まずは小野川散歩
●「水郷・仲江間航路が期間限定復活!」で既報のとおり、7月20日は、愛しの仲江間閘門を通る航路が復活との知らせを受けて、またも水郷に遊んできました。
現在の観光サッパによる水郷めぐりは、十六島の与田浦畔・水生植物園前の桟橋か、潮来から出発する地域的なものになってしまいましたが、かつては、香取・鹿島両神宮を参拝するルートの途上に十二橋が位置していたこともあり、佐原または津宮から潮来に至る航路が殷賑を極め、昭和に入ると、各船社は「モーター船」と呼ばれる小型発動機舟を投入し、乗客の誘致にしのぎを削ったほどの賑わいだったそうです。
閘門を通るのが、最大の目的ではあるものの、そんな昔の栄華をしのびつつ船行きするのも、また楽しかろうと、例によってガツガツと見て回ってきました。
●前日に予約したルートは、佐原の小野川河口にある桟橋から、鹿島線十二橋駅の桟橋まで。
佐原の桟橋脇にも駐車場はあるのですが、その後の行動を考えると、十二橋駅に停めた方がいいかも…と、まずはクルマで十二橋駅に向かい、電車に乗り換えて佐原を目指すことに。
駅前の駐車場には、水郷めぐりの休憩所もあり、係の方もおられるので安心です。
【撮影地点のMapion地図】
●初めて訪れた十二橋駅は、単線高架上の無人駅。360度視界をさえぎるものはなく、青々とした田んぼと与田浦の水面が広がる、十六島が一望のもとに見渡せて、実に気分爽快な場所です。
風が少々強く、まだ空も曇っていますが、お天気はこれから良くなりそうで、期待に胸が高鳴ります。
●佐原駅で下車、時間はたっぷりあるので、小野川沿いに出てゆっくりお散歩しながら、利根川畔の船着場を目指すことにしました。
小野川開運橋を渡っていると、ちょうど舟がやってきました。タモ網を持った船頭さんが、水面のゴミを取って回っています。観光船が走る前に、川の掃除をしているようですね。ご苦労さまです。
【撮影地点のMapion地図】
●小野川も下流になると、繋留船が多くなってくるのですが、この2隻はその中でもケッサク(?)なもの。
何やらクマっぽい動物のフィギュアヘッド(笑)をいただいたこの艇は、舷側に「しんちゃん」と艇名が。し、しんちゃん…。元気で暮らしてくれよ、しんちゃん…。
下のコーヒーカップは、以前来たときにも紹介したのですが、岸から仔細に観察してみても、船外機を取り付けるステーがあるわけでもなく、ますます疑問がつのるカタチ。ていうかコレ、そもそも本当にフネなのかしら?
自分の星としてですね、この二隻で、江東区あたりの水路をたゆたってみたい欲望、なきにしもあらず。耳目を引くことだけは、間違いなさそうですな!
●雲も次第に晴れて、夏の日差しが戻ってきました。佐原ならではの落ち着いた家並と、静かな川面を眺めながらのお散歩は、実に気持ちの良いもの。川沿いに道があるのって、やはり素敵です。
写真は、桜並木で有名な十間川の河口にある、小さな水門。家並に合わせてか、水門も背が低く、控えめな感じがします。
(21年7月20日撮影)
(『小野川水門』につづく)

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現在の観光サッパによる水郷めぐりは、十六島の与田浦畔・水生植物園前の桟橋か、潮来から出発する地域的なものになってしまいましたが、かつては、香取・鹿島両神宮を参拝するルートの途上に十二橋が位置していたこともあり、佐原または津宮から潮来に至る航路が殷賑を極め、昭和に入ると、各船社は「モーター船」と呼ばれる小型発動機舟を投入し、乗客の誘致にしのぎを削ったほどの賑わいだったそうです。
閘門を通るのが、最大の目的ではあるものの、そんな昔の栄華をしのびつつ船行きするのも、また楽しかろうと、例によってガツガツと見て回ってきました。

佐原の桟橋脇にも駐車場はあるのですが、その後の行動を考えると、十二橋駅に停めた方がいいかも…と、まずはクルマで十二橋駅に向かい、電車に乗り換えて佐原を目指すことに。
駅前の駐車場には、水郷めぐりの休憩所もあり、係の方もおられるので安心です。
【撮影地点のMapion地図】

風が少々強く、まだ空も曇っていますが、お天気はこれから良くなりそうで、期待に胸が高鳴ります。

小野川開運橋を渡っていると、ちょうど舟がやってきました。タモ網を持った船頭さんが、水面のゴミを取って回っています。観光船が走る前に、川の掃除をしているようですね。ご苦労さまです。
【撮影地点のMapion地図】

何やらクマっぽい動物のフィギュアヘッド(笑)をいただいたこの艇は、舷側に「しんちゃん」と艇名が。し、しんちゃん…。元気で暮らしてくれよ、しんちゃん…。
下のコーヒーカップは、以前来たときにも紹介したのですが、岸から仔細に観察してみても、船外機を取り付けるステーがあるわけでもなく、ますます疑問がつのるカタチ。ていうかコレ、そもそも本当にフネなのかしら?
自分の星としてですね、この二隻で、江東区あたりの水路をたゆたってみたい欲望、なきにしもあらず。耳目を引くことだけは、間違いなさそうですな!

写真は、桜並木で有名な十間川の河口にある、小さな水門。家並に合わせてか、水門も背が低く、控えめな感じがします。
(21年7月20日撮影)
(『小野川水門』につづく)

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