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令和4年度川走り納め・運河地帯

(『令和4年度川走り納め・晴海ターミナル』のつづき)

291091.jpgフネブネの紹介に移る前に、落穂ひろい的にまとめてみましょう。

恒例の東雲運河トライアルでデッドフル。いつもと逆、港内から入って上航するかたちで飛ばしましたが‥‥結果は50.7km/h、27.4ktで、11月13日に走ったときと同じでした。スクラビスでの清掃が効いているようですね。

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東雲北運河の桟橋上で、羽繕いをしながらくつろぐ鴨さん。朝よりだいぶ暖かくなって、羽もゆるみますよね。ええと、ヒドリガモの雌かな? 間違っていたらごめんなさい。

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汐見運河、レールセンターのヤードには、最近では珍しく黒い貨車‥‥チキが。手前の線に来ていて下周りもよく見えたので、せっかくだからと正横近くで一枚。気動車化著しいレール運搬列車、かれら黒い貨車の姿を目にできるのも、あとわずかでしょう。

291094.jpgイグアナクレーンの対岸は、再開発といっていい規模で工事が進んでいます。今やご覧のように高々と足場が組まれ、イグアナ先生の高さも凌駕しそうです。

検索したらこんな記事が。「清水建設が500億円を投じ、潮見に研究・研修施設や『渋沢邸』など2万m2を整備」(BUILT)‥‥何と、渋沢栄一邸を青森県から移築するのですか。ここも凄まじくさま変わりしそうですね。

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やはり徘徊の終わりは、いつものとおりイグアナ先生で締めたいもの。対岸にテラスができてから、釣り人さんの姿がつねに見られるようになりました。今まで人目につかないポジションだったイグアナ先生、ちょっと面映ゆい思いをしているかもしれません。
撮影地点のMapion地図

(令和4年12月28日撮影)

(『12月28日のフネブネ…1』につづく)

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タグ : 東雲北運河汐見運河水辺の鳥たちイグアナクレーン

9月25日の東雲北運河

(『9月25日の砂町北運河…2』のつづき)

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287012.jpgイグアナ先生にもご挨拶。爽やかな秋晴れの下でいいお顔を一枚。珍しく、先端に鵜が留まっていました。

そのまま東雲北運河へ入ろうとすると、9月11日には船台上にあった「しゃちかぜ」が進水し、艤装桟橋にもやっていました。この角度から見ると、作業艇「skyblue」や後ろの傾いた廃船までもいっぺんに目に入り、濃厚な光景になりますね。


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進水間もない美しい塗面は、何度見てもよいものですね。まだ艤装が進んでいないせいか、喫水が浅くダウントリムがかかった状態で、船底色が尻上がりになったように見えます。

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左舷後方からも。露出したトランサムのジンクもきれいで、いかにも新造艇といった感じ。外野がいつも似たようなことをいって恐縮ですが、しばらく静かだっただけに、また賑わいが戻るのは嬉しいものです。

287015.jpg八枝橋近く、護岸工事中の船隊の中に、ちょっと惹かれる雰囲気の曳船がいて一枚。エンジンケーシング後端、舵輪周りに設けたガードフレームが、ハードな雰囲気を醸し出して佳し。黒光りした船体に、「R・D-180」なる記号めいた船名もいいですね。

船名の後ろに貼られたステッカーから、京浜運河北口近くに船溜のある船社、「Doki(株)どき」の持ち船(『6月13日の運河風景』参照)であることがわかりました。
撮影地点のMapion地図

(令和4年9月25日撮影)

(『国葬儀の警備船艇』につづく)

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タグ : 汐見運河東雲北運河イグアナクレーン巡視艇曳船

日の丸クレーンみたび

(『4月10日の水路風景…3』のつづき)

279051.jpg4月10日も、帰り道に日の丸クレーン船を見てきました。

前回、3月26日から2週間ほどしか経っていなかったので、大きな変化があったわけではありませんが、S社長は旧軍方面にも理解のある方ですから、きっと喜んでくれるだろうと踏んだのです。


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ううん、青天の陽射しのもと、眺める日の丸クレーンはまた格別ですねえ‥‥。前回同様、北側に資材や発電機を載せた台船が接し、左舷(?)は護岸に密着、打ち込まれた鋼矢板とクレーン船の間をすり抜けながら鑑賞。

