最強可航河川・中川散歩…3
(『最強可航河川・中川散歩…2』のつづき)
●三郷放水路、三郷水門が見えてきました。扉体の前を横断して張られたフェンスのブイ、以前にも増して草が生い茂り、ひょっこりひょうたん島さながらですね。草にとって、よほど環境が良いと見えます。
いえ、今回気になったのは草ではなく、水門の左側、土手の上にあるモノです。
【撮影地点のMapion地図】

●何だか、もの凄い生え方をしている木が。しかも1本ならず、頭上の障害物をぐにょりと避けて幹を伸ばし、枝を広げているさまは、鬼気迫るものすら感じさせます。
木の健やかな成長を阻んでいる鉄製の樋みたいなものは、先端が護岸沿いに降りて水中に消えているところを見ると、水位観測機器で間違いありますまい。木が先に生えていて、まだ若木のときに樋に覆われてしまったのか、樋が先にあって、下に溜まった土に種が根付いてこうなったのか…。木だけに気になってしょうがないです、はい。「気になる木」と命名したいくらい。
●つくばエクスプレスのトラスをくぐり、八潮市と三郷市に挟まれた、大屈曲区間を遡上。
他の大河川同様、中川も河川改修によっていくつかの屈曲区間が失われましたが、ここはかつての面影を今に残す、雄大なカーブが魅力的。航行する船にとっても、流れが緩やかになり、渇水時の水位も保たれやすいなど、適度な屈曲はありがたい点もあるのです。
●三郷放水路から上流の中川は、東岸、三郷市側の土手の上を、県道67号線が走っています。土手が低いこともあって、道路の案内板も目に入るため、流路を横断する橋が少ない割には、位置確認が高精度でできるあたりも、中川の面白いところ。
写真は、県道67号線と376号線の丁字路、谷口の交差点ですね。
【撮影地点のMapion地図】

●ええ、トリ好き写真は後でまとめようと思っていたのですが、こらえ性がないのでこれだけでも。仲良しのガチョウさんとマガモ君。
兄弟か夫婦のように、ピッタリと寄り添って離れません。周りには他の鳥が見られなかったことから、群れ同士がたまたま出会った、というわけでもなさそうです。種類の違う水鳥同士で、ここまで仲良しなのは珍しいのではないでしょうか? ヒナのころから、同じ人に育てられたとか、何か理由がありそうですね。
(22年5月4日撮影)
(『最強可航河川・中川散歩…4』につづく)

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いえ、今回気になったのは草ではなく、水門の左側、土手の上にあるモノです。
【撮影地点のMapion地図】

●何だか、もの凄い生え方をしている木が。しかも1本ならず、頭上の障害物をぐにょりと避けて幹を伸ばし、枝を広げているさまは、鬼気迫るものすら感じさせます。
木の健やかな成長を阻んでいる鉄製の樋みたいなものは、先端が護岸沿いに降りて水中に消えているところを見ると、水位観測機器で間違いありますまい。木が先に生えていて、まだ若木のときに樋に覆われてしまったのか、樋が先にあって、下に溜まった土に種が根付いてこうなったのか…。木だけに気になってしょうがないです、はい。「気になる木」と命名したいくらい。

他の大河川同様、中川も河川改修によっていくつかの屈曲区間が失われましたが、ここはかつての面影を今に残す、雄大なカーブが魅力的。航行する船にとっても、流れが緩やかになり、渇水時の水位も保たれやすいなど、適度な屈曲はありがたい点もあるのです。

写真は、県道67号線と376号線の丁字路、谷口の交差点ですね。
【撮影地点のMapion地図】

●ええ、トリ好き写真は後でまとめようと思っていたのですが、こらえ性がないのでこれだけでも。仲良しのガチョウさんとマガモ君。
兄弟か夫婦のように、ピッタリと寄り添って離れません。周りには他の鳥が見られなかったことから、群れ同士がたまたま出会った、というわけでもなさそうです。種類の違う水鳥同士で、ここまで仲良しなのは珍しいのではないでしょうか? ヒナのころから、同じ人に育てられたとか、何か理由がありそうですね。
(22年5月4日撮影)
(『最強可航河川・中川散歩…4』につづく)

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