芝川に寄り道…2
(『芝川に寄り道…1』のつづき)
●道路から水門わきにある小公園に入り、土堤道の上に出てみると、水門が間近に眺められました。この角度から見て意表を突かれたのは、巻上機室の中にある、大きなスパーギヤや操作盤ボックスなど、機械類がほぼ丸見えだということ。
窓の大きさからすれば当たり前なのかもしれませんが、床面から天井まで、ここまで素通しなのはおそらく、初めてです。
昔あったオモチャのロボットに、胸のハッチを開けると、歯車類が見えるように造られているものがありましたが、それを連想される露出ぶり。これで窓がはめ殺しときたら、真夏の点検は地獄のようでしょうね…。

●竪川樋門から下流側に向かうと、芝川との合流点近くに、こんな格好のよい人道橋を発見。橋の名前は、と橋詰の柵にあった銘板をのぞくと…。
ふれあい橋。
久しぶりに出会いましたわ(笑)。
以前、「ふれあい橋づくし」なんて記事をつくってみたりもしましたが、橋梁愛好家の皆さんの成果を結集して、「全国ふれあい橋名鑑」みたいなサイトができたら、面白いだろうな…と妄想。
●ふれあい橋の真ん中から下流側を見ると、芝川・新芝川と竪川の合流点が一望できました。右手奥には、目指す青木水門…旧芝川の分流点も見えます。秋晴れの空の下、川面もさざ波一つなく、実に穏やか。
それにしても…と、眺めているうちに、ある感情が湧きあがってくるのを、抑えることができませんでした。低水敷は幅も十分だし、水を湛えていかにも可航河川らしい表情、過去ログ「新芝川…3」のときに、ここまで到達できなかったのが、今さらながら、もどかしさとなって込み上げてきたのです。
今は「新芝川再訪…6」でも紹介したように、フェンスで閉鎖されているので、かなわぬ夢となってしまいましたが、水路の状況から見れば、我が艇でここまで到達するのは決して難しくはなかったであろうだけに、やはり、残念でならないのです。青木水門を、艇から見上げてみたかったなあ!

●半ば走って、青木水門のそばに到着。各所で紹介されているので、状態があまりよくないことは知っていましたが、実見してみると、そのうらぶれた雰囲気は予想以上。同じ旧芝川の河口にある、領家水門(『新芝川再訪…1』参照)とは、ずいぶん扱いに差があるように思えます。
やはり左径間が、錆びた鋼材の角落としを重ねて塞がれてしまっていること、その左にある水位観測機器らしいものも赤錆びているため、廃墟然とした感じを受けるのでしょう。さらにもう一つ、廃墟感を助長するようなものがあることに、今回訪ねて気づかされました。
【撮影地点のMapion地図】
(24年10月21日撮影)
(『芝川に寄り道…3』につづく)

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窓の大きさからすれば当たり前なのかもしれませんが、床面から天井まで、ここまで素通しなのはおそらく、初めてです。
昔あったオモチャのロボットに、胸のハッチを開けると、歯車類が見えるように造られているものがありましたが、それを連想される露出ぶり。これで窓がはめ殺しときたら、真夏の点検は地獄のようでしょうね…。


ふれあい橋。
久しぶりに出会いましたわ(笑)。
以前、「ふれあい橋づくし」なんて記事をつくってみたりもしましたが、橋梁愛好家の皆さんの成果を結集して、「全国ふれあい橋名鑑」みたいなサイトができたら、面白いだろうな…と妄想。

それにしても…と、眺めているうちに、ある感情が湧きあがってくるのを、抑えることができませんでした。低水敷は幅も十分だし、水を湛えていかにも可航河川らしい表情、過去ログ「新芝川…3」のときに、ここまで到達できなかったのが、今さらながら、もどかしさとなって込み上げてきたのです。
今は「新芝川再訪…6」でも紹介したように、フェンスで閉鎖されているので、かなわぬ夢となってしまいましたが、水路の状況から見れば、我が艇でここまで到達するのは決して難しくはなかったであろうだけに、やはり、残念でならないのです。青木水門を、艇から見上げてみたかったなあ!

●半ば走って、青木水門のそばに到着。各所で紹介されているので、状態があまりよくないことは知っていましたが、実見してみると、そのうらぶれた雰囲気は予想以上。同じ旧芝川の河口にある、領家水門(『新芝川再訪…1』参照)とは、ずいぶん扱いに差があるように思えます。
やはり左径間が、錆びた鋼材の角落としを重ねて塞がれてしまっていること、その左にある水位観測機器らしいものも赤錆びているため、廃墟然とした感じを受けるのでしょう。さらにもう一つ、廃墟感を助長するようなものがあることに、今回訪ねて気づかされました。
【撮影地点のMapion地図】
(24年10月21日撮影)
(『芝川に寄り道…3』につづく)

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【特盛】ふれあい橋づくし

「皆様が撮影された全国の『ふれあい橋』と名の付く橋の画像を大募集します!!」と書いてあるところを見ると、全国に同名の橋が、数多く点在しているようですね。そういえば、私もいくつかくぐったり、訪ねた先で出会った気が…と、アップ済みのもののみざっと検索してみたら、以下の「ふれあい橋」とその仲間たちが見つかりました。
●橋のある土地ゆかりの名前か、架橋された時代を反映した橋名など、さまざまなネーミングの方法があるにせよ、各地に同じような名前の橋が、同時に出現してしまう背景には、賛否は措くとして、興味をそそられるものがありますね。
では「ふれあい橋づくし」とまいりましょう。
良いお題をくださった、ヨッキれん氏に御礼申し上げます!
【↓「続きを読む」をクリックしてご覧ください】
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