11月2日の川景色…2
(『11月2日の川景色…1』のつづき)
●花川戸の鉄橋をくぐったところで、右手に「ホタルナ」が漂泊しているのが見えてきました。観光汽船の浅草乗り場には、「リバータウン」が接岸して客扱い中、着桟待ちですね。
邪魔にならないよう、左に寄せて微速で流しながら眺めていたら‥‥おおお、吾妻橋をくぐって「ヒミコ」が遡上してきました!

●SFチックな姉妹船が河上で居並ぶ、めったにない機会に出会えたことで、テンション急上昇。ランデブーの瞬間がうまく撮れるかしら、と、N氏と揃ってカメラを向けました。

●‥‥まあ、何分腕が悪いのと、陽の低い時間帯とあって影になりいま一つでしたが、「松本デザイン姉妹」が鼻突き合わせる貴重な瞬間、自然頬も緩もうというものです。
「ヒミコ」は舵そのまま、微速でゆるゆると「ホタルナ」の横を航過して、東武線鉄橋の上流へ。僚船のいないところまで上って、回頭するのでしょう。

●「リバータウン」の爆音が高まり、桟橋を離れ始めて間もなく、今度は水辺ラインの「こすもす」が! 距離は充分取られていたと思いますが、こちらから見ると両船がずいぶん接近しているように感じられたので、ドキリとさせられる一瞬ではありました。二天門の船着場に向かうのでしょうね。
いや、天下の大川とはいえ、同時に4隻もの水上バスが集中するところに出くわせるとは! さすが都内水上観光の拠点の一つ、「河港」と呼んであげたくなる輻輳ぶりであります!
【撮影地点のMapion地図】
(26年11月2日撮影)
(『11月2日の川景色…3』につづく)

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邪魔にならないよう、左に寄せて微速で流しながら眺めていたら‥‥おおお、吾妻橋をくぐって「ヒミコ」が遡上してきました!

●SFチックな姉妹船が河上で居並ぶ、めったにない機会に出会えたことで、テンション急上昇。ランデブーの瞬間がうまく撮れるかしら、と、N氏と揃ってカメラを向けました。


「ヒミコ」は舵そのまま、微速でゆるゆると「ホタルナ」の横を航過して、東武線鉄橋の上流へ。僚船のいないところまで上って、回頭するのでしょう。

●「リバータウン」の爆音が高まり、桟橋を離れ始めて間もなく、今度は水辺ラインの「こすもす」が! 距離は充分取られていたと思いますが、こちらから見ると両船がずいぶん接近しているように感じられたので、ドキリとさせられる一瞬ではありました。二天門の船着場に向かうのでしょうね。
いや、天下の大川とはいえ、同時に4隻もの水上バスが集中するところに出くわせるとは! さすが都内水上観光の拠点の一つ、「河港」と呼んであげたくなる輻輳ぶりであります!
【撮影地点のMapion地図】
(26年11月2日撮影)
(『11月2日の川景色…3』につづく)

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桜探し散策で…6
(『桜探し散策で…5』のつづき)
●北十間川…旧源森川区間の最奥部にあるのは、古風な鈑桁橋・小梅橋と、その奥に見える北十間川樋門。石垣の護岸と復興橋を楽しめる、静かな袋小路。
ご存知のように、この向こうは水位低下化水域で、閘門がなければ通航することはできません。(『「源森川」に道草…1』ほか参照)
このあたりから見上げてみると…。
●う~ん、左側のビルに阻まれて、高さの実感があまり得られない上、小梅橋を一緒に収めようとすると、だいぶ無理があります。
やはり、もうちょっと離れて眺めた方がよさそうですね。

●転回して、時々後ろを振り返りながら眺めていると、おっ、この辺がちょうどいいあんばい。
足元に、高架沿いに茂る木々の緑を従えて、うっそりとした風情の超弩級籠マスト。
●お天気ということも手伝ってか、枕橋の上は、スカイツリーをカメラで狙う人たちの姿がちらほら。
この一本手前、源森橋(『「源森川」に道草…3』参照)の上などは、人だかりと言ってよいほどのカメラの砲列が見られ、スカイツリー人気のほどがうかがえました。
●隅田川を下って、定番スポット・大横川に向かいましょう。両国橋をくぐったところで、下ってきた一隻のボートと、水上バス・ヒミコが、もうニアミスと言ってよいほどの接近ぶり。ボートは航路中央を譲ろうとせず、ヒミコが橋脚近くまで寄せて避けたのですが、見ていてヒヤリとさせられた場面でした!
下航船優先の原則があるとはいえ、相手はボートより、格段に運動力の劣る大型船、しかも公共の定期航路を担う船。う~ん、何か理由があったのかしら。
(22年3月22日撮影)
(『桜探し散策で…7』につづく)

