新「みやこどり」就役
(『環状2号線の架橋工事…2』のつづき)
●朝潮水門を出ると、視界に穏やかな港内の水面が広がりました。空もこの時季としては澄んでおり、まず文句のない水路日和。
朝潮運河に入ったのは、もう一つ目的がありました。すでにテレビなどでも報じられた、臨港消防署の新しい消防艇、「みやこどり」を見てみたいと思ったのです。
●臨港消防署前の岸壁に近づくと、いましたいました、新しい「みやこどり」が! 惜しむらくは逆光ですが、まずは真横から、おろし立てピカピカの船影を間近に眺めて。
臨港消防署サイトの「新艇みやこどりに更新!」によれば、195総t、全長43.2m、放水能力70000ℓ/分とのこと。

●何分もろに逆光なので、どの角度で撮っても、大好きな真紅の船体が黒く沈んでしまいますが、右舷斜め前からかっこいいところを。
後ろに、先代「みやこどり」の船橋部分が見えますね。パッと見たかぎりでは、現役時と特に変わりはないようです。このまま廃船となるのか、それともどこかに移籍するのかはわかりませんが、まだまだ働けそうなのにもう退役とは、もったいないような気がします。

●真っ正面から、新旧の「みやこどり」を一枚。先代の流れるような舷側ラインと異なり、全体的に直線的なデザインの新「みやこどり」、臨港消防署のフラッグシップとして、式典やイベントに姿を見せることも増えるでしょうね。
●そうそう、官船つながりでもう一つ、遅ればせながらご紹介したいものが。京浜運河北口近くにある、旧水上警察署の庁舎が取り壊されたあとに建てられた、湾岸署別館の姿を掲げておきましょう。
ご存じ、旧水上警察を統合して新設された湾岸警察署の、舟艇部隊の拠点です。旧庁舎が取り壊されたときは、「都内からまた一つ、水面と密接に関わってきた建物が消えてしまいました」(『旧水上警察署にお詫びしたい件』参照)と寂しく思ったものですが、ご覧のとおり、旧庁舎以来の上架設備は健在で、嬉しくなりました。
【撮影地点のMapion地図】
(25年5月4日撮影)
(『モノレールの橋脚が…』につづく)

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朝潮運河に入ったのは、もう一つ目的がありました。すでにテレビなどでも報じられた、臨港消防署の新しい消防艇、「みやこどり」を見てみたいと思ったのです。

臨港消防署サイトの「新艇みやこどりに更新!」によれば、195総t、全長43.2m、放水能力70000ℓ/分とのこと。

●何分もろに逆光なので、どの角度で撮っても、大好きな真紅の船体が黒く沈んでしまいますが、右舷斜め前からかっこいいところを。
後ろに、先代「みやこどり」の船橋部分が見えますね。パッと見たかぎりでは、現役時と特に変わりはないようです。このまま廃船となるのか、それともどこかに移籍するのかはわかりませんが、まだまだ働けそうなのにもう退役とは、もったいないような気がします。

●真っ正面から、新旧の「みやこどり」を一枚。先代の流れるような舷側ラインと異なり、全体的に直線的なデザインの新「みやこどり」、臨港消防署のフラッグシップとして、式典やイベントに姿を見せることも増えるでしょうね。

ご存じ、旧水上警察を統合して新設された湾岸警察署の、舟艇部隊の拠点です。旧庁舎が取り壊されたときは、「都内からまた一つ、水面と密接に関わってきた建物が消えてしまいました」(『旧水上警察署にお詫びしたい件』参照)と寂しく思ったものですが、ご覧のとおり、旧庁舎以来の上架設備は健在で、嬉しくなりました。
【撮影地点のMapion地図】
(25年5月4日撮影)
(『モノレールの橋脚が…』につづく)

