新川畔をお散歩…3

(『新川畔をお散歩…2』のつづき)

130011.jpg派出所の前の柵には、ご覧のとおりの貼り紙が。「派出所」を名乗れど、街中にある普通の交番とは違い、警官が常駐しているわけではないので、一般の依頼は受け付けかねるということでしょう。

通報先を「水上面」「陸上面」と称して、分けているところが面白いですね。これで「空中面」とか「暗黒面」があったらどうしよう…などと、下らないことに妄想が及びました。

130012.jpgここで爆音がしたので、期待して振り返るとそれにたがわず、江戸川競艇の警戒艇が下航してきました。ハードトップにパトランプをつけて、舷側をざっくり切り取った精悍なスタイル。折からの南風で水煙が巻き上がり、勇壮な姿を楽しめました。

もっとも、陽が陰っていたこともあり、この一瞬後に撮ったタイトルともども、いま一つの仕上がりだったのが残念。背割堤の向こうに、ちょうど上航してきた艇があり、いいタイミングだと思ったのですが。

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130014.jpgそして水上派出所とくれば、その正面に設けられた警備艇の桟橋。柵越しとはいえ、こんな近くで警備艇を眺められるところは、他にないのではないでしょうか。これもテラスが整備されたおかげでしょう。

カディのぐるりにめぐらされた、背の高いハンドレールが警備船艇らしい雰囲気。白い船体も増えているようですが、個人的にはやはり、グレーの方が引き締まった感じで、より警備艇らしいと思います。ちなみに艇名は「はまちどり」。

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今まで、河上ではさんざん行き合っていたにもかかわらず、警備艇のフラッグには、まったく意識が及んでいませんでした。今回ようやく認識したというていたらく。これも間近で、ゆっくり眺められたたおかげです。

はためいていてよく見えない部分がありますが、上が警察の旭日章らしいマーク、下の黒一本線と、「ホ」のような赤い絵柄は何を意味するのでしょう。

帰宅後に検索してみると、大阪水上警察署のページがヒット、詳しい説明がありました。この旗、全国の水上署で掲げられている「水上警察旗」で、旭日章が太陽、黒線が国民と水平線、赤い「ホ」は「保護」の頭文字なのだそう。

なるほど! どこか明治の香りがするデザインというか、いかにも古くに制定された雰囲気があり、惹かれるものがありますね。

(25年8月4日撮影)

(『新川畔をお散歩…4』につづく)

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タグ : 中川 警備艇 中川水上派出所 水上派出所

新川畔をお散歩…2

(『新川畔をお散歩…1』のつづき)

130006.jpg西水門橋の銘板を発見。検索してみると、メーカーである矢田工業株式会社のサイトが一発でヒット。ありがたい時代になったものですじゃ。

「施工事例」のページを開くと、橋梁2250橋超、水門5676門の実績を誇り、のみならず水管橋、鉄塔と鋼製構造物全般に渡り手がけられて、これまたそそる写真もたくさん。その筋の方には、楽しめること間違いなしのサイトです。

130007.jpg排水機場の裏を離れ、小ぎれいな小径を登ってゆくと、視界が開けたところでこんな石段が。どこか、城址の公園を思い出させる雰囲気です。

新川から離れて恐縮ですが、ここは中川の東岸にある堤防の一部。この石段を登れば…。



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天端は石畳の広場、芝が刈り込まれた法面の下は、もちろん河畔のテラス。見晴らしもよく、川風に吹かれつつ水面を眺めるには、まずいうことのない好環境。

上流側には、おなじみの物件も見えますね。後で見に行ってみましょう。

130009.jpg天端から、旧新川西水門の堰柱を眺めて。蔦に覆われて、いかにも遺跡然としています。

水門は廃止されて久しいものの、考えてみれば新しい広場と橋、二つも名前を冠してもらえているのですね。ある意味ねんごろに顕彰されているといえなくもありません。



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こちらが先の写真で奥に見えた、湾岸署中川水上派出所の建物。水上派出所では、都内で一番東に位置しています。

神田川や豊洲運河のそれが、いかにも陸上の交番を、そのまま持ってきたような外観なのにくらべて、こちらは一味違った詰所風の造作。いつもは水上から遠く眺めるだけだったのを、こうして間近に拝めるのは、やはり楽しいものです。柵の前を何度もウロウロしてしまいました。
撮影地点のMapion地図

(25年8月4日撮影)

(『新川畔をお散歩…3』につづく)

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