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ご存知のように、この向こうは水位低下化水域で、閘門がなければ通航することはできません。(『「源森川」に道草…1』ほか参照)
このあたりから見上げてみると…。

やはり、もうちょっと離れて眺めた方がよさそうですね。

●転回して、時々後ろを振り返りながら眺めていると、おっ、この辺がちょうどいいあんばい。
足元に、高架沿いに茂る木々の緑を従えて、うっそりとした風情の超弩級籠マスト。

この一本手前、源森橋(『「源森川」に道草…3』参照)の上などは、人だかりと言ってよいほどのカメラの砲列が見られ、スカイツリー人気のほどがうかがえました。

下航船優先の原則があるとはいえ、相手はボートより、格段に運動力の劣る大型船、しかも公共の定期航路を担う船。う~ん、何か理由があったのかしら。
(22年3月22日撮影)
(『桜探し散策で…7』につづく)

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11月15日のフネブネ…1
(『11月15日の川景色…2』のつづき)
●11月15日に出会った、フネブネの姿をご覧に入れましょう。
●曙運河を出た右手、辰巳埠頭には、青ヶ島通いの貨客船、伊豆諸島開発の黒潮丸が接岸していました。
レンボーブリッジ西詰近くのバースでは、何度か見かけたことがありますが、こちらで出会うのは初めてです。角に丸みをつけた、ウイングのないのっぺりした船橋が個性的ですね。
●曳船に曳かれて、貯木場の囲いに入ってゆく台船を見送っていたら…。
おや、真後ろに大きく電話番号を書いた看板が掲げられています。台船で宣伝とはと、珍しく思って帰宅後検索してみたら、旧綾瀬川と隅田川の合流点にある、おなじみ伊澤造船の持ち船でした!
●東雲沖にて。この船社の真っ赤な通船、何度も出会っているんですが、その強烈な塗装のせいか、警戒船の任についていることが多いですね。
いや、実はその逆で、警戒船専従にするため、あえて派手な塗色にしたと言ったほうが、正しいかもしれません。
●旧ブログでも紹介しましたが、神田川で最も気になるのが、柳橋の船宿街にもやう、小松屋さんの第二小松丸。
昭和55年に建造された、東京唯一にして最後の、木造純和船型屋形船とのことで、和船好きとしても惹かれるものがあり、以前から乗ってみたいと思っているのですが、いまだ果たせず…。この船で、同好の方々と水路・水門めぐりなどしたら、楽しいでしょうねえ。

●隅田川河口、豊海埠頭沖にて、観光汽船のヒミコと反航。バックのマルハのマークが日に輝いて、なかなかカッコ良し。
私的に大洋漁業は、子供のころに缶詰で刷り込まれたせいか、「は」を○で囲んだ、ストレートなマークの時代が印象深く、この新しいマークでは、いまいち食欲が湧かなかった覚えが…(失礼)。
【撮影地点のMapion地図】
(21年11月15日撮影)
(『11月15日のフネブネ…2』につづく)

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●11月15日に出会った、フネブネの姿をご覧に入れましょう。

レンボーブリッジ西詰近くのバースでは、何度か見かけたことがありますが、こちらで出会うのは初めてです。角に丸みをつけた、ウイングのないのっぺりした船橋が個性的ですね。

おや、真後ろに大きく電話番号を書いた看板が掲げられています。台船で宣伝とはと、珍しく思って帰宅後検索してみたら、旧綾瀬川と隅田川の合流点にある、おなじみ伊澤造船の持ち船でした!

いや、実はその逆で、警戒船専従にするため、あえて派手な塗色にしたと言ったほうが、正しいかもしれません。

昭和55年に建造された、東京唯一にして最後の、木造純和船型屋形船とのことで、和船好きとしても惹かれるものがあり、以前から乗ってみたいと思っているのですが、いまだ果たせず…。この船で、同好の方々と水路・水門めぐりなどしたら、楽しいでしょうねえ。

●隅田川河口、豊海埠頭沖にて、観光汽船のヒミコと反航。バックのマルハのマークが日に輝いて、なかなかカッコ良し。
私的に大洋漁業は、子供のころに缶詰で刷り込まれたせいか、「は」を○で囲んだ、ストレートなマークの時代が印象深く、この新しいマークでは、いまいち食欲が湧かなかった覚えが…(失礼)。
【撮影地点のMapion地図】
(21年11月15日撮影)
(『11月15日のフネブネ…2』につづく)

