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平成最後の川走り納め…6

(『平成最後の川走り納め…5』のつづき)

229026.jpg施工中の3径間を見て。左のすっぽりと養生された堰柱が補強工事たけなわ、右の足場のみかかった堰柱はまだこれから、といったところでしょうか。

しかし、3径間を塞いでいるとなれば、いかな河床勾配の緩やかな新中川とて、堰上げの影響で開放径間の流速が早まっているかも。まあ、これは通ってみればわかるでしょう。

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229028.jpgわずか2径間となった従来の扉体を前にすると、7番までズラリと並んでいたころのかつてを思い出して、ちょっと寂しい感じもしますね。

さて、通ってみると、水面は渦を巻いて波立ち、やはり閉塞による影響はあるのだなと感じました。ただ、強い北西風による吹き寄せもあったでしょうから、堰上げによる抵抗だけとはいい切れないかもしれません。

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くぐった直後、閉塞中の径間を振り返って。近いだけに、角落しの重量感や足場の高さが肌に感じられて、水門の工事現場特有の迫力があります。

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更新済みの径間を上流側から。扉体の塗色はグレー系のようでもあり、ステンレス未塗装の生地のようでもあり。何がしか目立つ色に塗った方が、保安上もよいと思うのですが、褪せるつど広大な面積を塗りなおす手間を考えると、メンテナンスフリーにしたいというのが正直なところでしょうね。

(30年12月30日撮影)

(『平成最後の川走り納め…7』につづく)

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タグ : 新中川 今井水門

平成最後の川走り納め…5

(『平成最後の川走り納め…4』のつづき)

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229022.jpg西水路を出て振り返った妙見島北端。工場など建物が堤防に迫っているので、南端ほど“要塞感”はありませんが、そのシルエットはちょっと軍艦島を思わせるものが。

本流に出て少しスロットルを開け、扉体の色褪せが進んだ新川東水門に見送られながら、さらに遡上。見ておきたいものもあって、久しぶりに新中川を通しで走ってみようと思ったのです。

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229024.jpg瑞穂大橋越しに見た、更新工事中の今井水門。ここの進捗を見ておきたかったんですよ。従来の扉体は右2径間を残すのみ、左2径間はすでに更新が完了しているようですね。

瑞穂大橋の側面には、黄色い地のよく目立つ横断幕が。ははあ、通航できるのは右2径間のみなので、交互通航というわけですか。

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警戒船の指示を待っていたら、すぐに旗で進入をうながしてくれたので、微速前進。左の更新成った径間に近づいてみたいのですが、どうもかなわなそうな雰囲気なので、遠くから眺めるにとどめました。

扉体はどうやら、ギリギリ水面上にあって、通水はしているようですね。巻上機室から堰柱に扉体まで、全体的にグレー系でまとめられ、スッキリした外観ですがちょっとメリハリに乏しい感じも。扉体は改めて別の色に塗られるのかしら。
撮影地点のMapion地図

(30年12月30日撮影)

(『平成最後の川走り納め…6』につづく)

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タグ : 旧江戸川 新中川 新川東水門 今井水門 妙見島

11月26日の今井水門

(『11月26日のフネブネ…3』のつづき)

214016.jpg少し戻って、水門のお話を二つ。新中川との合流点まで来ると、瑞穂大橋越しに見える今井水門の様子が、ちょっとおかしいことに気づきました。

最近水門の更新工事によく出くわしますが、こちらもいよいよか‥‥。予定が押していましたが、これを見逃す手はないので、ほんの短時間でも見ておこうと舵を切りました。

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むう‥‥。左3径間が、すでに巻上機室を取り外し、堰柱の補強工事に入っているようですね。扉体もおそらく撤去されていると思われますが、手前には角落しがあるので、隠れているだけかもしれません。

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工事中の径間をアップで。台船とクレーン船がおり、左の堰柱は足場だけでなく、メッシュがかぶせられています。よく見ると、堰柱を結ぶRCらしい管理橋も撤去されています。思った以上に大規模な更新工事のようです。

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しかし、3径間を塞いでなお、4径間が残るのが何とも。さすが、都内可航区間での最多径間を誇る今井水門ではあります。

214020.jpgお名残惜しいので、全景をもう1枚。そういえば、昨年「10月16日の旧江戸川」のとき撮った写真を見直したら、すでに左4本の堰柱の下部が施工されていました。ずいぶん前から一連の工事として、手がけられていたことになります。

