秋の水郷三昧…13

(『秋の水郷三昧…12』のつづき)

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おばさんたちにお礼をいって中洲の乗り場を離れ、十六島の風光を楽しみながら移動。まだ帰るものですか、せっかくの好天、水郷三昧日和なのですから。

与田浦畔の無名橋から、麗しの直線水路・仲江間(過去ログ『仲江間をゆく…1』以下のシリーズ、『仲江間ふたたび』ほか参照)を眺めて。キラキラと陽光を乱反射しながら消失点に伸びゆく、エンマの中のエンマ! 相変わらず素晴らしい。

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198063.jpg県道101号線を南下し、横利根閘門にやってきました。「震災後の水郷を訪ねて…6」以来、実に5年ぶり。今日は少しゆっくり見て回ろうと、うろつき開始。

船着場のある河畔から、まずはマイタゲートの変わらぬ威容を一枚。あれ? 説明板、以前からこんなに詳しかったかな? 沿革だけでなく古写真、詳細図面までと読みでのある構成です。竣工当時の写真は、「関宿水閘門と横利根閘門の写真」でお目にかけたのと、同じものですね。

198064.jpgまずは横利根水門から見てやろうと、テラスをずんずんと下流側へ。震災直後には、大きく崩落していた左手の法面やテラスも、美しく修復されて元どおりに。ああ、よかった‥‥。

あっ、水門の堰柱(巻上機室)や橋も、塗り替えられてだいぶ雰囲気が変わりましたね。水門を間近で見上げたくて、体力の衰えもかえりみず、法面をわしわし直登しました。


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天罰てきめん、肩で息をつくていたらく(泣)。呼吸を整えてから、やおら水門を仰いで、目前に迫るどっしりとした質量に、すこぶる満足。大利根の雄大な川景色を背負った艶姿、直登した甲斐がありましたわい。
撮影地点のMapion地図

(28年11月6日撮影)

(『秋の水郷三昧…14』につづく)

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タグ : 仲江間 横利根川 横利根閘門 横利根水門 閘門 水郷

仲江間ふたたび

(『仲江間閘門を通る!…5』のつづき)

11041.jpg仲江間閘門を後にして、我々の乗ったサッパは仲江間を北上、一路、与田浦は十二橋駅桟橋へ向かいます。

最大の目的であった、閘門通過が終わってしまったので、少々気の抜けたような感じではありましたが、この仲江間を走ることも、それに劣らず楽しみにしていたのです。
何しろ…


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四周遮るもののない水田の真ん中を、約2km、一直線に貫く可航水路なのですから!

昨年5月に訪ねたときは、その素晴らしさに、記事中で「エンマの中のエンマ」と、手放しで褒めちぎったものです(過去ログにはまだアップしていません、ごめんなさい)が、今回もその魅力は変わらず、青々とした夏らしい水田が、よりエンマの美しさを引き立てているように思えたものです。

11043.jpgひとつ気になっていたのは、仲江間の半ばにある、用水路との十字流に架かった橋。

橋と言っても、工事の足場に使うような、鉄板を渡しただけのものですが、この橋がとても低く、オーニング(シートを張った屋根)のないサッパでなければ、くぐれない高さでした。
今回の舟は、オーニングがありますから、その点どうかなと、ちょっと心配になったのです。

11044.jpg近づいてみると、橋はコンクリート製の管渠のようなものを、下に2段かませてかさ上げされており、オーニングのある舟でも、余裕で通れるようになっていました。

さすがに、佐原の観光協会が宣伝している航路だけあって、この点抜かりはありませんでしたね。失礼しました!


