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山間のノッポ閘門! さみだれ大堰舟通し…2

(『山間のノッポ閘門! さみだれ大堰舟通し…1』のつづき)

183056.jpg対岸近くのご本尊を攻める前に、まずはこちら側、西岸からの表情を堪能しておきましょう。

上流側に出てみると、光線の塩梅もよろしく、管理橋の桁が真一文字に白く輝いて、清々とした面持ち。何分高さのない構造の堰とて、向こうに小さく見える閘門の立ち上がりがなければ、単なる橋のようでもあります。



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上流側から眺めて気づいたのが、橋桁の中央に掲げられたこれ。一見して、荒川の橋にあるような、河川情報板(『中川に向かう』ほか参照)のたぐいであろうと察しはつきましたが、どう見ても豆球やLEDを使った、電光掲示板とは思えない外観です。

近くで眺めれば、何かわかることがあるかもと、橋を渡ってみることにしました。

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橋の上は定期的に清掃されているのか、砂塵の吹き溜まりもなくさっぱりとしていました。雄大な川景色を左右交互に楽しみながら、橋の中央へ。

183059.jpg掲示板らしきものをのぞいてみると、点検用とおぼしき足場の片割れに、「さみだれ大堰船舶警報装置」と題された、写真のような銘板が。

「表示切替 2パターン(警報表示・表示無)」、「電動機直結駆動」なる仕様書きから、さまざまな文言が出せる機能はなく、どうやらパタパタ式でたった2種類の表示をする、単純なもののようですね。農繁期で堰上げているときは、「堰閉鎖中」とか文言が表示されて、両脇のランプが点滅するのかしら。

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さて、閘門の巻上機室が視界を大きく占めるようになって、いよいよ高まるテンション。

‥‥いや、それは置いて、ほかの見どころを先に押さえておこう。大好物は、後に取っておいてこそ味わいがいや増すのです!

(27年11月22日撮影)

(『山間のノッポ閘門! さみだれ大堰舟通し…3』につづく)

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タグ : さみだれ大堰 さみだれ大堰舟通し 閘門 最上川

山間のノッポ閘門! さみだれ大堰舟通し…1

(『最上川舟下りを楽しむ…9』のつづき)

183051.jpg最上川リバーポートは、船を降りたお客さんだけでなく、ドライブの途中、買い物や休憩に立ち寄った人たちで賑わっていました。

物産館でお土産を物色した後、次の目的地へ出発。最上川を訪れる機会があったら、ぜひ見ておきたいとかねてより目星をつけていた場所、いや物件があったのです。天気にも恵まれたことですし、きっと川下りに勝るとも劣らない、素晴らしい風景が楽しめるに違いありません。

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草薙から下流へ約2.5㎞、河口より28.2㎞の里程標が立つ河畔に到着。重畳たる山並をバックに河道を横断するこれは、最上川さみだれ大堰

先ほど見た草薙頭首工ほか、灌漑施設からの取水を助けるために造られた可動堰で、平成7年に竣工しました。
撮影地点のMapion地図

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河畔に降りて、堰柱(?)を眺めてみましょう。すぐ脇を国道が走っていますが、ここまで下るとクルマの音も耳につかなくなり、聞こえるのは流水と水鳥の鳴き声ばかり。川幅も上流よりぐっと広く、静かで、雄大な水門風景を堪能。

扉体はゴム引布製起伏堰で、農閑期である今は堰上げる必要はなく、空気を抜かれて全開の状態です。堰柱の左側に、つぶれた扉体(と呼ぶのも違和感がありますが)の一部が見えますね。高い堰柱や巻上機室がいらない構造なので、これだけの規模を誇るにもかかわらず、地味といってもよい外観。少なくとも、我ここにあり、といった存在感を主張するタイプではありません。

183054.jpg堰の両岸には、それぞれ一基づつ魚道が併設されています。魚道はいくつか見てきたけれど、これは大きいなあ‥‥。

対岸の魚道には「フィッシュギャラリー」(国交省・酒田河川国道事務所サイトより)なる観察室が設けられ、結構な人気だそう。この日もさみだれ大堰に行く、というと、「フィッシュギャラリーはお休みですよ?」といぶかられるほどでした。

お勧めいただいた方には申しわけないですが、私の惹かれて止まないものは、お魚とは対極にあるモノ。そう、さみだれ大堰には‥‥

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閘門があるからです!

(27年11月22日撮影)

(『山間のノッポ閘門! さみだれ大堰舟通し…2』につづく)

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タグ : 最上川 さみだれ大堰 さみだれ大堰舟通し 閘門