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279054.jpgまあ、本当に変化がなく、特記事項も当然ないんですが、晴れた日に目にできたのは幸いでありました。

船名も前回と同じくわからなかったものの、甲板室の妻面に貼られた緊急連絡先に、都内の河川・港湾工事を施工されている企業、金子港湾さんの名前が見えたので、そちら所属の船かもしれません。


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散策の最後は、毎度おなじみイグアナ先生にご挨拶。

靄で白くかすんだ空は、夏に向かって気温が上昇してゆく季節が始まったあかし。冬の抜けるような空とシャープさは望むべくもありませんが、寒さにこごえず軽装で水路を愛でることができるのは、やはり嬉しいことには違いありません。
撮影地点のMapion地図

(令和4年4月10日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 平久川汐見運河イグアナクレーン

3月6日の水路風景…12

(『3月6日の水路風景…11』のつづき)

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汐浜運河の東端を直角に曲がり、曙北運河を南下。都市計画運河橋梁の手前に架かるRC桁橋を、ちょうどJRバスが通過するところでした。

表面の質感からして、この橋も結構古そうですね。小さくてよく見えませんが、桁側面の凹部には「けたに注意」の看板が貼られています。

277057.jpg中途半端な角度ですが、都市計画運河橋梁の橋脚、いつ見ても不思議な形だなあと思っての一枚。

あと、桁側面の真ん中に「2」と書かれているのは、径間に番号を振ったもので、写真でも左手の上路式桁に「1」と書かれているのが見えますね。下路式桁の両端に短い上路式桁のある、3径間というわけです。


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277059.jpg橋をくぐったところで、たまには左斜め後ろからのイグアナ先生をと一枚。詰所と電柱があるので、全容を拝むのは難がある角度ですが。

そして久しぶりにズームでたぐったこれ。10年前の4月、「2月18日の運河風景…2」で紹介した旧イグアナクレーンのそれは、方向表示だけでしたが、現イグアナ氏はさらに定格荷重も明記されたという、好事家垂涎(?)の情報公開。

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そして鉄板の眺め。左手奥に黄色い運転台のキヤさんたちを従えて、うららかな陽射しを浴びつつも悠揚迫らぬ風情。やはりイグアナ先生には、美しい青空と穏やかな水面がよく似合います。
撮影地点のMapion地図

(令和4年3月6日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 曙北運河都市計画運河橋梁イグアナクレーン

2月6日の水路風景…1

(『2月6日の行徳可動堰…2』のつづき)

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いったん燃料補給に戻り、再度出航。いくつか見ておきたいものがあって、近場の物件をルーチン的に愛でつつの徘徊。古賀オールの第一・第二工場ヤードクレーンの美しさよ。構造物の美を堪能したいなら、冬の好天下に限りますなあ。

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276038.jpg流れでイグアナ先生にもご挨拶。周辺は大型マンションが立ち並んでいますが、あの中の最上階に居を構えると、イグアナ先生の働きぶりが毎日眺められるのか‥‥と妄想。

キヤさん登場以来、動車化が進み機関車は急速に淘汰されているようですが、この日はディーゼル機が手前にいたのでスナップ。機関車も珍物として扱わなければならない時代になりましたか。


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気になっていたものの一つが、東雲水門の旧セクターゲート径間、操作室や管理棟の撤去の進捗状況。

建物はすでに取り壊しがほとんど終わったようで、水門設備も含めて撤去しているのか、もと径間の向こうに重機の姿が見え、杭打機も。テラスの一部になるのかなあ‥‥。
撮影地点のMapion地図

276040.jpg東雲運河に入ったので、恒例のデッドフルで艇のコンディション測定を。思い切りスロットルを押し込んで飛ばしてみると‥‥。

干潮の流速も手伝ってか、48.5km/h、約26.2kt出ました。一昨年12月以来、およそ1年2カ月上架していないので、まずまずの成績といってよいでしょう。


(令和4年2月6日撮影)

(『2月6日の水路風景…2』につづく)

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タグ : 曙北運河汐見運河東雲運河古賀オールイグアナクレーン東雲水門