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4月5日のフネブネ
●去る4月5日に行き合った、フネブネの姿をいくつか…。
●隅田川、吾妻橋下流で、ヒミコに接近遭遇。吾妻橋の中央径間を通過しようと、ぐっと船足を落としたところです。
背後に見える、屋形船の船溜と対照的な雰囲気。都大路の賑やかな川景色は、やはり出船入船あってこそです。
●新砂水門を出たところで出会ったのは、独特なデザインの屋形船を就航させていることで知られる、あみ達さんの持ち船。
真っ白な船体もさることながら、トップの前をなめらかに下げた姿はなかなか斬新。加えて、船首の曲線的な形のせいもあるのでしょう、遠目にはナメクジのような、生き物じみたシルエットでした。
●旧江戸川河口近くの船溜、堀江ドックに入港する、底引き網漁船でしょうか。
船尾に網を高々と掲げ、白い引き波を立てて走るさまは勇ましく、いかにも頼もしげです。
●旧江戸川をさらに遡上していると、前傾したキャブに回転窓を備えた、通船らしい艇が下ってきました。船体がグレーに塗装されていることもあり、警備艇のようでもあります。
甲板に立つ男性は、カメラを持っていますね。
●真横から見ると、キャブが平行四辺形につぶれた印象で、船首尾をわずかに上げた甲板のラインが、重心の低そうな落ち着きを与え、働くフネの雰囲気充分。
男性もカメラを構え、こちらを撮っています。おたがいを撮りあいっこしたところで、何気なく笑顔になり、手を振り合って別れました。
(21年4月5日撮影)

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背後に見える、屋形船の船溜と対照的な雰囲気。都大路の賑やかな川景色は、やはり出船入船あってこそです。

真っ白な船体もさることながら、トップの前をなめらかに下げた姿はなかなか斬新。加えて、船首の曲線的な形のせいもあるのでしょう、遠目にはナメクジのような、生き物じみたシルエットでした。

船尾に網を高々と掲げ、白い引き波を立てて走るさまは勇ましく、いかにも頼もしげです。

甲板に立つ男性は、カメラを持っていますね。

男性もカメラを構え、こちらを撮っています。おたがいを撮りあいっこしたところで、何気なく笑顔になり、手を振り合って別れました。
(21年4月5日撮影)

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お花見水路散歩…2
(『お花見水路散歩…1』のつづき)
●桜橋、言問橋をくぐり、東武線花川戸橋梁の上流まで来ました。こちらも見事、見事。鉄橋を渡る電車の車窓からの眺めも、さぞ素晴らしいでしょう。
岸近くに寄せて、ゆるゆると微速で流しながらのお花見ですが、テラスを散策する人たちからも、盛んにカメラが向けられるので、ちょっと恥ずかしい…。桜見物に来たのに、見物されるとはいかに(笑)。
●遠目には、ピンク色の綿みたいに、モコモコして見える咲きっぷり…。
桜の下を歩く人たちの顔もほころんで、こちらまで楽しげな雰囲気が伝わってきます。
●花川戸橋梁の下流には、水上バスの乗り場が設けられていました。3月15日の航行時に気づいたのですが、吾妻橋橋詰の乗り場が改築されるらしく、こちらに仮設の乗船場が設けられたのです。
ここなら、乗船待ちで並んでいる間も、満開の桜並木が眺められますから、この時季は、かえってよかったかも知れませんね。
●吾妻橋の乗り場は、すでに桟橋も取り外されて、がらんとしていました。東京の水上観光の顔として、伝統ある建物だったここも、いよいよ見納めのようです。
新設される乗り場は、どんなデザインになるのでしょうか。
●吾妻橋をくぐったところで、観光汽船のフラッグシップ、ヒミコが遡上してきました。
プレジャーボートも何隻か見えはじめ、次第に船影が濃くなってくる予感…。複合引き波の荒天(?)に襲われないうちに、下流へと早々に退散させてもらいましょう。
【撮影地点のMapion地図】
(21年4月5日撮影)
(『お花見水路散歩…3』につづく)

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岸近くに寄せて、ゆるゆると微速で流しながらのお花見ですが、テラスを散策する人たちからも、盛んにカメラが向けられるので、ちょっと恥ずかしい…。桜見物に来たのに、見物されるとはいかに(笑)。

桜の下を歩く人たちの顔もほころんで、こちらまで楽しげな雰囲気が伝わってきます。

ここなら、乗船待ちで並んでいる間も、満開の桜並木が眺められますから、この時季は、かえってよかったかも知れませんね。

新設される乗り場は、どんなデザインになるのでしょうか。

プレジャーボートも何隻か見えはじめ、次第に船影が濃くなってくる予感…。複合引き波の荒天(?)に襲われないうちに、下流へと早々に退散させてもらいましょう。
【撮影地点のMapion地図】
(21年4月5日撮影)
(『お花見水路散歩…3』につづく)

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