5月7日の川景色…1

207001.jpg5月7日日曜日は、「銀座百点」7月号のカラーページ撮影のお手伝いで出かけてきました。おなじみの近場ではありますが、変化や発見を記録がてら、いくつか紹介させていただきます。

鼎談出席者のお勧め川景色は、とのスタッフからの問いにこたえる形で、まずはお二方が挙げられた場所から、順繰りにたどってゆくことに。薄曇りなのがちょっと残念ですが、空はまずまず明るく、風も穏やか。隅田川から亀島川へと入ります。

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南高橋近くの船溜‥‥いや、今やこぎれいになってしまって、「船溜」と呼ぶのもはばかられるような雰囲気ですが。桟橋にもやわれていた曳船、「つくば丸」の放つハードな業務船臭が、いい塩梅にこぎれいさを相殺(?)していて、個人的には少し救われたような気分に。

207003.jpg肥塚由紀子氏の勤められている、カヤックツアーのお店の前まで来て、お隣の「やきとり串八珍」に吸い寄せられる船頭。ここ、窓際の席なら川面がよく見えそうだし、ベランダとかあつらえて小洒落た感じに持って行くより、よほど気楽な感じでいいかも。

‥‥すみません、一人盛り上がってしまいました。幹事の役が回ってきたら、ここにお願いしようかなあ。



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艇から見上げても、桁裏まで塗装が美しいのが嬉しくなります、霊岸橋。都内にある橋の名前では、風情があると同時に、音のせいかどこか厳めしさも感じられて、好きなものの一つ。都心部の橋としては、桁下高がほどよく低いのもポイント高し。

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いくつか巡った後、佃水門から朝潮運河に入りました。水門のゲート直下まで入ると、ご覧のとおり朝潮大橋が見えてくるのですが、ひらがな表記の橋名「あさしおおおはし」の「おおお」が妙で、意識をちょっと持って行かれる場所でもあります!
撮影地点のMapion地図

(29年5月7日撮影)

(『5月7日の川景色…2』につづく)

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タグ : 亀島川 亀島川水門 佃水門 朝潮運河

2月19日の亀島川…3

(『2月19日の亀島川…2』のつづき)

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屈曲部に位置する亀島橋、浅いアーチの補鋼が頭上に覆いかぶさり、まろやかな圧迫感を頭上に感じながら前進微速。

26年5月の写真を見返してみても、繋留艇が一掃されて、ずいぶん寂しくなってしまったなあ‥‥。あの艇たちは全部、先ほど見た桟橋に引っ越すことができたのでしょうか。

202012.jpg霊岸橋は塗り替えられてまだ年数がたっていないせいか、クリームの色が鮮やかできれい。

向こうは分流点、日本橋水門があるのはご存知のとおり。何分おなじみの水路なので、そのままゆるゆると日本橋川に出ようと思っていたら‥‥。くぐりながら、「アレッ?」と、水門のちょっとした異変に気付かされたのでした。


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裏から向かって左、2番径間の扉体直下、水面に横一線の泡立ちが! 最初、閘門通航のときによく見られる、扉体から落ちる滴がつくる線だと思ったものの、扉体を見ると濡れておらず、点検開閉ではないようです。

スロットルをニュートラルにし、惰性で近づきながらよく観察したところ、どうやら水面下から泡が出ているようだとわかり、珍しさにまじまじ見入ったものです。

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ちょうどジェットバスか何かのように、シュワシュワと白い線を描く奇観に、丁字流での左右確認もおろそかになるほど(ちゃんと確認しような!)。

何でしょう、扉体の戸溝にエアーを出す装置を設けて、閉鎖時の水密を損わないよう、溜まった泥土を排出する装置でしょうか。帰ったら調べてみよう。

202015.jpg水門も設備更新をすると、より十全な作動を求めて、新しい機能が追加されるのだなあ、と感心しきり。単に私が知らないだけで、前からあったのかもしれませんけれど‥‥。

丁字流で取舵を切り、日本橋川を上航。好天の下、江戸橋ジャンクションもシャープな表情を見せて、楽しい遡上になりそうですね。
撮影地点のMapion地図

(29年2月19日撮影)

(『2月19日の日本橋川…3』につづく)

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タグ : 亀島川 橋の裏側 日本橋水門 日本橋川 高架下水路

2月19日の亀島川…2

(『2月19日の亀島川…1』のつづき)

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水門をくぐった直後に少し戻ります。毎度おなじみながら、やはり外せないのが南高橋。

水門の管理棟の敷地が張り出しているため、順光側では側面の全貌を収めることは難しいものの、明治の橋のテイストを楽しませてくれる角度の一つ。冬の陽光に輝く銀色のピントラス、格好いいですねえ!