11045.jpg風が運んでくる、いい匂いの草いきれを嗅ぎながら、船首に陣取って楽しんでいると、2kmの距離もあっという間。

繋留船の列と並木が見え始めたら、仲江間の終点ももうすぐです。
撮影地点のMapion地図


この後は、すでにタイトルでご覧に入れた、お気に入りの極小閘門・扇島閘門や、与田浦の東の玄関口・浪逆浦閘門を訪ねたのですが、都合により、水郷のお話は一旦お休み、続きはまたの機会とさせていただきます。

(21年7月20日撮影)

(『扇島閘門みたび…1』につづく)

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タグ : 仲江間 水郷

水郷・仲江間航路が期間限定復活!

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旧ブログから読んでくださっている方はご存知のとおり、私、千葉・茨城県境の下利根一帯に広がる水郷が大好きで、しつこく何度も訪れている「水郷バカ」でもあります。

その名のとおり、広大な沖積低地に縦横に水路が走り、そこを観光のサッパ舟が行きかう、水辺そのものが土地柄のようなところに惹かれたのですが、今ひとつ大きな魅力は、この地域にたくさんの閘門が、集中して設けられていることでしょう。

しかも、まるで模型のように小さな、小舟専用の閘門がいくつもあるとくれば、閘門バカであり、小さいもの好きとしても吸い寄せられざるをえません。訪ねるたびにサッパに乗って、閘門通過を楽しんだり、陸路閘門を見に行ったりして、閘門王国の面白さを堪能してきました。

nakaenma002.jpg何度目かの訪問で気になりだしたのが、写真の仲江間閘門(正式名称は『仲江間二重水門』らしいです)。
その小ささや、住宅密集地に囲まれてひっそりと存在する、閘門らしからぬたたずまいにまず惹かれました。(Mapion地図

また、通航船からの操作で自動運転できる「セルフ閘門」の多い中、数少ない管理人による機側操作であり、またゲートもスピンドル(ネジ棒)で上下させるスライドゲートであるなど、他では見られない旧式な構造の閘門であることも興味をそそられ、昨年1月3日に陸路訪ねた後、5月6日にはサッパの船頭さんにお願いして、仲江間を南下し、通航こそできなかったものの、閘室に入ってもらったりもしました。

まあ、とにかく閘門フリークとして見ると、ルックス的にも構造的にも、大変珍しい閘門であるわけです。ハイ。

nakaenma003.jpgええと…このあたり、旧ブログには詳しく書いたのですが、まだ『水路をゆく 過去ログ』にはアップできていないので、説明が長くなって申しわけない。あともう少し。

この仲江間(なかえんま)という水路、かつては佐原から十二橋を経て潮来に至る、舟による水郷観光のメインラインとして栄えていたのですが、現在では通航船も少なく、ために閘門も「近代化改装」されずに、半ば忘れられたような存在になっているわけです。

いにしえの栄華を偲びながら、この魅力てんこ盛りの仲江間閘門を、サッパでいつか通ってみたいものだ…、と思い続けて早1年。
そんな欲望を見透かすように、佐原観光協会が、閘門バカうってつけのコースを設定してくれたのです! (ああ、ようやく本題に入れる…)

ぐるっと水郷舟遊び水郷佐原観光協会

まさに、かつての水郷観光航路の復活じゃないですか! これで仲江間閘門を存分に味わうことができる!
PDFには「7月16日まで」とあったので、ちょっと都合がつかないかな…と、一瞬ガッカリしたのですが、サイトのお知らせをよく読むと、「好評に付き7月16日以降も受付致します」とありました。さっそく観光協会に電話して確かめてみると、好評なので1ヶ月延長するとのこと。
これは是が非でも行かなければ! 

19_4_30onogawa.jpgちなみに出発点はここ、写真の佐原桟橋(Mapion地図)。
小野川河口のタヌキ島前にあり、隣接した河川敷には駐車場、堤防の上にはお手洗いも完備しています。

…で、実はもう行って来ました(笑)。
いやもう、泣けてくるほど楽しかったですわ。後日、詳しくご報告したいと思います!


(写真は上から、20年5月6日、1月3日、19年4月30日撮影)


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タグ : 仲江間 仲江間閘門 閘門