2月3日の川景色…4

(『2月3日の川景色…3』のつづき)

217016.jpg資材を満載した台船や、ぽつりと寂しげな風情の樋門を横目で見ながら遡上していると、間なしに上平井水門を遠望するところまで来ました。

おや、工事中の第三径間、昨年8月13日に見たときは堰柱の工事中だったのに、巻上機室の桁が架かったようですね! これは記録しておかねばと近づいてみると‥‥。

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第二径間を抜けて、独航艀が下ってきました! さすが土曜日、次々とたたみかけてくる業務船たちとの出会いに、テンションも高まろうというものです。

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2月10日にも掲載したシーンで恐縮ですが、嬉しかったのでもう一度。中川水門(工事中で通航止め)、上平井水門、かつしかハープ橋、そして独航艀と、大好きなモノが一枚に納まった、タマラン「全部乗せ」状態! この土木構造物集中点で、現代舟運風景の代表たる川タンカーを眺められた幸せ。

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しつこいようですが、接近したところでもう一枚。「第十二栄造丸」、中川水門とのツーショット。船首波を白く盛り上げ、下りゆく悠揚迫らぬその姿。折に触れて目にしているこの種の船ですが、間近で拝むとさらに魅力的。どうか道中お気をつけて。

217020.jpgおっと、上平井水門の桁が気になっていたのでした。昨年夏とくらべてみると、堰柱も補強・改築されたようで、既存のものより天端が低くなっています。

これから巻上機室の機械設備や上屋が造られ、その後に扉体周りと進んでゆくのでしょうか。最初に更新されたこの径間が、新しい上平井水門のスタイルを決めるわけで、竣工が楽しみですね。
撮影地点のMapion地図

(30年2月3日撮影)

(『2月3日の川景色…5』につづく)

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タグ : 中川 中川水門 上平井水門 独航艀

独航艀と水門と斜張橋と‥‥

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去る2月3日土曜日もお手伝いで、近場の水路をいくつか訪ねてきました。気温は低かったものの穏やかな好天に恵まれ、また通い慣れた船路ながら、各所で嬉しい出会いがあったりして、充実した水路行に。中でも印象深かったのが写真の、中川で目にしたシーンです。

今はともに工事中の中川水門、上平井水門が隣接し、上空にはかつしかハープ橋がそびえ立つ、魅力的な土木構造物の集中点として知られる中川・綾瀬川合流部ですが、それらすべてをバックに下航する独航艀という、ある種タマラン一瞬をものにできました。上平井水門から下流の中川で、独航艀に行き逢ったのは確か初めてなのも、嬉しさを倍加したものがあったのです。

どうも手塞がりで更新が滞りがちのため、取り急ぎ予告編ということで、改めて近日中にご紹介できればと思います。

(30年2月3日撮影)

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8月13日の上平井水門…1

(『8月13日の新砂水門』のつづき)

209051.jpg荒川を遡上して、中川水門から中川へ入りましょう。このすぐ上流にある上平井水門の、更新工事を見ておきたかったのです。

この時間帯は、中川から荒川への流れがあり、写真でも硬くさざ波立った水面が、荒川の流速で右へ押しやられているのがわかります。長声を鳴らしつつ進入、ガクガクと振動する艇に流速を感じながら、水門をくぐりました。


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出てすぐ左へ向き直ってみると、第三径間の扉体と巻上機室がすっかり取り外され、かつてと雰囲気がガラリと変わった上平井水門の姿が、前方に広がりました。

角落しで塞がれた径間に接して、ジブを高々ともたげたクレーン船、曳船などがもやい、叢雲をバックにどこか勇壮な雰囲気。近づいて観察してみましょう。

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堰柱はすっかり足場で覆われ、中の様子はうかがい知れません。径間を塞ぐものは角落しというより、細長い角棒状の鋼函のようですね。

手前、台船上に積み上げられたコンクリート塊に、「6.1t」「6.6t」などと、0.1t単位で重さを大書きしてあり、また土嚢も多く積まれているのも気になります。クレーンが作業する際のカウンターウェイトなのか、もしかしたら、鋼函の中に入れて重石にでもするのかしら、などと妄想。

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一見して、何よりショックというと大げさですが、実際残念に思ったのが、鋼製部分の汚れや褪色です。

