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有明南運河

11月13日のフネブネ

(『11月13日の有明南運河』のつづき)●11月13日に出会った、フネブネの姿をまとめます。上は10号地西岸壁、VAバースにもやう近海郵船のRoRo船、「しゅり」を正面間近から仰いだところ。逆光に浮かび上がる量感たっぷりの高い乾舷、非対称の船橋周りが印象的。15,816総tの迫力が堪能できる角度でした。●墨田川造船辰巳、艤装中の「たかつき」の進捗記録。8月11日、9月11日と見てきましたが、機銃座、電光掲示板も取り付けられ竣工...(2022/12/03 Sat 01:45)

11月13日の有明南運河

(『「もがみ」型護衛艦来航…5』のつづき)●新鋭護衛艦を眺めに防波堤の内側へ入ったついでと、現在は内水面となった有明南運河の風景も少し。一昨年9月に訪ねた折は曇り空でしたから、晴天下の景色を記録しておきたくなったのです。まずはターミナルの本屋を間近から仰いで。湾曲した屋根を、青空をバックに見上げるのはなかなか爽快な気分です。●水面に白亜の倒立像を映す、船の科学館本館も。平成23年9月に休館してから、早や11...(2022/11/29 Tue 20:59)

「もがみ」型護衛艦来航…5

(『「もがみ」型護衛艦来航…4』のつづき)●艦旗・国旗掲揚前ですから少し戻りますが、桟橋の東側からの少し引いた眺めを。光線、角度ともいい位置につくと、ちょうどボーディングブリッジにさえぎられてしまうのでした。まあ、それでも晴海埠頭では望むべくもなかった、桟橋側からの船影が拝めるのですから、これもまたよし。こちら側から見ると、排水や保安上の理由からでしょう、桟橋には結構な片勾配がつけられているのがわか...(2022/11/26 Sat 22:17)

水路をゆく・第二運河 令和2年10~12月のご案内

【ご案内】■「水路をゆく・第二運河」にようこそ!モーターボートなのになぜか艪(ろ)がついている、全長わずか21ft(約6m)の木っ端ブネに乗る道楽船頭は、川や運河をうろつくのが大好き。いにしえの水運全盛期に思いを馳せつつ、閘門・水門や橋、フネブネの姿を楽しみながら、各地の水辺や博物館、遊覧船を訪ね歩くブログです。東京とその近郊にある可航水路の、自艇航行による全線ご紹介を目指しています。■当ブログ掲載の本文...(2020/12/31 Thu 23:59)

曇り空のフネブネめぐり…7

(『有明南運河は健在なり』のつづき)●少し西へ移動し、「レース・フォー・ウォーター」が橋脚の間に見えたあたりで、ふたたびくぐって戻ることにしました。西へいくほど桁下高が低くなっているので、潮位の高い日など、すり抜けも楽しめそう‥‥などと、よこしまな気持ちも当然湧き上がってくるわけであります。●隅田川から月島川へ入りました。月島川水門の前に新しく架かった橋、桁下はもちろん扉体より高い位置にあるのですが、...(2020/10/07 Wed 00:09)

有明南運河は健在なり

(『曇り空のフネブネめぐり…6』のつづき)●大仰なタイトルをつけましたが、単に塞がれたと思っていた水面が意外と自由なのに気づいただけで、何をしたというわけではありません、ハイ。‥‥というわけで、東岸から運河上をターミナルへ伸びる道も、新しい橋には違いなし。ここは水路徘徊者として、くぐり初めとまいりましょう。●くぐりながら、桁裏を見上げて。コンクリートスラブや橋脚の生地もまだ白くきれいで、清々しさが頭上か...(2020/10/06 Tue 19:01)

曇り空のフネブネめぐり…6

(『曇り空のフネブネめぐり…5』のつづき)●海上保安部の桟橋のすぐ隣、水上バスの船着場だったここにもやっていた船が、また強烈でした。「レース・フォー・ウォーター」、海洋プラスチックゴミの問題を訴えながら、世界中を周航しているウェーブピアシング船型のカタマランで、まさに珍客といってよいものです。平成29年4月2日にフランスのロリアンを出港、約27000浬を300日余りかけて日本近海に至り、2月の石垣島をはじめに国内...(2020/10/04 Sun 00:04)

曇り空のフネブネめぐり…4

(『曇り空のフネブネめぐり…3』のつづき)●「KABA3」を追う形で、「拓洋」の右舷を仰ぎながら通過。いつもながら、高い乾舷が任務柄を思わせて頼もしい感じ。各所に生じた錆が、寧日ない仕事ぶりを思わせて頭が下がるというもの。人目につきやすいバースだけに、何とかしてあげたくなりますね。●第一航路に出てまず目を引かれたのが、去る9月10日にオープンしたばかりの国際クルーズターミナル。晴海のそれを代替する新客船埠頭で...(2020/10/01 Thu 00:11)

9月20日の水路風景…3

(『9月20日の水路風景…2』のつづき)●「宗谷」の船首をアップで。舷窓を塞いだ跡や、追加したバルジの整形部分など、舷側に見えるディテールが興味をそそる角度ですが、水線近くを中心に錆がひどく、何とも痛々しい状態。海保籍になってからの活躍はもとより、現存する戦前竣工の商船としても、貴重極まりない存在です。大切にしてゆきたいものですね。●有明南運河から第一航路を挟んだ対岸は、大井埠頭のコンテナターミナル。ち...(2015/09/29 Tue 19:08)

9月20日の水路風景…2

(『9月20日の水路風景…1』のつづき)●M艇長の操舵で、船影のない東雲運河を快走、港内へ向かいます。木遣り橋の向こうにのぞける水面はあくまで波静か、爽快の一事に尽きるプレーニング。●久しく、テプコ豊洲ビル(新豊洲変電所)が目立つばかりだった旧豊洲埠頭は、平成28年11月の竣工を目指して、今や豊洲新市場の建設工事がたけなわ。紅白のクレーンが林立する敷地には、水面から見ても圧倒されるようなスケールの建物が立ち...(2015/09/26 Sat 19:33)
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