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第二航路のみやこどり

前日13日は最高気温20℃と、桜が咲いてしまいそうな暖かさながら風が強く、翌日の出港が心配になったのですが、明けてみると幸い風もおさまり、少し沖に出ても良さそうな雰囲気になっていました。
水面が穏やかならばと、まずは臨海大橋に針路を向けると、おや、第三航路を上って来る船影が。あれは…消防艇「みやこどり」じゃないかしら? 増速して、光線のよい南側に出ることに。

帰宅してから過去の記事を見てみたら、「日本丸とみやこどり」で、昨年3月15日に、まさにここで出会っていることが判明。毎年この時期に、何か訓練でもあるのでしょうか。

●微速で流しながら、サイドビューを一枚。う~ん、毎回同じようなことを言って恐縮ですが、惚れ惚れするような凛々しさ。
今回は、フライブリッジに人影はありませんでした。

青空の下で映える、くれないの美しい船体を楽しめる嬉しさったらありません。追いかけてしばらく眺めていたい気分。

さて、毎度おなじみ臨海大橋君、久しぶりの訪問になりましたが、あんばいはいかがでしょうか。
上部トラスの組み立てが、だいぶ進んできたようですね。
(22年3月14日撮影)
(『3月14日の臨海大橋…1』につづく)

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日本丸とみやこどり
(『臨海大橋トラスふたたび』のつづき)
●東京ビッグサイトを背景に憩う、日本丸に近づいてみました。
東京港の西側…晴海埠頭や、船の科学館前の有明南運河・RLバースで、日本丸や海王丸に出会ったことはありますが、こちらで見るのは初めてです。
●日も傾いてきた時間帯とあって、白い船体に陽光が反射し、まぶしいほどです。
船上に人影はなく、静かな波の音を聞きながら、優美な姿を堪能しました。
●10号地を離れ、臨海大橋の架橋現場を目指していると、中防との中間あたりで、こちらに向かってくる消防艇「みやこどり」に遭遇。
写真はすでに、3月16日からのタイトル画像でご覧に入れましたが、つねは臨港消防署の桟橋にもやっている印象が強いだけに、航行中の姿は珍しく、とても魅力的に思えたものです。
●真紅の船体が青い水面に映えて、目に沁みるよう。波を切り裂いて走る姿に、惚れ惚れしました。東京地場のフネとしては、随一のハンサム・シップと言っていいかも…。
こうしてアップにすると、フライブリッジに出ておられる乗り組みの皆さんが、全員顔をこちらに向けているのがわかり、ちょっと恥ずかしい…。まあ、不審船(笑)が減速してカメラを構えていれば、警戒されるのも無理はありますまい。
●組立中の臨海大橋トラスと、走り去る「みやこどり」を一緒に。
臨海大橋のおかげで、これまであまり縁のなかった、東京港の東側水域から、目が離せなくなりそう…。出船入船を追いかけるほかに、また楽しみがひとつ増えました。
(21年3月15日撮影)
(『伸びる臨海大橋』につづく)

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東京港の西側…晴海埠頭や、船の科学館前の有明南運河・RLバースで、日本丸や海王丸に出会ったことはありますが、こちらで見るのは初めてです。

船上に人影はなく、静かな波の音を聞きながら、優美な姿を堪能しました。

写真はすでに、3月16日からのタイトル画像でご覧に入れましたが、つねは臨港消防署の桟橋にもやっている印象が強いだけに、航行中の姿は珍しく、とても魅力的に思えたものです。

こうしてアップにすると、フライブリッジに出ておられる乗り組みの皆さんが、全員顔をこちらに向けているのがわかり、ちょっと恥ずかしい…。まあ、不審船(笑)が減速してカメラを構えていれば、警戒されるのも無理はありますまい。

臨海大橋のおかげで、これまであまり縁のなかった、東京港の東側水域から、目が離せなくなりそう…。出船入船を追いかけるほかに、また楽しみがひとつ増えました。
(21年3月15日撮影)
(『伸びる臨海大橋』につづく)

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