3月16日のお茶の水分水路…2
(『3月16日のお茶の水分水路…1』のつづき)
●ピントが合わないのは、光量不足で測距ができないからなのでは‥‥。と、「重要構造物近接地点」のプレートの一つ、「東京医科歯科大学」が近づいてきたのを幸い、懐中電灯(ちなみにこの日の照明は、バッテリー直結のクランプつきライト、電池の懐中電灯、ランタン各一)で照らしてみることに。
結果は‥‥、明るすぎて、失敗してしまいました。両手でしっかりカメラを保持し、落ち着いて撮れればよいのですが、何分狭水路とくれば舵から手を離すわけにいかず、難しいところであります。
●目標から光源をそらしてみると、上の「順天堂医院」のように、まあまあ見られる仕上がりに。
電灯を天井に向かせて、反射で薄ぼんやりと灯りをとった方が上手くゆくことが、ようやくわかったころには時すでに遅く、シールド区間も終わりに近づいて、発進縦坑が見えてきてしまいました。
●毎回、発進縦坑のカッコイイところを撮ろうとしつつも、失敗ばかりで悔しい思いをしていたため、ここぞとばかりにいきんで、バシャバシャ。上の写真は、その中でも比較的マシな一枚です。
それはさておき、帰宅してモニターで写真を見てから、ようやく気づかされて驚いたことが。赤矢印をつけた右端の、コレ!
●「可撓セグメント」
‥‥と、書いてあるのでしょうか? セグメントのエキスパンションジョイントの位置を、示したものなのでしょう。発進縦坑の構造との継ぎ目を、たわみを許した造りにしてあるのですね。
いや~しかし、何回も通っていて、どうして今まで気づかなかったんだろう? その上今回だって、モニターで見るまで、記憶からもすっぽり抜け落ちていたというあたり。まったく情けなくなります。発進縦坑に意識の大半を吸い取られて、ただでさえ散漫な注意力が、さらに薄められてしまうのかしら。
【撮影地点のMapion地図】
(26年3月16日撮影)
(『3月16日のお茶の水分水路…3』につづく)
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●ピントが合わないのは、光量不足で測距ができないからなのでは‥‥。と、「重要構造物近接地点」のプレートの一つ、「東京医科歯科大学」が近づいてきたのを幸い、懐中電灯(ちなみにこの日の照明は、バッテリー直結のクランプつきライト、電池の懐中電灯、ランタン各一)で照らしてみることに。
結果は‥‥、明るすぎて、失敗してしまいました。両手でしっかりカメラを保持し、落ち着いて撮れればよいのですが、何分狭水路とくれば舵から手を離すわけにいかず、難しいところであります。
●目標から光源をそらしてみると、上の「順天堂医院」のように、まあまあ見られる仕上がりに。
電灯を天井に向かせて、反射で薄ぼんやりと灯りをとった方が上手くゆくことが、ようやくわかったころには時すでに遅く、シールド区間も終わりに近づいて、発進縦坑が見えてきてしまいました。
●毎回、発進縦坑のカッコイイところを撮ろうとしつつも、失敗ばかりで悔しい思いをしていたため、ここぞとばかりにいきんで、バシャバシャ。上の写真は、その中でも比較的マシな一枚です。
それはさておき、帰宅してモニターで写真を見てから、ようやく気づかされて驚いたことが。赤矢印をつけた右端の、コレ!
●「可撓セグメント」
‥‥と、書いてあるのでしょうか? セグメントのエキスパンションジョイントの位置を、示したものなのでしょう。発進縦坑の構造との継ぎ目を、たわみを許した造りにしてあるのですね。
いや~しかし、何回も通っていて、どうして今まで気づかなかったんだろう? その上今回だって、モニターで見るまで、記憶からもすっぽり抜け落ちていたというあたり。まったく情けなくなります。発進縦坑に意識の大半を吸い取られて、ただでさえ散漫な注意力が、さらに薄められてしまうのかしら。
【撮影地点のMapion地図】
(26年3月16日撮影)
(『3月16日のお茶の水分水路…3』につづく)
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3月16日のお茶の水分水路…1
●3月16日、毎度おなじみの神田川であります。
まだ肌寒いとはいえ、春の兆しが感じられる上天気となれば、観光船に出会う頻度も上がろうというもの。神田ふれあい橋の下流で、さっそく縄定さんの赤いオープン艇と反航、お客さんと手を振り合って別れました。
●前後に接近艇がいないことを確認してから、用意しておいたクランプつきライトやランタン(『神田川分水路まつり…1』参照)を、漂泊しつつ手早くセット。久しぶりに、お茶の水分水路をくぐってみようというのです。
準備中に、下流側からいま一隻の観光船が遡上してきました。昌平橋下流に達したところで、観光船に向かって「右へ曲がります」と手ぶりで示した後、大きく手を振ってさよならし、さて、突入。
【撮影地点のMapion地図】
●昌平橋橋詰の急カーブを抜け、下流開鑿区間の直線部分に入り、まずはひと安心。お変わりないようで何よりです。
むう、ちょっとピントが甘いかも。カメラを新しくしてからお茶の水分水路に入るのは、これが初めてなので、少々勝手が違うのにはとまどいました。まあ、暗い中フルオートで片手撮りして、上手く撮れる方がおかしいのですが‥‥。
●見どころの一つ、下流開鑿区間から、一段下がったシールド区間の端面を眺められるここも、残念ながらボケブレのありさま。お見苦しくて恐縮です。左上に浮かんだ、白い小さな玉は何だろう?
怖いので深く考えないことにして、頭上低く迫る円天井を見上げながら、デッドスローでさらに前進。建造物の名前を書いた看板たちは、変わりなく貼りついているかしら。
(26年3月16日撮影)
(『3月16日のお茶の水分水路…2』につづく)
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水道橋分水路・お茶の水分水路のまとめ
●先日の分水路ツアーの折にいただいた資料をもとに、以前Googleマップ上に作った「神田川・お茶の水分水路略図」に追記し、題も「神田川・水道橋分水路・お茶の水分水路略図」と改めてみました。
以下、神田川の可航分水路2系統3区間についての、船頭なりのまとめということで、気になったところをかいつまんでご紹介できればと思います。過去の記事「分水路まつり覚え書き」、「お茶の水分水路覚え書き」と、あわせてご覧いただければ幸いです。
ホンモノのGoogleマップで神田川・水道橋分水路・お茶の水分水路略図を表示
【↓「続きを読む」をクリックしてご覧ください】
以下、神田川の可航分水路2系統3区間についての、船頭なりのまとめということで、気になったところをかいつまんでご紹介できればと思います。過去の記事「分水路まつり覚え書き」、「お茶の水分水路覚え書き」と、あわせてご覧いただければ幸いです。
ホンモノのGoogleマップで神田川・水道橋分水路・お茶の水分水路略図を表示
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