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新潟の水上バス…9

(『新潟の水上バス…8』のつづき)

70041.jpg水門が視界の大半を占め始め、そのずっしりとした質量が迫ってきました。こうして近くまで来ると、橋も扉体も、思ったより高さがないようですね。

水門の接近には関係なく、ぎっしり詰まった子供たちは引き続きえらい盛り上がりようで、三つに折ったボール紙製のうちわを広げ、ビラビラと風に流して楽しそうです。


70042.jpg水門に併設された橋、本川大橋をくぐります。桁下高はかなり低く、後部トップが高いアナスタシア号はほぼギリギリで、エンジンを絞り最徐航で通過します。

閘門部分の径間は、桁の天地寸法を薄くして、桁下高をかせいでいるようでしたが、この様子では水上バスの閘門通過は、おぼつかないように思えました。

70043.jpg
くぐりざま、橋と扉体の間から堰柱を狙って。塗り替えられて間がないのか、堰柱が扉体に映っています。扉体の下端は汚れており、先日の増水で閉鎖されたことが実感できました。

70044.jpg
初めて見る、信濃川水門の表側。夏の日差しに輝く白い堰柱がまぶしく、魅力的な表情を楽しませてくれました。扉体の真ん中に描かれた湛水線は、洪水から町を守ったあかしです。

堰柱側面に設けられた信号の灯器は、赤信号のみというのがシンプルかつ合理的。考えてみれば、閘門でもないかぎり、青信号ってあまり必要ないですよね。

70045.jpg遠ざかる信濃川水門の全景を眺めて。ほんの一瞬でしたが、まずは最初の接近遭遇、堪能できました。いや~、来てよかった!

水門3径間、閘門1径間、右側は魚道2径間ですか、3種6径間の多彩さも楽しめますが、閘門だけ赤い扉体というのも個人的にポイント高し。新潟の水門との初邂逅、好印象のうちに終わりました。
撮影地点のMapion地図

(23年8月9日撮影)

(『新潟の水上バス…10』につづく)

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タグ : 信濃川ウォーターシャトル 信濃川水門 信濃川 水上バス 閘門

新潟の水上バス…8

(『新潟の水上バス…7』のつづき)

70036.jpgおおお、見えてきました、信濃川水門が!
この水門と、これから見えてくる関屋分水の働きで、今まで通ってきた信濃川最下流部の流域は洪水被害をまぬがれ、堤防の低い、ひらけた水辺が楽しめるというわけですね。

水門のある分流点の左手は締切堤といって、流量調節のために半島状の土手を設け、わざと狭窄部を造ったものだそうです。

70037.jpg県庁前船着場を出発。こちらの船着場は今までと異なり、フラットを広く取った、荒川の防災船着場に近い雰囲気の造り。後で知ったのですが、実際防災船着場として設計されたとのこと。

小型ということもあるのでしょうが、船の動きは実に機敏でしかもパワフルな印象。船着場を離れるときの引き波からも、その力強さが見て取れます。

70038.jpg
いよいよ水門が近づいてまいりました! 下流側には隣接して水管橋があるので、こちらからの眺めとしては今ひとつですね。

ご覧のとおり閘門を併設していることもあって、いやが上にも気分が盛り上がります。訪ねる前は、もしや閘門を通ってくれるのかしら、と期待に胸をふくらませたのですが、画像を検索してみると、水門が常時開ということがわかり、ちょっとがっかり。

70039.jpg閘門下流側の岸に掲げられた、河川通航標識。東京や大阪の水路同様、信濃川・阿賀野川流域でも、指定された水域で通航方法が定められ、略同の通航標識が設けられています。詳しくは「信濃川・阿賀野川下流域における河川法に基づく通航方法の適用区域(通航方法指定区域)」(PDF)参照。

東京では見られない独特の標識もありますね。写真右の標識、「急発進・急加速・急回転の禁止」だそうですが…、う~ん、ちょっとわかりにくいかも…。

70040.jpg
閘門を真横から。水位差はパッと見、最大1.5mくらいでしょうか。橋の桁下に余裕があまりなさそうなので、通航できる船は限られそうではありますね。
撮影地点のMapion地図

(23年8月9日撮影)

(『新潟の水上バス…9』につづく)

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