色も旧来のグレーとあって、ずいぶん印象が違って見えますね。個人的には、小型の巡視艇は白よりグレーの方が好みで、より精悍な感じがすると思うのですが、いかがでしょうか。

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口惜しいことにすっかり晴れたお昼過ぎ、隅田川大橋あたりを下航していたら、おなじみ「エスエスSerenade」に出会いました。減速して追い越しながら、ZEN船長に手を振ってご挨拶の後、短声一発で離脱。

光の加減もあるのでしょうが、この角度から見ると、船首のフレアなどエッジが目立って、シャープな感じが強調され、いつもとは違った魅力を発見した気が。お客さんたちもニコニコと楽しそうでした。

(30年12月9日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 千鳥運河 隅田川 巡視艇

12月9日のフネブネ…2

(『12月9日のフネブネ…1』のつづき)

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千鳥運河には、川崎市消防局の桟橋があり、ここを通るたび2隻の消防艇を眺められるのが楽しみの一つ。

この日は「第5川崎丸」一隻のみで、相棒の「第6川崎丸」の姿が見えなかったのですが、後で根本造船所に上架されていたのを目にしたことは、すでにお話しました。川崎市サイト「第5川崎丸」によると、36総t、3舳、18.4kt、放水砲5門。

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228093.jpg川崎の枝運河めぐり…11」で触れた、衝撃的な船影がコレ! 空荷でアップトリムになるのはわかりますが、少なくとも素人目には、ちょっと常軌を逸しているレベル。船尾にロケットがついていたら、宇宙戦艦ヤマトばりにこのまま飛んでいきそうな角度!

左舷後方から見ると、今にも沈没しそうな緊迫感。機械室が浸水しているんじゃないかと思えるほどです。

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228095.jpg水江運河の油槽船溜西端、曳船「きよたき」に惹かれて。塗色やファンネルマークも手伝って、海保船艇を思わせる端正で、かつ風格のあるカタチ。船首楼の舷窓がいいですね。

風格があるといえば、帰路の千鳥運河で見た油槽船らしい「万栄丸」もそう。船橋ウィングや船首ブルワークなど、ラインのそこここに曲線を取り入れたデザインが、どこか古風で優雅に見えて気に入りました。

(30年12月9日撮影)

(『12月9日のフネブネ…3』につづく)

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タグ : 千鳥運河 塩浜運河 水江運河 消防艇 曳船

12月9日のフネブネ…1

(『川崎の枝運河めぐり…15』のつづき)

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末広運河を奥へ進み、根本造船所に近づきつつあったときのこと。右手に並んだ、上架作業用の台船の上に乗った艇()を見て、思わず
えっ、ここにいたの?
と、ニヤつきながら声を上げてしまいました(誰もいないし)。イヤだってついさっき、
出港前にほぼ同じもの(↓)を見たばかりだったんですから!

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まあ、朝から驚きましたよ。一見してすぐわかりました。以前、瀬戸内でパフォーマンスしていた、「ファスナーの船」ですよね! 航跡の広がりと合わせて上空から眺めると、巨大なファスナーを開けているように見えるという。まさか東京に来ていたとは、思いもしませんでした。

もの珍しさに周りをウロウロしていたら、いいタイミングで「ビックリしたでしょう~?」と、撮影のお手伝いでたびたびご一緒しているH艇長登場。これから開催されるイベントで、隅田川を上下すること、この艇は瀬戸内で走っていたものとは違い、少し小型に改設計した2号艇であることを教えてくれました。

とまあ、まさかその1号艇に出会えるとは思わなかったので、二度ビックリし、かつ嬉しくなったわけであります。ちなみに本艇デザイナーの鈴木康広氏のサイトはこちら

228088.jpgというわけで、以下時系列に戻ります。道々に出会ったフネブネの姿を落ち穂拾い的に。

海老取運河、北前堀の前では浚渫工事が続いており、浚渫船団が河道中央に陣取っていました。土運船「第5号千羽丸」に盛り上げた土の山‥‥ユリカモメたちが一様に風上を向いてみっちり! 寒かったので、少しでも足の冷たくない土の上を選んだということでしょうか。可愛らしいですね。

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同じく海老取運河、背後のクレーンと塗色を揃えた、この曳船「SALLY」の魅力に惹かれて一枚。塗って間もないらしい塗装もきれいですが、船名の抜き文字の書体も味があります。

228090.jpg千鳥運河西側、南岸にある官船の船溜のうち、川崎海上保安署の桟橋をスナップ。林立するプラントを背景に憩う船艇、ご当地らしい根拠地風景でよいものです。

左から巡視艇「たまかぜ」、監視取締艇「ふぇにっくす」。帰路に通った際は、二隻とも出動して不在でした。ご苦労さまです。
撮影地点のMapion地図

(30年12月9日撮影)

(『12月9日のフネブネ…2』につづく)

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タグ : 末広運河 海老取運河 千鳥運河 巡視艇 曳船 水辺の鳥たち

川崎の枝運河めぐり…13

(『川崎の枝運河めぐり…12』のつづき)

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228072.jpg水路を半ばまで進み、油槽群が途切れたあたり、護岸のきわまでびっしりと林立している錆色のプラント。ちなみに北東岸一帯は、JXTGエネルギー川崎製造所の敷地だそう。

このあたりから左手に少し幅が広がり、通船や釣船らしいブイ繋留船がちらほら見えてきました。奥には屋形船も何隻かもやっています。


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最奥部は、南西方に向けてポンドがあり、三方は横付けできる岸壁になっていました。塗色を揃えた釣船が横抱きにもやい、岸壁上には釣りをする人も見えて、のんびりした空気が漂っています。期待したとおり、街場に間近い旧海岸線の雰囲気がありました。

228074.jpgブイ繋留の船が見えたあたり、護岸は石垣で、水際はゴロタ石のゆるい法面になっており、ちょっと妙なつくりだなと思ったのですが、Googleマップで見ると、この手前には鋼矢板が打ってあるのですね。いわば基礎護岸の一種といわけでした。

高潮位時には水面下になるらしく、ご覧のとおり「浅瀬注意」の看板が何枚か立てられていました。生活環境局という設置者名が珍しいですね。自治体の土木部門が名前を変えたのでしょうか。

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夜光運河とお別れして、千鳥運河を東へ。川崎のおおむね東西方向に伸びる枝運河の中で、唯一袋小路にならず、貫通しているのがありがたいところ。

もっとも、橋台地のように土堤が両岸から伸びていて、ちょっとしたことで閉塞に至ったかも、と思わせるような地勢ではあります。鈑桁の管路橋が架かる左手、岡本太郎ばりの絵柄が描かれた太平洋セメントのサイロが、よい目標になっていますよね。
撮影地点のMapion地図

(30年12月9日撮影)

(『川崎の枝運河めぐり…14』につづく)

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タグ : 夜光運河 千鳥運河