209055.jpg扉体には泥色の湛水線が付着し、美しいマルーンに塗り上げられた梁も、水垂れ状の痕が無数に付き、全体に薄汚れた印象は否めません。

上平井水門といえば、カラーリングのセンスの良さと、大面積の扉体や梁を活かした、塗装の美しさに惹かれたものですから、これは残念を通り越して、哀れを誘いました。何分この規模ですから、工事は長きにわたるものと思いますが、この姿がずっとさらされると思うと、同情を禁じ得ませんでした。
撮影地点のMapion地図

(29年8月13日撮影)

(『8月13日の上平井水門…2』につづく)

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タグ : 荒川 中川 中川水門 上平井水門 台船

25年度川走り納め…3

(『25年度川走り納め…2』のつづき)

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141012.jpg荒川の里程標でいう、3kmから6km地点に至る大屈曲区間のほぼ中間点、首都高小松川線の荒川大橋をくぐります。この上下流が桁橋であることも手伝ってか、主塔を持つ橋ならではの、目線が上に持ってゆかれるような楽しさありますね。

くぐりざま裏側を見上げてみると、両側面の持ち送りがわずかに出ているほかは、極めてフラットな箱状構造。水面の波紋が、桁裏一面に光の模様を描き出していました。

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総武線のトラスでも、いいタイミングで電車が通過してくれました。この次の橋、平井大橋から上流は減速区域のため、このあたりからスロットルをしぼって、行き足を落とし始めます。

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面舵を切ってさらに減速、荒川とお別れして、長声を吹鳴しつつ中川水門へ進入。相変わらずの頼もしい面構えですが、扉体はだいぶ色あせてきたような‥‥。背後が今日のような青空だと、色の薄さが際立って、ちょっと気の毒ではありますね。

ちなみに、この時点での流れは荒川から中川へ向かっており、中川に流れ込んだところで、左(上流側)へ逆流していました。写真ではちょっとわかりにくいかもしれませんが、水門の向こうの水面に、左へ押しやられる流れが波紋を作っています。

141015.jpg中川水門をくぐり左へ舵を転ずれば、ツートンの大結構、上平井水門が。2河川を高潮から守るその威容、何度見ても圧巻というほかなし。マルーンに塗り上げられた管理橋の桁(?)は変わらずキレイですが、こちらも扉体はだいぶ色あせてしまったようですね。

第3径間をくぐって、そのまま直進、綾瀬川へ。いくつか気になっていたことがあって、しばらくぶりの探訪と相成りました。
撮影地点のMapion地図

(25年12月29日撮影)

(『12月29日の綾瀬川…1』につづく)

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タグ : 荒川 中川 中川水門 上平井水門 橋の裏側

2月10日の中川下流部…7

(『2月10日の中川下流部…6』のつづき)

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114037.jpgこちら側からはお久しぶりの中川水門。あっ、この角度から見ると、スカイツリーとツーショットになるんですね。もっとも手前に、清掃工場の煙突がかぶさってしまいますが。

この日は朔の大潮、干潮に向かう時間帯とあって、この距離からでもわかるほど、さざ波を立てて水が流れ込んできています。中川水門名物といってよいでしょう(過去ログ『中川水門の水位差』参照)。

114038.jpgそして中川・綾瀬川の合流点といえば、マルーンにスカイブルーのツートンカラーが美しい、上平井水門。

太陽にほぼ正対し、光量過多気味ではありますが、かつしかハープ橋を背に輝く4径間の扉体を眺められて、もうゴキゲン。先週のタイトルにも掲げましたが、仰いでよし、遠くから愛でてよしの格好よさ、こちらも久しぶりに堪能させていただきました。


114039.jpg合流点から、すでに綾瀬川へ進入していますが、ご容赦ください。綾瀬川の最下流部、ハープ橋の下にある繋留施設にもやうのは、通船タイプの艇「かわかぜ」。

最近塗り替えたのでしょうか、汚れも見えずキレイな船体で、よく整備されているようです。以前は「かわかぜ」の上流側に、超小型浮きドック(過去ログ『初めての綾瀬川…1』参照)がいたっけなあ。


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ハープ橋をのぞけば、これが綾瀬川の第一橋になるのでしょう。山吹色、と呼びたくなるあたたかみのある塗装が素敵な、東四ツ木避難橋。

このあたりの橋は、水平に架かっていないものがいくつかあるので、カメラのズームで生じるゆがみとあいまって、平衡感覚がおかしくなりそうな仕上がりになってしまうのが、何ともはやではあります。
撮影地点のMapion地図

(25年2月10日撮影)

(『2月10日の綾瀬川下流部…1』につづく)

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