一見きれいで万全に見える水門も、いっせいに更新の時期が訪れているようですね。作業に当たられる方々のご安全と、無事の竣工を祈っております。
撮影地点のMapion地図

(29年11月26日撮影)

(『境川西水門の工事』につづく)

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タグ : 新中川 今井水門

10月16日の旧江戸川

(『10月16日の辰巳運河…3』のつづき)

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毎度おなじみ旧江戸川、下流側から浦安を望んで。次第に厚い雲が多くなってはきたものの、ときおり切れ目から青空がのぞき、限られた場所のみ陽が射すのが救い。

遡上していると、ちょうど東西線の橋に陽光が降り注ぎ、背景が曇りで少し暗いせいか、レリーフのように浮き上がって見えました。

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東西線江戸川橋梁の裏側も一枚。う~ん、秋晴れじゃないと、いま一つサエない。

196018.jpg妙見島、油槽船「第三新興丸」がもやっている横には、メザシ繋留でバージ「第五あづま」と、その外側に曳船「第五政洋丸」の姿が。

たいていこの油槽所にいるのは「第三新興丸」一隻なので、三隻仲良くとは珍しいですね。細身の船体に背の低い甲板室、旧来の艀曳船らしい魅力にあふれています。


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回航中のこととて、時間が限られているので遡上はしませんでしたが、今井水門が扉体を閉じているのを横目で見て、こらえきれずこれだけでもと寄り道してスナップ。7径間のうち、4~7番と4つを閉鎖していると、全開時とまた違った表情。さすが都内一番の多径間水門といったところ。

196020.jpg今井橋を過ぎたあたりで、見覚えのある通船と行き会いました。あっ、以前もこのあたりで出会って、写真を撮ったことがある! 

ちょっと前の警察船艇や巡視艇を思わせる白とグレーのツートン、前傾したキャブ前面と、質実剛健な雰囲気が船頭好み。お元気そうで何よりです、またお会いしましょう。
撮影地点のMapion地図

(28年10月16日撮影)

(『ロータリーボート上架中!』につづく)

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タグ : 旧江戸川 新中川 曳船 通船 今井水門 橋の裏側

10月4日の新中川…2

(『10月4日の新中川…1』のつづき)

180021.jpgでまあ、新中川といえば明和橋ということで、何度も恐縮なんですが、秋晴れの下とくれば、なおのこと魅力に抗しきれず、ずるずるとここまで来てしまいました。

折よく、桁下ギリギリですり抜けてきた、クルーザーの通航シーンもものすることができて、ちょっとトクした気分。久方ぶりの邂逅とあって、鼻腔はふくらむばかりであります。


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迫って仰げば、はすになった構造がことさら強調されて、その交錯するさま、実に魅力的です。

見上げたときの佳さは、径間長にくらべ、構造の天地寸法を高めに取ってあるところが大きいでしょう。また桁下高が低いのも手伝って、間近に眺めた際、実際より雄大に感じられることもあるように思えます。もしこれが、視点を計算しつくされてのデザインだとしたら、敬服のほかありません。

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毎度のことながら、この六角柱も効いているよなあ‥‥。

明和橋、各所にライトアップのための照明が仕込まれているのですが、この六角柱も側面を照らすライトが各4組収められた、いわばランプケースを兼ねています。このあたりも実に几帳面というか、周到な感じがして、好感を抱いてしまうのです。

180024.jpgさて、いい加減寄り道を切り上げて、旧江戸川に復さなければなりません。新中川名物の一つである、河畔の繋留場を眺めながら下航。

プレジャーが目立つ杭列の中に、好みのごつい小型曳船‥‥いや、通船かな? とにかく、鋼製の業務船を発見。トラロープなど資材がところ狭しと積まれた甲板、高々と船尾周りを囲うブルワークと、働き者の風情。船名は「オーシャン1」と、少々ハイカラではあります。

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ふたたび今井水門をくぐり、扉体の裏側というか小口というか、本でいう卦下の部分を見上げて一枚。洗浄装置のノズルがズラリと並ぶさま、艇からでなくては味わえない、水上の贅の一つ、といってもいい過ぎではないでしょう。


(27年10月4日撮影)

(『10月4日の旧江戸川…4』につづく)

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タグ : 新中川 曳船 今井水門 明和橋