旧江戸川河口で
(『三枚洲のにぎわい』のつづき)
●臨海公園東端角を充分かわし、千葉県側の澪筋に寄せてから左に変針、おなじみ旧江戸川へ。
青空にぽかり、ぽかりと浮かんだ雲が気持ちよく、水面も穏やかで、鼻歌の出そうな上天気。たとえ晴れていても、ちょっと南風が強くなれば荒れてくるので、こうはいきません。
京葉線・高速湾岸線をくぐろうと、ふと橋を見上げてみたら…。

●頭上にハート形の雲が!
ハート…に見えますよね?
少なくとも私は見えました(笑)。
【撮影地点のMapion地図】
●まあ、ささいなことなんですが、川が歓迎してくれているようで、嬉しくなったものです。
橋をくぐった後に目で追っていたら、ハート雲はあっという間に形を崩して、ほかの雲たちと見分けがつかなくなってゆきました。浮雲の如しとはよく言ったもので、まことにはかないものですね。
(21年6月7日撮影)
(『水位差上等!』につづく)

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青空にぽかり、ぽかりと浮かんだ雲が気持ちよく、水面も穏やかで、鼻歌の出そうな上天気。たとえ晴れていても、ちょっと南風が強くなれば荒れてくるので、こうはいきません。
京葉線・高速湾岸線をくぐろうと、ふと橋を見上げてみたら…。

●頭上にハート形の雲が!
ハート…に見えますよね?
少なくとも私は見えました(笑)。
【撮影地点のMapion地図】

橋をくぐった後に目で追っていたら、ハート雲はあっという間に形を崩して、ほかの雲たちと見分けがつかなくなってゆきました。浮雲の如しとはよく言ったもので、まことにはかないものですね。
(21年6月7日撮影)
(『水位差上等!』につづく)

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三枚洲のにぎわい
(『6月7日の臨海大橋』のつづき)
●荒川河口から、葛西臨海公園前、三枚洲の水路を抜けようと入ってみると、いつもと様子が違う…。
岸近くには、足どころか胸まで水に浸かっている人が多数。慌ててデッドスローまで速度をしぼり、そろりそろりと通過。棒を握ってゆすっている仕草から、鋤簾で貝を獲っているのだとわかりました。
【撮影地点のMapion地図】
●対岸、臨海公園の東端角あたりにも、汐が引いた干潟の上にたくさんの人が。この日は、望月の大潮の前日。天気のよい日曜日に、大きな干潮とくれば、潮干狩りには絶好ですものね。
この日の干潮は10:37、潮位16cm。フネにとっては、航路が狭まるなど、ちょっと厳しい部分もありますが、都内ではもう少なくなった、潮干狩りの賑わいが見られたのは、ちょっと得した気分でした。
●三枚洲水路の出口、旧江戸川河口では、三枚洲の澪標にそって、たくさんの釣船や屋形船が錨泊中。
こちらは潮の具合がいいので、釣りの穴場に繰り出しているのかしら…と、目を右に転じてみると…。
●干潮で露出した砂州に、PWCやボートが集まっており、結構な人が上陸しています。これは楽しそうですね。ちょっとした無人島上陸の気分でしょう。
釣り船や屋形船は、この砂州を目当てに集まった、潮干狩りのお客さんを運んできたのでしょうか。
●しかしこの大船団、はんぱな数ではありません。東京中の船宿から、船をかき集めたような騒ぎです。
東京生まれの作家の随筆には、大森や羽田沖に船を仕立て、潮干狩りに行った思い出などがよく語られていますが、とっくに過去のものと思っていた「江戸前」の光景が、時を遡って目前に展開されたようで、嬉しくなりました。
都内を母港にしてだいぶたちましたが、まだまだ、見ていないモノが山ほど…もとい、川ほどあることを実感させられたというお粗末。まあ、何分内水路バカですので、川や運河から一歩出てしまうと、注意力が散漫になってしまう、というのもあるかもしれません。
(21年6月7日撮影)
(『旧江戸川河口で』につづく)

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岸近くには、足どころか胸まで水に浸かっている人が多数。慌ててデッドスローまで速度をしぼり、そろりそろりと通過。棒を握ってゆすっている仕草から、鋤簾で貝を獲っているのだとわかりました。
【撮影地点のMapion地図】

この日の干潮は10:37、潮位16cm。フネにとっては、航路が狭まるなど、ちょっと厳しい部分もありますが、都内ではもう少なくなった、潮干狩りの賑わいが見られたのは、ちょっと得した気分でした。

こちらは潮の具合がいいので、釣りの穴場に繰り出しているのかしら…と、目を右に転じてみると…。

釣り船や屋形船は、この砂州を目当てに集まった、潮干狩りのお客さんを運んできたのでしょうか。

東京生まれの作家の随筆には、大森や羽田沖に船を仕立て、潮干狩りに行った思い出などがよく語られていますが、とっくに過去のものと思っていた「江戸前」の光景が、時を遡って目前に展開されたようで、嬉しくなりました。
都内を母港にしてだいぶたちましたが、まだまだ、見ていないモノが山ほど…もとい、川ほどあることを実感させられたというお粗末。まあ、何分内水路バカですので、川や運河から一歩出てしまうと、注意力が散漫になってしまう、というのもあるかもしれません。
(21年6月7日撮影)
(『旧江戸川河口で』につづく)

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