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202008.jpgこれも毎度のことで恐縮ですが、迫って仰ぐ裏側がまた佳いもの。震災復興橋世代の橋とくらべても、リベットの数が桁違い。中央の桁裏に、4本突き出ているダブルナットで締め上げたボルトなど、昭和の橋ではまず見られません。

川面に戻って、東側、新川2丁目沿岸の新設桟橋。旧来の住人である、通船や曳船も見られるものの、ほとんどはプレジャータイプで、かつての船溜の雰囲気とは大いに異なります。

202009.jpgマストを倒すまでもなく、高橋の桁裏を灯器にかすめさせながら通過。都心では亀島川しか見られない、階段状護岸が左右に伸びる区間に入ります。

以前より数は減ったものの、地場の繋留艇がぽつぽつと見えて、平板になりがちな川面に、活気を与えてくれています。左に見えた小さな浮桟橋に目をやると‥‥!


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えらい数の鴨さんが、日向ぼっこ中でした! 水面とほぼツライチの低さと、ほどよく朽ちた木の肌が心地よいのでしょう。まったりぶりが、はた目にも伝わってくるようです。

もっとも、我が不審船の接近にぺったり座りを止め、いっせいに腰を浮かしたのはお約束とはいえ、お邪魔をしたと反省しきり。すぐおいとましますから、どうぞごゆっくり。

(29年2月19日撮影)

(『2月19日の亀島川…3』につづく)

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タグ : 亀島川 水辺の鳥たち 橋の裏側

2月19日の亀島川…1

202001.jpg2月19日は、お手伝いで近場を巡ってきました。曇り時々晴れの予報だったのが、一歩好転して嬉しい快晴、寒さもそんなに厳しくなく、気持ちのよいお散歩になりました。

砂町運河と曙・曙北運河の十字流で、反航する作業船を一枚。空とともに水も澄んで、年季の入った外観の作業船も、どことなく爽やかな表情に見えます。


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その後に都港湾局監視船、「はやみ」が続航。いつ出会ってもキレイにしていますね。

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隅田川畔、亀島川との合流点角にある、霊岸島水位観測所。こんなに接近したのは久しぶりで、亀島川水門をバックにしたいいお顔を、ぐっと仰いで一枚。

この筋のファンの方ならご存知のように、その役割を油壺の検潮所に譲って久しいものの、高さの原点となる水位を観測した、近代測量の草分け的施設であった意義を讃えて、ご覧のような意匠となりました。逆三角錐が指す、今は水面下の頂点が、A.P.±0m(今次震災で少し変わったようですが)になります。

202004.jpg亀島川へ進入。白というか淡いクリームでしょうか、冬の鋭い陽射しに照らされると、面積もあって雪目になりそうな扉体の色。

赤といわずとも明灰色とか、も少し眼に優しい色の方が、通航艇の皆さんにはよろしいような気がするのですが‥‥。もっとも、紫外線による色褪せを考えると、白に近い塗色がよいのかも。広大な扉体、塗り替えだけでもえらいコストでしょうからね。

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久しぶりに訪ねたので、まずは大きく変化したところから。旧桜川との分流点であった湾入、最近まで業務船溜だった水面ですが、写真のように立派なテラスが完成していました。

船溜があったころからの変化の様子は、26年5月の記事「5月3日の亀島川…2」で触れています。かつての雰囲気を思い出すのが難しくなるほど、河畔にも大きな変化が押し寄せていることを、改めて実感させる光景ではありました。
撮影地点のMapion地図

(29年2月19日撮影)

(『2月19日の亀島川…2』につづく)

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タグ : 砂町運河 隅田川 亀島川 亀島川水門 霊岸島水位観測所

5月3日の橋の裏側

(『5月3日の亀島川…4』のつづき)

151041.jpg久しぶりに、「橋の裏側」だけでまとめてみました。過去に紹介した裏側もありますが、改めて。

右は新月島運河、浜前橋。考えてみると、ここまでフラットな裏側って、都内では少ないかも‥‥。


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